クロスドメイン リダイレクトを伴う URL をアップグレードする

最終ページ URL とトラッキング テンプレートについて

最終ページ URL とは

最終ページ URL とは、ユーザーが広告をクリックした際に表示されるウェブページです。表示 URL と同じである必要はありませんが、ドメイン(例: “www.example.com” の “example.com” の部分)は一致している必要があります。

トラッキング テンプレートを活用した改良版 URL では、ランディング ページ URL は URL のトラッキング部分から独立しています。そのため、最終ページ URL にトラッキング情報を含める必要はありません。

トラッキング テンプレートとは

トラッキング テンプレートは URL のトラッキング情報を配置する場所です。たとえば、特定のキャンペーンまたは広告グループからのクリックをトラッキングできます。

トラッキング テンプレートでは、URL パラメータを使用して、トラッキング URL または最終ページ URL をカスタマイズします。

トラッキング情報の表示について

URL にクロスドメイン リダイレクトが含まれている場合、広告をクリックしたユーザーは、ランディング ページに到達する前または後に、異なるドメインのウェブサイトを経由して移動します。また、URL にはパラメータ(例: “source=google” や “ad={creative}”)が含まれている場合もあります。これらのパラメータは、ユーザーが広告をクリックしたときに、その広告に関する特定の詳細情報を URL に記録するために使用されます。

改良版 URL では、このトラッキング情報が [リンク先 URL] 列ではなく、新しい [トラッキング テンプレート] 列に表示されます。

ランディング ページ URL が「http://www.examplebusiness.com/buy」であるとします。

ここで、キャンペーン A からランディング ページ URL へのトラフィックをトラッキングしたい場合、トラッキング テンプレートでは、次のように記述します。

{lpurl}?source_campaign={_campaignA}

詳しくは、URL パラメータについてをご覧ください。

ユーザーに表示される URL

トラッキング テンプレートに URL が指定され、並行トラッキングがオンになっている場合、ユーザーが広告をクリックすると、トラッキング テンプレート URL がバックグラウンドで読み込まれている間に最終ページ URL が表示されます。

トラッキング テンプレートに URL が指定され、並行トラッキングがオフになっている場合は、ユーザーが広告をクリックすると、トラッキング テンプレート URL が表示されます。この URL は、中間トラッキング サーバーにリダイレクトしてから最終ページ URL にリダイレクトする場合もあります。

トラッキング テンプレートに URL が指定されていない場合にユーザーが広告をクリックすると、最終ページ URL が表示されます。

トラッキング テンプレート URL とすべてのリダイレクト URL は HTTPS である必要があります。また、リダイレクトもサーバー側である必要があります。Google がその後のリダイレクトを管理することはできませんが、最初のトラッキング呼び出しで HTTPS が使用されていない場合は、Google 広告では HTTPS が常に使用されます。

並行トラッキングは、検索キャンペーン、ショッピング キャンペーン、ディスプレイ キャンペーン、動画キャンペーンで必須です。ホテル キャンペーンの場合、並行トラッキングを使用するかどうかは任意です。一部のアカウントでは、アカウント設定に引き続き並行トラッキングの切り替えボタンが表示されることがありますが、このオプションはホテル キャンペーンでのみ利用できます。

注意: Google 広告エディタ 12.4 以降を使用してください。古いバージョンを使用すると、以前の URL と並行トラッキングへの変更内容の一部が削除される可能性があります。ご利用中の Google 広告エディタのバージョンを調べる方法をご確認ください

クロスドメイン リダイレクトとは何ですか?

クロスドメイン リダイレクトを設定すると、広告をクリックしたユーザーが、ランディング ページに到達する前、または後に、異なるドメインのウェブサイト(例: "www.example.com" の "example.com")を経由して移動するようになります。

リダイレクトはリンク先 URL 内またはウェブサイト内に設定できます。広告のクリックとランディング ページヘのアクセスでそれぞれ異なるドメインにアクセスすることから、「クロスドメインの」リダイレクトと呼ばれます。以下、いくつか例を紹介します。広告のクリックとランディング ページヘのアクセスでそれぞれ異なるドメインにアクセスすることから、「クロスドメインの」リダイレクトと呼ばれます。

例 1

表示 URL: example.com
ランディング ページ URL: https://example-redirect.com?url=https://example.com/somepage

実行される処理: この広告をクリックしたユーザーは、最初に https://example-redirect.com/ に移動してから https://example.com/somepage に到達します。

例 2

表示 URL: example.com
ランディング ページ URL: https://example-redirect.com/12345678

実行される処理: この広告をクリックしたユーザーは、最初に https://example-redirect.com/12345678 に移動してから https://example.com/somepage に到達します。このランディング ページは https://example-redirect.com/12345678 に格納されています。

例 3

表示 URL: example.co.uk
ランディング ページ URL: https://example.com

実行される処理: この広告をクリックしたユーザーは、最初に https://example.com に移動してから https://example.co.uk/somepage に到達します。ユーザーのリダイレクトは、ユーザーの居住国に基づいて example.com のサーバーが自動実行します。

例 4

表示 URL: example.com
ランディング ページ URL: https://www.example.com/yourpage

実行される処理: この広告をクリックしたユーザーは、最初に https://www.example.com/yourpage、次に https://example-redirect.com に移動してから https://www.example.com/yourotherpage に到達します。これらのリダイレクトはウェブサイトのコードが実行します。

Google の広告掲載のポリシーでは広告のランディング ページは表示 URL と同じドメインにすることが義務付けられています。改良版 URL 管理システムではクロスドメイン リダイレクトは [トラッキング テンプレート] 項目で設定する必要があり、[最終ページ URL] 項目に含めることは許可されていません。

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