アセットのアップグレードについて

画像アセットと住所アセットのアップグレードは、2023 年後半に完了する予定です。2023 年後半には、価格、アプリ、地域グループのアップグレード版アセットの一括アップロードにも対応する予定です。

今後の新機能に対応し、アセットの作成と管理を容易にするため、アセットをアップグレードいたします。このアップグレードには、アセットを一時停止できる新機能が含まれます。今回の変更が広告やアセットのパフォーマンスに影響することはありません。

この記事では、今回のアップグレード期間中に見られるであろう変化について説明します。また、Google Ads API または Google 広告エディタでもアセットを運用している場合に、管理画面でアップグレード版と従来版のレポートを切り替える方法も説明します。

アセットの今回のアップグレードに伴って、次の機能はサポート終了となりました。

• すべてのアセットのモバイル優先のデバイス設定
• 電話番号アセットの開始日と終了日
• アプリアセットの広告のスケジュール
• 価格アセットと構造化スニペット アセットの開始 / 終了時間と広告のスケジュール

注: アップグレード版のアセットと、同じタイプの従来版のアセットが同じ顧客、キャンペーン、広告グループに適用されている場合、自動移行プロセスでは、以前のアセットは自動的に削除され、アップグレード後の既存のアセットは保持されます。

表の表示

データの移行が完了すると、アセットのページに従来版のデータは表示されなくなります。ただし、「レポート」機能で参照することは可能です。

アップグレード版のアセットと従来版のアセット

移行期間中に、Google Ads API または Google 広告エディタでアップグレード版のアセットを作成した場合、従来版とアップグレード版のアセットがそれぞれ個別のビューで表示されることがあります。

• 画像アセットと住所アセットに関しては、従来版のアセットの過去の統計情報を 2024 年 6 月まで [レポート] ページで確認できます。
• アップグレード版のアセットのレポートは、引き続きアセットの表ビューで確認できます。アップグレード版のアセットへの切り替えが完了すると、従来版のアセットのデータは表ビューで参照できなくなります。

移行中に従来版のデータにアクセスする

従来版とアップグレード版の両方のアセットがアカウントに含まれる場合、それぞれ個別のビューでアセットの表のデータを参照できます。表示するデータの種類（従来版またはアップグレード版）は、個々のアセットごとに次の手順で切り替えられます。

1. [キャンペーン] メニュー の [アセット] に移動します。
2. [関連付け] タブが開き、表の中にすべてのアセットが表示されます。
3. アセットの種類に適した概要カードのヘッダーを選択します。

[関連付け] タブでは、従来版とアップグレード版の両方のアセットのレポートも確認できます。

1. [キャンペーン] メニュー の [アセット] に移動します。
2. [関連付け] タブが開き、表の中にすべてのアセットが表示されます。
3. アセットの種類に適した概要カードのヘッダーを選択します。アセットを一時停止する方法

移行後に従来版のデータにアクセスする

移行が完了すると、従来版のアセットの過去のデータを確認できるのは [レポート] ページのみになります。

1. [キャンペーン] メニュー の [レポート エディタ] に移動します。
2. [事前定義レポート（詳細分析）] ヘッダーの下にある [すべて表示] を選択します。
   • 移行後のデータを確認するには、[アセット] を選択します。
   • 過去の統計情報を確認するには、[アセット（従来版）] を選択します。

アセットを一時停止する方法

1. [キャンペーン] メニュー の [アセット] に移動します。
2. [関連付け] タブが開き、表の中にすべてのアセットが表示されます。
3. フィルタ アイコン の横にある [フィルタを追加] を選択し、フィルタとして [アセットのステータス: 削除済みを除くすべて] を選びます。
4. 一時停止するアセットを選ぶため、その横のチェックボックスをオンにします。
5. [編集] を選択し、 [一時停止] を選びます。
   • 指定したアセットの横に一時停止マーク が表示され、ページの下部に「アセットを一時停止しています」というメッセージが表示されます。

注: 複数のアセットをまとめて一時停止できます。

URL で ValueTrack パラメータを使用して、アップグレード版のアセットをトラッキングする

すべての ValueTrack パラメータは、アップグレード版のアセットの URL で使用される場合は引き続き機能しますが、{feeditemid} は機能しなくなります。最終ページ URL、トラッキング テンプレート、またはカスタム パラメータをアップグレード版のアセットにリンクする場合は、代わりに、{extensionid} を使用してください。{feeditemid} パラメータは、従来のアセットがアップグレード版のアセットに移行されると、値を返さなくなります。

この移行プロセスで {feeditemid} が {extensionid} に自動的に変わることはありません。そのため、{feeditemid} パラメータを使っている URL をすべて更新し、必ず {extensionid} パラメータも含めるようにしてください。これにより、どちらのタイプのアセットに対するクリックも確実にトラッキングできるようになります。ただし、クリックの発生時にデータが入力されるのは、いずれか 1 つのフィールドのみになります。

関連リンク

• アセットベースの広告表示オプションの移行
• アセットベースの拡張機能: 対応状況の更新と新しい ValueTrack パラメータ
• Google 広告エディタ バージョン 1.6