Google ドライブに保存しているファイルやフォルダは他のユーザーと共有できます。
この記事では、以下の方法について説明します。
共有権限について重要: 以下のロールは、マイドライブ内のファイルに適用されます。
アクセス許可のレベル |
閲覧の可否 |
コメントの可否 |
編集の可否 |
ダウンロードの可否 |
共有の可否 |
権限変更の可否 |
閲覧者 |
○ |
× |
× |
はい、デフォルトで有効です。オーナーは管理できます。 |
× |
× |
閲覧者(コメント可) |
○ |
○ |
× |
はい、デフォルトで有効です。オーナーは管理できます。 |
× |
× |
編集者 |
○ |
○ |
○ |
○ |
はい。ただし、編集者はオーナーを変更できません。 |
いいえ。オーナーが明示的に許可しない限り、できません。 |
オーナー |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
ファイルを他のユーザーと共有する際のヒント:
- 閲覧者とコメント可の閲覧者がファイルをダウンロード、印刷、コピーできるようにするには、以下の手順に沿って行ってください。
- オーナーはデバイスの詳細設定にアクセスする必要があります。
- 共有アイコン 設定アイコン をクリックします。
- 編集者が権限を変更してファイルを共有できるようにするには、以下の手順に沿って行ってください。
- オーナーはデバイスの詳細設定にアクセスする必要があります。
- 共有アイコン 設定アイコン をクリックします。
- 編集者はオーナーの権限を変更できません。
- 共有ドライブと権限については、以下をご覧ください。
共有の基本
単一のファイルを共有する- Android 搭載のスマートフォンまたはタブレットから複数のファイルを共有するには、フォルダにファイルを追加してフォルダ全体を共有します。
- パソコンで drive.google.com から複数のファイルを共有することもできます。
- 詳しくは、フォームを公開して回答者と共有する方法をご覧ください。
- 詳しくは、共同編集者とフォームを共有する方法をご覧ください。
特定のオーディエンスと共有する
重要:
- Google ドキュメント、スプレッドシート、スライド、動画のファイルは、一度に最大 100 個の開いた状態のタブまたはデバイスで同時に編集できます。ただし、同じファイルを開いているタブやデバイスの数が 100 を超えると、オーナーと編集権限のある一部のユーザーしか編集できなくなります。
- 1 つのファイルを最大 600 個の個別のメールアドレスと共有できます。
- Android デバイスで Google ドライブ アプリを開きます。
- 共有するファイルを選択 共有アイコン をタップします。
- 共有相手のメールアドレスまたは Google グループを入力します。
- ファイルの共有相手の権限として、次のいずれかを指定します。1 つ選択してください:
- 閲覧者
- 閲覧者(コメント可)
- 編集者
- 対象となる仕事用アカウントまたは学校用アカウントを使用している場合は、ユーザーのロールを追加して有効期限を追加します。
- ファイルを共有すると、各メールアドレスにメールが届きます。
- (省略可)通知メールにメッセージを追加します。
- 共有相手に通知しない場合は、[通知を送信する] の横にあるチェックボックスをオフにします。
- 送信アイコン をタップします。
詳しくは、共有相手の権限(閲覧、コメント、編集)についての記事をご覧ください。
ヒント: マイドライブから共有するアイテムの権限を更新するときに、共有相手がそのアイテムを含むフォルダに対する権限を持っていない場合は、次のいずれかを選択できます。
- そのアイテムを含むフォルダの権限を更新する
- アイテム自体の権限のみを更新する
ほとんどのユーザーは、共有やフォルダの管理を容易にするために、そのアイテムが含まれるフォルダの権限を更新しています。
Chat スペースと共有する
Google Chat でチャット メッセージまたはスペースを使用して、ファイルまたはファイルへのリンクを共有できます。詳しくは、Google Chat でドライブのファイルを送信、管理するをご覧ください。
Google Chat でファイルを Chat スペースと共有するには:
- Android デバイスで Google Chat アプリ を開きます。
- 画面下部のスペース アイコン をタップします。
- ファイルの共有先にする Chat スペースを開きます。
- 左下の操作メニュー アイコン 、ドライブ アイコン をタップします。
- Chat スペースと共有するファイルを選択します。
- [選択] をタップします。
- 送信アイコン をタップします。
ドライブアプリでリンクからファイルを共有するには:
- モバイル デバイスでドライブアプリを開きます。
- Chat スペースと共有するファイルを選択します。
- 右側の、その他アイコン をタップします。
- [リンクをコピー] をタップします。
- Google Chat アプリ を開きます。
- 画面下部のスペース アイコン をタップします。
- ファイルの共有先にする Chat スペースを選択します。
- コピーしたリンクをメッセージ欄に貼り付けます。
- 送信アイコン をタップします。
ヒント:
- Chat スペースにドライブのファイルを共有すると、アクセス権を付与するよう求めるメッセージが表示されます。
- その Chat スペースへのアクセス権を付与すると、今後そのスペースに参加するユーザーも、そのスペース内の共有ファイルにアクセスできるようになります。
- Chat スペースから退出したユーザーは、以下の共有アクセス権がない場合、その Chat スペース内のドライブ ファイルにアクセスできなくなります。
- 個人としての共有アクセス権
- 別のグループのメンバーとしての共有アクセス権
- ドライブのファイルへのアクセス権を付与するには、共有するファイルの編集権限が必要です。
ファイルに誰でもアクセスできるようにするか、アクセス権のあるユーザーのみに制限するかを決定できます。リンクを知っている全員にアクセスを許可した場合は、誰でもファイルを開くことができます。
- 編集するファイルを開きます。
- [アクセスを管理] をタップします。
- [一般的なアクセス] で [変更] をタップします。
- ファイルへのアクセスを許可するユーザーを選択します。
- ヒント: 職場または学校の Google アカウントを使用している場合は、ファイルやフォルダをご自分の部署などの特定の対象に限定して共有できます。
- ファイルに対する共有相手のロールを指定するには、オプションを選択します。
- 詳しくは、共有相手の権限(閲覧、コメント、編集)についての記事をご覧ください。
- 共有相手が検索結果でファイルを見つけられるようにするかどうかを指定します。
- [戻る] をタップします。
- 共有するファイルを選択します。
- [共有] または共有アイコン をタップします。
- [一般的なアクセス] で [変更] をタップします。
- [リンクを知っている全員] を選択します。
- ファイルに対する共有相手のロールを指定するには、オプションを選択します。
- 詳しくは、共有相手の権限(閲覧、コメント、編集)についての記事をご覧ください。
- [リンクをコピー] をタップします。
- [戻る] をタップします。
- メールなどの共有する場所にリンクを貼り付けます。
ファイル上では、Google アカウントにログインしていないユーザーは匿名の動物アイコンとして表示されます。詳しくは、匿名の動物アイコンについての記事をご覧ください。
高度な共有オプションについて
有効期限を追加するGoogle Vids では、動画を MP4 として Google ドライブに保存し、Google ドライブから共有できます。動画を MP4 として共有するには:
- パソコンで Google Vids にアクセスします。
- 共有するファイルを開きます。
- 共有アイコン をクリックします。
- [共有] の横にある [クイック共有操作] [ドライブにエクスポート] をクリックします。
Google Vids の対応状況をご確認ください。
一般公開と共同編集について
ファイルへの一般的なアクセスを許可するファイルに誰でもアクセスできるようにするか、アクセス権のあるユーザーのみに制限するかを選択します。リンクを知っている全員にアクセスを許可した場合、フォルダにアクセスできるユーザーは制限されません。
- 共有するファイルを選択します。
- [共有] または共有アイコン をクリックします。
- [一般的なアクセス] で下矢印アイコン をクリックします。
- ファイルへのアクセスを許可するユーザーを選択します。
- ファイルに対する共有相手のロールを指定するには、[閲覧者]、[閲覧者(コメント可)]、[編集者] のいずれかを選択します。
- 詳しくは、共有相手の権限(閲覧、コメント、編集)についての記事をご覧ください。
- [完了] をクリックします。
- 共有するファイルを選択します。
- [共有] または共有アイコン をクリックします。
- [一般的なアクセス] で下矢印アイコン をクリックします。
- [リンクを知っている全員] を選択します。
- 共有相手のロールを指定するには、[閲覧者]、[閲覧者(コメント可)]、[編集者] のいずれかを選択します。
- [リンクをコピー] をクリックします。
- [完了] をクリックします。
- メールなどの共有する場所にリンクを貼り付けます。
ファイル上では、Google アカウントにログインしていないユーザーは匿名の動物アイコンとして表示されます。詳しくは、匿名の動物アイコンについてご覧ください。
共有ダイアログからメールを直接送信すると、以下を行うことができます。
- 大幅な改訂について共同編集者に通知する。
- ドキュメントのコメント スレッドに書き込むには長すぎる質問について話し合う。
メールは、すべての共同編集者または一部の共同編集者(編集者、コメント可の閲覧者、閲覧者など)に送信できます。
ファイルの共有ダイアログからメールを送信するには:
- パソコンで Google ドライブにアクセスします。
- メールを送信するファイルの横にあるその他の操作アイコン 共有アイコン 共有アイコン をクリックします。
- ファイル自体の共有ダイアログに移動することもできます。
- ファイルを開きます。
- 右上の [共有] をクリックします。
- ファイル自体の共有ダイアログに移動することもできます。
- [共有] ダイアログの [アクセス権があるユーザー] の横にある、「このファイルの共有相手にメールを送信します」アイコン をクリックします。
- [共同編集者にメールを送信] 画面で、メールを送信するグループを選択します。
- [メッセージ] フィールドにメッセージを追加します。
- [送信] をクリックします。
ヒント: [共同編集者にメールを送信] 画面では、新しい共同編集者を追加できません。
重要: Google Vids には公開機能がありませんが、代わりにファイルを MP4 形式でパソコンにダウンロードできます。詳しくは、ファイルを作成、表示、ダウンロードするをご覧ください。
- 複数のユーザーがファイルを開く必要がある場合は、ファイルを公開後にリンクを作成して、アクセス権のあるユーザーと共有します。ファイルを編集するユーザーまたはファイルにコメントするユーザーに、編集権限を付与することができます。詳しくは、ファイルを公開する方法をご覧ください。
- ファイルを公開すると、アカウントの設定に応じて、ウェブ上のすべてのユーザー、組織内のすべてのユーザー、組織内の特定のグループのいずれかが、そのファイルを閲覧できるようになります。個人情報や機密情報を公開する場合は慎重に行ってください。
- 重要: 職場や学校から付与されたアカウントでは、公開ファイルにアクセスできるユーザーを管理者が制限できます。管理者の方は、ドキュメントをウェブで一般公開できるユーザーを管理する方法をご覧ください。
- ウェブからファイルを削除するには、公開を停止してください。詳しくは、ファイルの公開を停止する方法をご覧ください。
- 共同編集者とのファイルの共有を停止するには、共有権限の変更方法をご覧ください。
- Google サイトを作成すると、多くの人と情報を共有できます。サイトにはドキュメント、スプレッドシート、プレゼンテーションを埋め込むことができ、多数のユーザーがアクセスできます。詳しくは、Google サイトにドキュメントを埋め込む方法をご覧ください。
- サイトへのトラフィックが多くなると見込まれる場合は、Google ドキュメント、スプレッドシート、またはスライドでドキュメントを公開してから、Google サイトに埋め込みます。詳しくは、ファイルを公開する方法をご覧ください。
- 多くの情報を収集する必要がある場合は、Google フォームを作成します。回答は Google スプレッドシートに記録されます。回答を確認する必要があるユーザーにのみ編集権限を付与します。100 人を超えるユーザーが回答を開く必要がある場合は、スプレッドシートをウェブで公開し、リンクを作成してアクセス権のあるユーザーと共有します。詳しくは、ファイルを一般公開する方法をご覧ください。
共有ファイルを管理する
多数のユーザーと共有しているドキュメントの問題を解決する多数のユーザーと共有されているドキュメントに問題が発生したり、更新に時間がかかったりする場合は、次の解決方法をお試しください。
- ドキュメントやスプレッドシートに直接コメントを投稿してもらうのではなく、Google フォームを作成してフィードバックを収集します。詳しくは、Google フォームの作成方法をご覧ください。
- ドキュメントのコピーを作成する場合は、解決済みのコメントや提案を含めないようにします。詳しくは、コピーを作成する方法をご覧ください。
- 古い情報を削除するか、データを新しいドキュメントに移動させます。
- ドキュメントを使用していないときは閉じるよう、アクセス権のあるユーザーにリクエストします。
- 公開ドキュメントには、特に重要な情報のみを含めます。ドキュメントが短いほど読み込みが速くなります。
- ドキュメントの編集権限を持つユーザー数を減らします。
- 複数のドキュメントから情報を収集する場合は、多数のユーザーと共有するためのアクセス専用ドキュメントを新たに作成します。
ファイルへの幅広いアクセスを許可できます。この設定は、お使いの Google アカウントが職場、学校、Gmail のいずれを通じて取得されたものかで異なります。
- 一般公開: 誰でもが Google でファイルを検索してアクセスできます。Google アカウントへのログインは必要ありません。
- リンクを知っている全員: リンクを知っている全員がファイルを使用できます。Google アカウントへのログインは必要ありません。
- 制限付き: アクセス権のあるユーザーだけがファイルを開くことができます。
高度な共有設定では、オーナーは以下の操作を禁止できます。
- 編集者による権限の変更やファイルの共有。
- 閲覧者や閲覧者(コメント可)によるファイルのダウンロード、印刷、コピー。