ユーザーの管理対象 iOS デバイスのトラブルシューティング

Google Workspace または Cloud Identity の管理者は、組織の管理対象となっているユーザーの iOS デバイスを管理できます。高度なデバイス管理を使用する場合は、セキュリティ ポリシーを適用できるようにするため、ユーザーが各自のデバイスに Google Device Policy アプリと Google モバイル デバイス管理の設定プロファイルをインストールする必要があります。アプリについて詳しくは、iOS 向け Google Device Policy についてをご覧ください。

ユーザー向けヘルプ

次のようにユーザー自身が管理対象 iOS デバイスのトラブルシューティングを行える部分もあります。

iOS デバイスの管理に関する一般的な問題を解決する

問題 解決方法
デバイスがブロックされている デバイスのブロックを解除します。
デバイスが承認待ち デバイスを承認します。
Apple Push Certificate が設定されていない

Apple Push Certificate を設定します。

アカウントまたはデバイスをリモートでワイプする モバイル デバイスから企業データを削除します。
デバイスの登録を解除する Device Policy アプリを管理します。デバイスの登録を解除すると、[モバイル デバイス] ページに「未プロビジョニング」と表示されます。
デバイスが同期しない

まず、ユーザーにデバイスで [設定] 次に [Google Device Policy] の [App のバックグラウンド更新] が有効になっていることを確認してもらいます。

ユーザーのデバイスが正しく設定されている場合は、デバイスで iOS Sync が有効になっていることを確認します。

  1. Google 管理コンソールログインします。

    管理者アカウント(末尾が @gmail.com でないもの)でログインします。

  2. 管理コンソールで [メニュー] 次に [デバイス]次に[モバイルとエンドポイント]次に [設定] 次に [ユニバーサル] の順に移動します。
  3. [データアクセス] 次に [iOS Sync] をクリックします。
  4. 左側で、ユーザーの組織部門をクリックします。
  5. [iOS デバイスでの仕事用データの同期を許可する] チェックボックスがオンになっていることを確認します。

iOS Sync がすでに有効になっている場合は、強制的に同期をやり直します。管理コンソールで、デバイスを削除します。これにより、Google モバイル デバイス管理の設定プロファイルがデバイスから削除され、Device Policy アプリの同期が停止します。ユーザーは新しい設定プロファイルをダウンロードして Device Policy アプリを更新する必要があります。更新すると、デバイスは仕事用データの同期を試みます。

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