大文字小文字を区別せずに、特定の文字列がテキスト内で最初に現れる位置を返します。
使用例
SEARCH("n",A2)
SEARCH("客","隣の客はよく柿食う客だ",7)
構文
SEARCH(検索文字列, 検索対象のテキスト, [開始位置])
検索文字列
-検索対象のテキスト
内で検索する文字列です。検索対象のテキスト
-検索文字列
が最初に現れる位置の検索を行うテキストです。開始位置
- [省略可 - デフォルトは1
] -検索対象のテキスト
内で検索を開始する文字の位置を指定します。
メモ
検索文字列
と検索対象のテキスト
を逆の順序で指定しないようにしてください。順序が逆だと#VALUE!
エラーが返される可能性があります。この関数で指定する引数の順序は、SPLIT
関数やSUBSTITUTE
関数などの他のテキスト関数とは異なっています。- 検索結果が返されないときは、
IFERROR
などの関数を使用して検証することをおすすめします。
関連項目
SUBSTITUTE
: 文字列内の既存のテキストを新しいテキストに置き換えます。
SPLIT
: 指定した文字または文字列の前後でテキストを分割し、各部分を同じ行の別のセルに表示します。
FIND
: 大文字小文字を区別して、特定の文字列がテキスト内で最初に現れる位置を返します。
IFERROR
: エラー値でない場合は 1 番目の引数を返します。エラー値である場合は 2 番目の引数を返します(指定した場合)。2 番目の引数を指定していない場合は空白が返されます。