Google Workspace または Cloud Identity の管理者は、組織内のユーザーがデータポータルのアセットを共有する方法を管理できます。これにより、データポータルが安全に使用され、組織のポリシーが遵守されていることが保証されます。
ご利用の前に(省略可)
部門やドメインごとに権限を設定する場合
この機能は、G Suite Enterprise、G Suite Enterprise for Education、G Suite Essentials、G Suite Business、G Suite for Education、G Suite for Nonprofits でご利用いただけます。各エディションの比較
アセットのオーナーは、所属する組織部門やグループに設定された権限に基づいてアセットを共有できます。通常は組織部門またはドメインに対して権限を設定し、必要に応じて、組織部門内のユーザーまたは複数の組織部門のユーザーで構成されるグループに対して権限をカスタマイズできます。
- 部署やドメインごとに組織部門を追加します。手順については、組織部門の追加をご覧ください。
- ユーザーを組織部門に移動します。手順については、組織部門へのユーザーの移動をご覧ください。
- 下記の手順に沿って、各組織部門に共有権限を設定します。
- (省略可)グループの共有権限を設定します。
アセットのオーナーが別の組織部門またはグループに移った場合や、アセットのオーナー権限が別の組織部門またはグループのユーザーに移行された場合、アセットの共有権限は新しい組織部門またはグループのものに変わります。また、グループの優先順位を変更すると、アセットのオーナーの共有権限も変更されます。グループの詳細
ユーザーは自身で所有していないアセットを、そのアセットのオーナーに許可されている範囲外のユーザーと共有することはできません。これは、共有ポリシーによる制限が緩やかな組織部門やグループに属している場合でも同じです。
ユーザーがデータポータルのアセットを組織外で共有または受信できないよう制限できます。
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管理コンソールのホームページから、[アプリ]
[Google Workspace]
[ドライブとドキュメント] にアクセスします。
- [共有設定] をクリックします。
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全ユーザーに設定を適用する場合は、最上位の組織部門を選択したままにします。それ以外の場合は、子組織部門または設定グループを選択します。
この機能がサポートされるエディション: Business Standard、Plus、Enterprise、Education Fundamentals および Plus、G Suite Business、Nonprofits; Essentials。 エディションの比較
- [[組織名] の外部との共有] で共有をオフにし、共有オプションを選択します。
設定 説明 オフ 組織外のユーザーとのデータポータルのアセットの共有(招待状、リンク、メールの添付ファイルを利用しての共有)を許可しないようにします。
[組織名] 以外のユーザーからのアセットへのアクセスを [組織名] のユーザーに許可する (省略可)このチェックボックスをオフにすると、ユーザーは次のことができなくなります。
- 信頼できないドメインのユーザーによって共有されたアセットを開く。
このチェックボックスをオンにすると、組織外のユーザーから共有されたアセットを開くことは可能ですが、そのアセットを共有できる相手は組織内のユーザーのみになります。
- [保存] をクリックします。
変更が反映されるまでには、最長で 24 時間ほどかかることがあります。その間は一時的に、古い設定と新しい設定の両方が適用される場合があります。
この機能は、G Suite Enterprise、G Suite Enterprise for Education、G Suite Essentials、G Suite Business、G Suite for Education、G Suite for Nonprofits でご利用いただけます。各エディションの比較
ファイルの共有相手を、信頼できるドメイン内のユーザーに限定できます(ドメインは Google Workspace のドメインである必要があります)。
Cloud Identity をご利用の場合: Cloud Identity のライセンスを持っているユーザーと Google Workspace のライセンスを持っているユーザーが組織内に混在している場合、Google Workspace ユーザーの信頼できるドメインの設定が Cloud Identity ライセンスのユーザーにも適用されます。
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管理コンソールのホームページから、[アプリ]
[Google Workspace]
[ドライブとドキュメント] にアクセスします。
- [共有設定] をクリックします。
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全ユーザーに設定を適用する場合は、最上位の組織部門を選択したままにします。それ以外の場合は、子組織部門または設定グループを選択します。
この機能がサポートされるエディション: Business Standard、Plus、Enterprise、Education Fundamentals および Plus、G Suite Business、Nonprofits; Essentials。 エディションの比較
- [[組織名] の外部との共有] で信頼できるドメインをオンにし、共有オプションを選択します。
- [保存] をクリックします。
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信頼できる Google Workspace のドメインを追加します。信頼できるドメインのリストは、組織内のすべての組織部門とグループで自動的に使用可能になります。
変更が反映されるまでには、最長で 24 時間ほどかかることがあります。その間は一時的に、古い設定と新しい設定の両方が適用される場合があります。
組織外のユーザーを招待して共有アセットにアクセスできるようにすることができます。
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管理コンソールのホームページから、[アプリ]
[Google Workspace]
[ドライブとドキュメント] にアクセスします。
- [共有設定] をクリックします。
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全ユーザーに設定を適用する場合は、最上位の組織部門を選択したままにします。それ以外の場合は、子組織部門または設定グループを選択します。
この機能がサポートされるエディション: Business Standard、Plus、Enterprise、Education Fundamentals および Plus、G Suite Business、Nonprofits; Essentials。 エディションの比較
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[[組織名] の外部との共有] で外部共有をオンにします。
設定 説明 外部共有をオンに設定 組織外のユーザーを招待して、共有アセットの表示や編集を行えるようにすることができます。 -
[保存] をクリックします。
変更が反映されるまでには、最長で 24 時間ほどかかることがあります。その間は一時的に、古い設定と新しい設定の両方が適用される場合があります。
データポータルのアセットをウェブ上で公開できます。
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管理コンソールのホームページから、[アプリ]
[Google Workspace]
[ドライブとドキュメント] にアクセスします。
- [共有設定] をクリックします。
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全ユーザーに設定を適用する場合は、最上位の組織部門を選択したままにします。それ以外の場合は、子組織部門または設定グループを選択します。
この機能がサポートされるエディション: Business Standard、Plus、Enterprise、Education Fundamentals および Plus、G Suite Business、Nonprofits; Essentials。 エディションの比較
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[[組織名] の外部との共有] で一般公開をオンにします。
設定 説明 一般公開をオンに設定 ユーザーは、一般公開または限定公開のファイルとして、一般ユーザーが閲覧できるようにする共有設定を選択できます。詳しくは、リンクの共有相手についての記事をご覧ください。 -
[保存] をクリックします。
変更が反映されるまでには、最長で 24 時間ほどかかることがあります。その間は一時的に、古い設定と新しい設定の両方が適用される場合があります。
変更の確認
共有設定の変更のテストは、24 時間ほど待ってから行うことをおすすめします。その間は一時的に、古い設定と新しい設定の両方が適用される場合があります。
Google Workspace のサブスクリプションをキャンセルした場合の影響
Google Workspace のサブスクリプションをキャンセルしても、データポータルのレポートは引き続き使用できます。Cloud Identity をご利用になっている限り、共有制限に変更はありません。