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ChromeOS デバイスで Imprivata OneSign を使用する

ChromeOS デバイスで Imprivata OneSign を設定する

本記事は管理対象の Chrome OS デバイスに関する説明です。

医療機関で Imprivata OneSign と Chrome Enterprise を連携させて使用すると、ユーザーはユーザー名とパスワードを入力する代わりにバッジをタップして管理対象の ChromeOS デバイスにログインできるようになります。

要件

ChromeOS デバイスで Imprivata OneSign を使用するには、次のものが必要です。

  • ChromeOS または ChromeOS Flex デバイス - バージョン要件については、以下の機能と周辺機器の表をご覧ください。I クラスのプロセッサと 8 GB 以上の RAM を搭載したデバイスを使用することをおすすめします。
  • Chrome Enterprise Upgrade(管理対象の各デバイスに必要)
  • Imprivata OneSign:
    • G3 アプライアンス - バージョン要件については、以下の機能と周辺機器の表をご覧ください。
    • Authentication Management(AM)ライセンス。
    • Virtual Desktop Access(VDA)ライセンス。
  • 仮想アプリと仮想デスクトップ ソリューション:
    • Citrix Virtual Apps and Desktops 7.15 以降、または
    • VMware Horizon 7.12 以降。

注: 管理対象 ChromeOS デバイス上で Virtual App and Desktop Launcher(V-Launcher)を使用して仮想アプリまたは仮想デスクトップを実行する場合は、追加の要件が適用されます。たとえば、ChromeOS デバイス上の仮想電子医療記録(EHR)でユーザーの簡易切り替え(FUS)を有効にすることをおすすめします。詳しくは、V-Launcher 導入ガイドをご覧ください。

サポート対象について

最新リリースでは、ChromeOS と Imprivata の連携バージョン 4 に次の新機能が追加されています。

  • 割り当て済みのデバイスでユーザー セッションをサポート - ユーザー セッションにより、ユーザーが設定をカスタマイズできるようになります。たとえば、割り当て済みデバイスでモニターやキーボードの設定を使用することなどが可能です。また、Chrome 同期や Google Workspace などのサービスにユーザーがスムーズにアクセスできるようにもなっています。割り当て済みデバイスでのユーザー セッションへの認証に Imprivata バージョン 4 を使用すると、管理対象ゲスト セッションを実行する共有デバイスと同様の機能をユーザーに提供できます。ユーザー セッションおよび管理対象ゲスト セッションに関する記事をご覧ください。
  • ワークフローの機能強化
    • 仮想デスクトップ インフラストラクチャ(VDI)アプリのワンクリック起動 - 特定の仮想アプリ(ほとんどの場合は EHR 仮想化)をシェルフに固定して、ワンクリックで起動できます。
    • VDI の読み込み状態 - 起動される VDI リソースの読み込み状況に対する完全な透明性が確保されます。読み込みエラーは予防的に対処されます。
  • 多言語対応
    • 12 言語をサポート - アラビア語、デンマーク語、オランダ語、フィンランド語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ノルウェー語(ブークモール)、ポルトガル語、スペイン語、スウェーデン語

    • NHS Spine プラットフォームをサポート - 英国のお客様は、Spine チケット サポートおよび仮想 Spine スマートカード サポートをご利用いただけます。
  • 導入の簡素化 - Google 管理コンソールを使用してログにアクセスし、リモート サポートを受けることができます。初期導入を円滑に行うためのサポート、その後の継続的なサポートが提供されます。
  • 安定性の強化 - Imprivata アプライアンスへの負荷を軽減し、Imprivata アプライアンスの停止時に管理対象ゲスト セッションにフォールバックできるようにし、更新ポリシーを追加しました。
  • メンテナンス - Imprivata バージョン 4 拡張機能は Manifest V3 に基づいて構築されています。Manifest V2 で拡張機能が機能しなくなる前に、Imprivata 拡張機能をバージョン 4 に更新することをおすすめします。Manifest V2 のサポート タイムラインをご覧ください。

機能と周辺機器

ChromeOS と Imprivata の連携 v1 v2 v3 v4
要件 ChromeOS の最小バージョン 81 86 97 118
ChromeOS Flex の最小バージョン 81 89 104 118
Imprivata アプライアンスのバージョン

7.1 HF1
以降

7.2 SP1 HF4、
7.3 HF1、
以降

7.2 SP1 HF4、
7.3 HF1、
以降

7.2 SP1 HF4、
7.3 HF1、
以降
セットアップ タイプ

個別管理対象ゲスト セッション

(Imprivata タイプ 1: シングル ユーザー)

共有管理対象ゲスト セッション

(Imprivata タイプ 2: 共有キオスク)

ユーザー セッション
方式 近接型 IC カード(認証、登録)
パスワード(認証、更新、再設定)
セキュリティ保護用の質問(登録)
PIN(認証、更新、登録)
ワークフロー ログイン(単要素認証と多要素認証)
ロックとロック解除(タップしてログイン、タップしてログアウト)
ユーザーの切り替え(タップして切り替え)
デバイス間のローミング
VDI(Citrix) デスクトップとアプリの自動起動
ランチャーから手動でアプリを起動する
仮想チャネルのサポート
アプリケーション レベルでのユーザーの簡易切り替え(Epic 専用モード)
VDI アプリのワンクリック起動
VDI の読み込み状態
VDI(VMware) デスクトップとアプリの自動起動
ランチャーから手動でアプリを起動する
仮想チャネルのサポート
アプリケーション レベルでのユーザーの簡易切り替え(Epic 専用モード)
VDI アプリのワンクリック起動
VDI の読み込み状態
ウェブアプリ SAML を介したウェブ アプリケーションへのシングル サインオン(SSO)

動的 SSO リダイレクト(ADFS)

安定性 Imprivata アプライアンスのフェイルオーバー

管理対象ゲスト セッションへのフォールバック

ポリシーの更新
周辺機器 rf IDEAS 近接型 IC カードリーダー
パソコン、スマートカード(PC / SC)の近接型 IC カードリーダー
MiFare 近接型カードリーダー

周辺機器

検証済みの rf IDEAS バッジリーダー

単一周波数 125 kHz の場合

先頭が次と一致するモデル:

  • RDR-60 = IMP-60 = IMP-NV60
  • RDR-62
  • RDR-63
  • RDR-64
  • RDR-67
  • RDR-69
  • RDR-6C
  • RDR-6E
  • RDR-6G
  • RDR-6H
  • RDR-6N
  • RDR-6T
  • RDR-6Z

単一周波数 13.56 MHz の場合

先頭が次と一致するモデル:

  • RDR-70
  • RDR-75 = IMP-75 = IMP-NV75
  • RDR-7F
  • RDR-7L

デュアル周波数 125kHz および 13.56MHz の場合

先頭が次と一致するモデル:

  • RDR-805 = IMP-80
  • RDR-800 = IMP-82
  • RDR-305 = IMP-80-BLE
  • RDR-300 = IMP-82-BLE

KSI

  • KSI-1700
  • KSI-1900
パソコン、スマートカード リーダー

パソコン、スマートカード リーダーでは、追加の設定手順が必要です。詳しくは、その他の機能を設定するをご覧ください。

  • IMP-MFR-75
  • HID OMNIKEY 5022
  • HID OMNIKEY 5023
  • HID OMNIKEY 5025 CL
  • HID OMNIKEY 5427 CK
  • HID OMNIKEY 5422
MiFare リーダー
  • HDW-IMP-MFR75A

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