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スタジオ プッシュダウン クリエイティブを入稿する

この記事はアド マネージャーとスタジオのユーザーを対象としています。
アド マネージャーの利用環境によっては、この機能が有効になっていない可能性があります。詳しくは、アカウント マネージャーにお問い合わせください。
スタジオ プッシュダウン クリエイティブはすべてのターゲット プラットフォームで使用できます。

プッシュダウン クリエイティブは、エキスパンド クリエイティブの一種です。クリエイティブがエキスパンドするときにウェブページのコンテンツが押し下げられ、サイト上で広告の表示領域が確保されます。この記事では、スタジオに組み込みのプッシュダウン クリエイティブについて説明し、アド マネージャーでこのクリエイティブを入稿する際のおすすめの方法を紹介します。

広告ユニットと広告申込情報のサイズ

アド マネージャーの広告申込情報やターゲットに設定された広告ユニットのサイズは、ページ コンテンツがプッシュダウンされた後のエキスパンドされた状態ではなく、プッシュダウンが折りたたまれた状態と一致させる必要があります。

ウェブの例: 1000x300 にエキスパンドする 1000x150 のプッシュダウン広告申込情報のサイズは、1000x150 です。
モバイルの例: 300x150 にエキスパンドする 300x50 のモバイル プッシュダウン広告申込情報のサイズは、300x50 です。

アド マネージャー広告ユニットでプッシュダウンを正常に動作させるには、Google サイト運営者タグの <div> 要素でサイズを指定しないようにします。たとえば次のようなタグがあるとします。

<!-- /2052936/Masthead_970x250_Static_PG -->
<div id='div-gpt-ad-1475686513257-0' style'height:250px; width:970px;'>
<script>
googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-1475686513257-0'); });
</script>
</div>

次のように高さと幅の属性を削除する必要があります。

<!-- /2052936/Masthead_970x250_Static_PG -->
<div id='div-gpt-ad-1470971846687-0'>
<script>
googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-1470971846687-0'); });
</script>
</div>

プッシュダウン クリエイティブの設定

スタジオ アカウントとアド マネージャーの関連付けを行ってからプッシュダウン クリエイティブをネットワークに送信した後、クリエイティブの画面で以下の調整を行います。

  1. クリエイティブの [設定] タブで、[メインアセット] を見つけます。
  2. Z-Index を設定します。プッシュダウンはコンテンツを押し下げて表示されるものであり、サイトのコンテンツと適切な順序で重ね合わせる必要はないため、プッシュダウンの Z-Index はデフォルトで 0 に設定されます。

  3. [プッシュダウン] チェックボックスをオンにします。これで、クリエイティブはページ コンテンツに重ねてエキスパンドされるのではなく、ページ コンテンツを押し下げて表示されるようになります。

  4. [プッシュダウン] テキスト ボックスで、コンテンツが下に移動するまでにかかる時間を秒数で指定します。既定では 1.0 秒に設定されています。

フリークエンシー キャップ

サイトで自動エキスパンドのプッシュダウンがフリークエンシー キャップに達した後に、ユーザーエキスパンドのプッシュダウンを配信することも考えられます。メディア プランニングの際、この点には注意が必要です。自動エキスパンドのプッシュダウンとユーザーエキスパンドのプッシュダウンでは、スタジオでの作成方法が異なります。そのため、それぞれのプッシュダウン用に個別のクリエイティブと広告申込情報を作成して入稿する必要があります。フリークエンシー キャップに達したときにユーザー開始のプッシュダウンが配信されるように、どちらのタイプでも同じ条件をターゲットに設定してください。

  1. アド マネージャーで広告申込情報を 2 つ作成し、一方に「AUTO」、もう一方に「USER」のラベルを付けて、両方のターゲティングで同じ条件を指定します。

  2. ユーザーエキスパンド版のクリエイティブと自動エキスパンド版のクリエイティブに対し、識別しやすい名前を付けます。

    例:
    test_970x66_pushdownAUTO
    test_970x66_pushdownUSER

  3. 自動エキスパンドの広告申込情報の場合:

    1. 広告配信のフリークエンシー キャップを「1」回、期間を「1」日に設定します。これにより、自動エキスパンド版の配信は 1 日 1 回までになります。
    2. この自動エキスパンド広告申込情報に「AUTO」のクリエイティブを追加します(方法についてはクリエイティブを広告申込情報に追加するをご覧ください)。
  4. ユーザー エキスパンドの広告申込情報の場合:

    1. 「AUTO」の広告申込情報が最初に配信されるようにするため、「USER」の広告申込情報を「AUTO」の広告申込情報より低い優先度に設定します。
    2. フリークエンシーも、デフォルトの設定のままにしておきます(フリークエンシー キャップなし)。こうすると、1 人のユーザーに対してその日 2 回目以降に配信される広告にはユーザーエキスパンドの広告が選択されるようになります。
    3. このユーザーエキスパンド広告申込情報に「USER」のクリエイティブを追加します(方法についてはクリエイティブを広告申込情報に追加するをご覧ください)。

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