Google 広告のアプリ広告ユニットのリアルタイム ビッダーへの移行について(詳細情報)

2023 年 9 月 7 日

2023 年 11 月 1 日更新: Google 広告は、複数呼び出しのウォーターフォールのサポート終了に向けた取り組みの一環として、今後数週間以内に混合型メディエーション チェーンでの複数呼び出しのリクエストからの移行を開始します。この移行は、早ければ 2024 年 1 月に完了する予定です。

Google 広告は今年 5 月に、アプリについてはリアルタイム ビッダー オークションに主軸を移行する予定であると発表しました。一般的にリアルタイム ビッダーは、広告主様の費用対効果を改善して広告投資を増やす誘因となり、ひいてはパブリッシャー様の収益機会を増やし、広告エコシステム全体を健全にする効果があります。

リアルタイム ビッダーは費用対効果を高め、収益機会を広げますが、ウォーターフォール メディエーションの設定が複雑なパブリッシャー様にとっては、この移行に伴って変更が必要になります。

リアルタイム ビッダーへの移行をできるだけ円滑にするため、Google 広告は 10 月 31 日以降も一時的に、サポート パートナーのプラットフォームにおいて混合型ウォーターフォール内の複数呼び出しに応答します。混合型ウォーターフォールは、入札可能広告ユニットを既存のメディエーション ウォーターフォールに追加することで設定してください。

これにより、ウォーターフォール メディエーションでの複数呼び出しへの応答終了に向けて、パブリッシャー様は徐々に設定を移行することができます。

Google 広告は今後数週間のうちに、入札可能広告ユニットを含まないウォーターフォールにおいて、複数呼び出しリクエストでの費用削減を始めます。そして 10 月 31 日をもって、入札可能広告ユニットを含まないウォーターフォールにおいて、複数呼び出しリクエストでの広告枠の購入を停止します。Google 広告デマンドを 1 回だけ呼び出すメディエーション ウォーターフォールでは、引き続き広告枠の購入が可能です。しかし、ビッダーでは 1 回の呼び出しに比べて、パブリッシャー様が Google 広告デマンドにアクセスしやすくなり、広告主様もメディア購入における費用対効果と競合力が向上します。

つきましては、パブリッシャー様のすべてのメディエーション ウォーターフォールについて、混合型の設定の導入をおすすめします。入札可能広告ユニットを既存のメディエーション ウォーターフォールに追加したパブリッシャー様は、10 月 31 日に特別なご対応は不要です。10 月 31 日以降、Google 広告は混合型ウォーターフォール リクエストへの応答を段階的に停止してリアルタイム ビッダーに移行し、2024 年初頭までに移行を完了する予定です。

Posted by Carlos Façanha - アプリ広告担当プロダクト マネジメント ディレクター


 

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