ユーザーに基づくコンバージョン リフト測定のデータについて

この記事では、テストおよび「ユーザーに基づくコンバージョン リフト測定」レポートの指標について説明します。

リフト測定の仕組み

ユーザーに基づくコンバージョン リフト測定では、広告を見たテストグループのユーザーと、広告が表示されなかったコントロール グループのユーザーによるコンバージョンを測定することで、キャンペーンの因果的影響や増分効果を測定します。累積結果はテストの途中でも確認できますが、リフトに関する最も正確な結果を得るにはテストが完了するまでお待ちいただくことをおすすめします。


ユーザーに基づくコンバージョン リフト測定の指標とステータス

ユーザーに基づくコンバージョン リフト測定のデータを確認する手順は次のとおりです。

  1. Google 広告の管理画面で目標アイコン 目標アイコン をクリックします。
  2. セクション メニューで [アセット] プルダウンをクリックします。
  3. [リフト測定] をクリックします。
  4. ここでは、最適化対象のすべてのコンバージョンの増分と相対リフトが表形式で表示されます。また、キャンペーンのインプレッション数、費用、ブランド効果測定、検索数の増加などの指標も確認できます。
  5. テストの名前をクリックすると、詳細なテスト結果が表示されます。

指標

コンバージョンの指標

コンバージョン数の増分

コンバージョン数の増分 = テストグループのコンバージョン数 - コントロール グループのコンバージョン数

「コンバージョン数の増分」指標(「絶対リフト」とも呼ばれます)は、調査期間における、広告キャンペーンによって発生したコンバージョン数の増分を示します。つまり、キャンペーンがなければ発生しなかったコンバージョンを表す指標であり、テストグループとコントロール グループのコンバージョン数の差を算出した数値です。

コンバージョン数の増分と貢献度の割り当てられたコンバージョンについて

コンバージョン リフト測定におけるコンバージョン数の増分と、Google 広告のレポートに標準で表示される貢献度の割り当てられたコンバージョンとの違いを理解することが重要です。

  • 貢献度の割り当てられたコンバージョン(標準の指標): Google 広告キャンペーン内でレポートされるコンバージョンです。コンバージョン アクションごとに設定されたコンバージョン トラッキングとアトリビューション ルールに基づいてカウントされます。たとえば、クリックまたはビューに基づくアトリビューション期間(7 日間のクリックスルー コンバージョンの計測期間など)を設定できます。
  • コンバージョン数の増分(コンバージョン リフト測定の指標): 「インクリメンタリティ」とも呼ばれ、コンバージョン リフト測定において広告の真の因果的影響を測定します。これにより、広告を見たことが契機となった(広告なしでは発生しなかった)コンバージョン数を把握できます。標準レポートでの測定とは異なり、コンバージョン リフト測定では標準のコンバージョン トラッキングの設定とアトリビューション ルールを考慮しません。代わりに、テストグループ(広告を見たユーザー)とコントロール グループ(広告を見ていないユーザー)の各々のコンバージョン総数の差を、調査期間全体にわたって測定します。

標準レポートでは、事前に定義した設定に基づいてコンバージョンの貢献度が割り当てられますが、コンバージョン リフト測定では、広告の表示によって直接もたらされた新規のコンバージョンが個別にカウントされます。

アクション単価の増分

アクション単価の増分 = 広告費の総額 / コンバージョン数の増分

アクション単価の増分(iCPA)の指標は、広告が契機となって発生したコンバージョン 1 件あたりの費用を示します。たとえば、10,000 ドルを投入したキャンペーンについて、このキャンペーンによって 800 件のコンバージョン数の増分が発生したことがコンバージョン リフト測定でわかった場合、iCPA は 10,000 ドル ÷ 800 = 12.50 ドルとなります。

相対リフト

相対リフト = コンバージョン数の増分 ÷ コントロール グループのコンバージョン数

相対リフトは、テストグループとコントロール グループの間のコンバージョンの増分の比率を表します。コンバージョン数の増分をコントロール グループのコンバージョン総数で割って算出されるため、理論的には -1 から無限大の間の数値になります。たとえば、コンバージョン数の 90% が増分の場合、コントロール グループのコンバージョン 10 件ごとにコンバージョン数の増分 90 件が発生したことになり、相対リフトは 90 ÷ 10 = 900% となります。コントロール グループでのコンバージョン アクティビティが少ないブランドでは、相対リフトの値が非常に大きくなる可能性があります。

: 相対コンバージョン リフトは、異なる調査間で比較を行うと、正確に解釈されない可能性があります。たとえば、コントロール グループのコンバージョン数が少ない調査では、相対リフトが比較的大きくなります。これは、コントロール グループのコンバージョン数が多い調査よりも、各コンバージョン数の増分の影響が大きくなるためです。

コンバージョン値の指標

コンバージョン値の増分

コンバージョン値の増分 = テストグループのコンバージョン値 - コントロール グループのコンバージョン値

コンバージョン値の増分は、調査期間中にキャンペーンが契機となって発生したテストグループのコンバージョン値から、コントロール グループのコンバージョン値を差し引いた値(現地通貨)です。

: コンバージョン値は大きく変動する場合があります。たとえば、あるユーザーが、所属している会社のイベント用に大量の商品を一括購入した場合、コンバージョン値は普段の消費者行動の場合よりも高くなります。こうしたケースではコンバージョン値がコンバージョン数よりも変動しやすくなるため、同じコンバージョン数の増分に対してコンバージョン値の増分が通常よりも大きくなります。そのため、コンバージョン リフト測定における信頼区間が広くなる可能性があります。

広告費用対効果の増分(ROAS の増分)

広告費用対効果の増分 = コンバージョン値の増分 ÷ 広告費の総額

ROAS の増分は、広告費 1 ドルあたりで得られた収益の増分を示します。キャンペーンがなければ獲得できなかった収益に焦点を当てた指標です。たとえば、キャンペーンによってテストグループで 20,000 ドル、コントロール グループで 10,000 ドルの収益が発生した場合、収益の増分は 10,000 ドルになります。このとき広告費が 5,000 ドルだった場合、ROAS の増分は 10,000 ドル / 5,000 ドル = 2、つまり 200% になります。

広告費用対効果の増分(iROAS)と広告費用対効果(ROAS)の違いは何ですか?

iROAS: iROAS は、コンバージョン リフト測定でテストグループのコンバージョン値からコントロール グループのコンバージョン値を差し引き、その数値を広告費で割って算出する数値です。

ROAS: ROAS は、貢献度の割り当てられたコンバージョン値の合計を費用総額で割った数値です。

信用区間と信頼区間

これらの指標は、コンバージョン リフト測定の結果が収まると推定される範囲を表します。詳しくは、コンバージョン リフト測定の結果についてをご覧ください。

: Google 広告では、ブラウザの制限やデバイスをまたぐユーザー行動などが原因で広告インタラクションに直接結びつけることのできないコンバージョンに対して、モデリングが使用されます。コンバージョン リフト測定の指標でキャンペーンのパフォーマンスを正確に測定できるよう、クロスデバイス コンバージョンをキャプチャするための手順を必ず実施してください。特定のテストへの影響について詳しくは、アカウント マネージャーにお問い合わせください。

ステータス

詳しくは、コンバージョン リフト測定の結果を解釈し、活用する方法をご覧ください。


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