オーディエンス分析

オーディエンス分析で、お客様の広告を見てコンバージョンに至ったユーザー グループの特徴、興味 / 関心、行動を確認して、顧客像を把握しましょう。

最適化されたターゲティングや自動入札などの Google AI 機能を使用している場合、オーディエンス分析には、ターゲットに設定されている Google オーディエンス セグメントのうち、高い成果を上げている上位のセグメントが表示されます。それに加え、コンバージョンに至ったさまざまなオーディエンス セグメント、各セグメントがコンバージョンに占める割合、ターゲット母集団のコンバージョン率に対する各セグメントのコンバージョン率の比率も確認できます。

: 現在、オーディエンス分析は以下のキャンペーン タイプでご利用いただけます。
  • アセット オーディエンス分析: 検索、P-MAX、デマンド ジェネレーション、動画
  • ペルソナに関するオーディエンス分析: 検索、ショッピング、P-MAX、デマンド ジェネレーション、動画アクション キャンペーン(VAC)、ディスプレイ

学習する内容

この記事では、オーディエンス分析の仕組みについて説明します。

オーディエンス分析を使用する理由

オーディエンス分析を活用すると、次のことができます。

  • 顧客について把握し、Google AI の成果を理解する: 広告を見たユーザー グループの中でも、特に Google AI によって高い成果が得られると判断されたユーザー グループの特徴を理解できます。これらの分析情報に基づいて、オーディエンスをさらに絞り込むことができます。
  • クリエイティブを改善する: ユーザーを最も引き付けているアセットとメッセージを確認できるため、それに合わせてクリエイティブを調整できます。
  • 成果が向上する: ターゲット市場とユーザーを最も引き付けているクリエイティブをより詳細に把握することで、ターゲティング、クリエイティブ、キャンペーンの全体的なパフォーマンスを最適化できます。

オーディエンス分析の使用方法

1. オーディエンス分析の概要を表示する

[分析情報] ページに移動し、[オーディエンス分析] カードまでスクロールします。キャンペーンで最もコンバージョンを獲得しているオーディエンス、インデックス値が最も高いオーディエンス、各セグメントがコンバージョンを占める割合を簡単に確認できます。

Google 広告の分析情報ページをスクロールするアニメーション GIF

2. 上位のオーディエンスに関する詳細情報を取得する

オーディエンス分析カードの下の表を展開すると、ペルソナ オーディエンス分析情報を確認できます。この表では、上位のオーディエンスについてさらに詳しく掘り下げ、キャンペーンでコンバージョンに至っているさまざまなセグメントについて具体的な情報を確認できます。

Google 広告内のペルソナ分析情報の管理画面を示すスクリーンショット。

表内のさまざまなデータポイントにカーソルを合わせると、状況に応じたガイダンスと有益な情報を確認できます。そうすることで、キャンペーンでコンバージョンに至っているオーディエンスとコンバージョンを達成する可能性の高いオーディエンスをより正確に把握できるようになるため、ターゲティングの精度をさらに高めることができます。

ペルソナに関するオーディエンス分析の列

  • オーディエンス セグメント: オーディエンス セグメントの名前。
  • タイプ: オーディエンスが属する Google オーディエンス セグメント(購買意向の強いオーディエンス、アフィニティ カテゴリ、詳しいユーザー属性、ライフイベントなど)。
  • コンバージョン数のシェア: キャンペーンのオーディエンス セグメントから発生したコンバージョンの割合。
  • インデックス: 残りのターゲット母集団のコンバージョン率に対する各セグメントのコンバージョン率の比率。インデックスの値が大きいと、指定したオーディエンス セグメントがお客様にとってより独自性が高いことを意味します。

アカウント単位のオーディエンス セグメントの詳細

アカウント単位では、右側のスライダー パネルでオーディエンス セグメントの詳細を確認できます。

  • 顧客リスト: リスト名、タイプ、メタデータを示すオーディエンス セグメントの概要(オーディエンス マネージャーと同様)。
  • キャンペーン全体のパフォーマンス: 分析情報、キャンペーンのステータス、タイプ、入札戦略、よく使われるシグナル、指標のシェアと同じセグメントを持つキャンペーンを表示する、キャンペーン単位のデータ表。

3. アセットに関心を示しているオーディエンス セグメントを見極める

アセットベースのキャンペーン(P-MAX、デマンド ジェネレーション、検索、動画)を配信している場合は、アセットに最も高い関心を示しているオーディエンス セグメントを示すアセット オーディエンス分析が表示されることがあります。こうした分析情報を使用すると、同じように潜在ユーザーの関心を引くアセットを増やすことができます。

Google 広告内で利用可能なアセット オーディエンス分析を示している UI の簡易スクリーンショット。

特定のアセットに関するこれらの分析情報を利用できる場合は、以下の詳細が表示されます。

  • オーディエンス セグメント: アセットに最も高い関心を示すユーザー グループ(各セグメントの定義方法を含む)。
  • アフィニティ インデックス: アセットに対する特定のオーディエンス セグメントの関心度(全ユーザーに対する相対値)。
  • 行動を促すフレーズ: オーディエンスの関心を引く新しいアセットの追加に関するガイダンス。ここをクリックすると、アセット ライブラリが表示されます。

4. 最適化案を適用する

提案された関連性の高い最適化案を適用して、さらに成果を上げることができます。

Google 広告の最適化案ページの UI を示すスクリーンショット。

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