Fitbit アプリの健康指標で、自分の体の状態をよりしっかりと把握できます。
健康指標について
この機能は、Fitbit デバイスで検出された主な指標を記録します。これにより、傾向を把握して、時間の経過とともにどのような変化が生じたかを評価できます。Fitbit アプリの [健康指標] タイルには、次のような指標が表示されます。
- 呼吸数
- 心拍変動(HRV)
- 皮膚温
- 酸素飽和度
- 安静時の心拍数(RHR)
Fitbit アプリの [健康指標] タイルは、対応しているデバイスでご利用いただけます。健康指標のデータが表示されない場合は、お使いのデバイスが対応していない可能性があります。
呼吸数 | 心拍変動(HRV) | 皮膚温の変動 | 血中酸素ウェルネス | 安静時の心拍数(RHR) | |
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Alta HR | |||||
Blaze | |||||
Charge 2 | |||||
Charge 3 | |||||
Charge 4 | |||||
Charge 5 | |||||
Charge 6 | |||||
Google Pixel Watch | |||||
Google Pixel Watch 2 | |||||
Google Pixel Watch 3 | |||||
Inspire 2 | |||||
Inspire 3 | |||||
Inspire HR | |||||
Luxe | |||||
Sense シリーズ | |||||
Versa シリーズ |
健康指標の確認
夜間の睡眠時を含め、少なくとも丸 1 日はデバイスを装着している必要があります(注: 皮膚温については夜間のデータ 3 日分が必要です)。起床してからデータをチェックしてください。
- 起床したら Fitbit アプリを開いて、[今日] タブ の [健康指標] タイルをタップします。
- 健康指標のデータを確認します。または、[傾向] タブをタップすると、時系列データのグラフが表示されます。
- 各指標の詳細については、グラフの上部にある [詳細] をタップします。
指標 | 意味 |
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呼吸数(BR) |
この指標は、1 分間に行う呼吸の回数を表します。人間の体は、酸素を十分に取り込むために常に呼吸数を調節しています。通常、呼吸数は 1 分間に 12~20 回程度です。 睡眠中の平均呼吸数を記録することで、全体的な健康状態を評価することができます。夜間の睡眠中の平均呼吸数は、通常であれば日によって大きく変動することはありません。 呼吸数に影響を与える要因としては、睡眠、標高、健康状態、薬、アルコールなどが挙げられます。 詳しくは、Fitbit アプリで呼吸数を記録するにはどうすればよいですか?をご覧ください。 |
心拍変動(HRV) |
心拍変動(HRV)とは、心拍間隔の変動で、自律神経系(ANS)に左右されます。心拍変動(HRV)の計算は、心拍数データを基に RMSSD を使用して行います。 HRV は人によって異なります。年齢、性別、睡眠、ホルモン、概日リズム、その他の要因(カフェインやアルコールの摂取、運動、ストレスなど)が HRV に影響を与えることがあります。 研究によると、HRV が高いほど健康状態が良好であることが示されています。HRV の著しい低下は、体がストレスや緊張を感じているか、病気の兆候である可能性があります。 詳しくは、Fitbit デバイスで心拍数を記録するにはどうすればいいですか?をご覧ください。 |
皮膚温 |
この指標は、睡眠中に手首で測った皮膚温の変化を表します。 一般的な体温計で測られるのは、深部体温と呼ばれる体の内部の温度です。皮膚温とは、皮膚の表面温度のことで、就寝中および夜ごとに変化します。 皮膚温が毎晩変動する要因には、室温の変化、寝具、概日リズム、月経周期、発熱の可能性などがあります。 注: 周囲温度の著しい変化は、皮膚温トラッキングに悪影響を及ぼすことがあります。 詳しくは、Fitbit は体温を記録するのにどのように役立ちますか?をご覧ください。 |
酸素飽和度(血中酸素ウェルネス) |
この指標は、血液中の酸素量の推定値を表します。夜間の血中酸素ウェルネスは、呼吸数が睡眠中は通常少なくなるため、日中の血中酸素ウェルネスよりも低いのが普通です(一般的には 90% 超)。 血中酸素ウェルネスを記録すると、睡眠中の酸素飽和度の傾向を把握しやすくなります。血中酸素濃度は、運動中や睡眠中でも比較的一定に保たれる傾向があります。 注: 血中酸素ウェルネスのデータを収集するには、血中酸素ウェルネスの文字盤(Sense、Versa、Versa ライトエディション、Versa 2、Versa 3 で利用可能)、または血中酸素ウェルネス アプリ(Charge 4、Charge 5、Charge 6、Luxe、Sense、Sense 2、Versa 3、Versa 4 で利用可能)をインストールします。 詳しくは、Fitbit デバイスで酸素飽和度(血中酸素ウェルネス)を記録するにはどうすればよいですか?をご覧ください。 |
安静時の心拍数(RHR) |
この指標は、動かずに安静にしているときに 1 分間で心臓が拍動する回数を表します。 安静時の心拍数は年齢とフィットネス レベルによって変わります(60~100 bpm)。また、この数値はフィットネス レベルと心血管の健康状態も表します。活動的な人は安静時の心拍数が低くなる傾向にあります。 安静時の心拍数に影響を与える可能性のある因子はいくつかあります。ストレス、アルコールやカフェインの摂取、発熱は通常、安静時の心拍数を上昇させる一方で、運動や瞑想は安静時の心拍数を低下させます。 注: 気温や特定の薬が、心拍数に影響を与えることもあります。 詳しくは、Fitbit デバイスで心拍数を記録するには、どうすればいいですか?を参照してください。 |
健康指標に関するトラブルシューティング
健康指標データがまったく表示されない場合
- お住まいの地域で健康指標が利用可能かどうかを確認します。健康指標についてのページをご覧ください。
- [健康指標] タイルが非表示になっていないか確認します。Fitbit アプリの [今日] タブ で、右上の鉛筆アイコンをタップします。[健康] で、[健康指標] がオンになっていることを確認します。
- Fitbit デバイスが最近同期されたかどうかを確認します。トラブルシューティングのヒントについては、なぜ Fitbit デバイスが同期しないのですか?をご覧ください。
一部の健康指標データのみが表示されない場合
- 夜間の睡眠時を含め、少なくとも丸 1 日はデバイスを装着している必要があります。朝起きてから、データをチェックしてください。注: 皮膚温については夜間のデータ 3 日分が必要です。
- デバイスの裏面が皮膚に接触していることを確認します。バンドはきつすぎない程度にぴったりとフィットさせます。不快感がある場合はバンドを緩めてください。不快感が続くようであれば、デバイスを外して手首を休ませます。
- 指標については多くの場合、質の高い睡眠が少なくとも 3 時間必要であるため、睡眠中にたくさん動いたり、睡眠セッションが短すぎたりすると、数値が出ないことがあります。
- 現在表示されない指標が、お使いの Fitbit デバイスで記録されるものかどうかを確認します。前のセクションで、各デバイスで記録される指標のリストをご覧ください。
- 血中酸素ウェルネスを追跡するには、血中酸素ウェルネスの文字盤(Sense、Versa、Versa ライトエディション、Versa 2、Versa 3 で利用可能)、または血中酸素ウェルネス アプリ(Charge 4、Charge 5、Charge 6、Inspire 3、Luxe、Sense、Sense 2、Versa 3、Versa 4 で利用可能)がインストールされていることを確認します。詳しくは、Fitbit デバイスで酸素飽和度(血中酸素ウェルネス)を記録するにはどうすればよいですか?をご覧ください。