Chrome Enterprise 管理者は、Google 管理コンソールから Chrome リモート デスクトップ セッションを開始することで、ChromeOS デバイス(キオスク デバイスも含む)にリモートでアクセスしてトラブルシューティングを行うことができます。
留意事項
- Chrome Education Upgrade をご利用の場合は、必ず管理コンソールで Chrome リモート デスクトップをオンにしてください。詳しくは、ユーザーに対して Chrome リモート デスクトップを有効または無効にするをご覧ください。
- デバイスにリモートで接続するには、そのデバイスがオンライン状態で、かつ以下のバージョンを実行している必要があります。
- キオスク デバイスの場合、ChromeOS バージョン 78 以降
- ユーザー セッションおよび管理対象ゲスト セッションのデバイスの場合、ChromeOS バージョン 96 以降
- キオスクで Chrome リモート デスクトップ セッションを開始するとき、次の状況があります。
- 過去 5 分以内にデバイスにユーザー アクティビティがあった場合:
- 「
Device is in use
」(デバイスが使用中)というプライバシーに関する警告が表示されます。 - デバイスに接続中に新たなユーザー アクティビティがあった場合でも、リモート セッションは継続され、デバイスに接続されたままになります。
- 「
- 過去 5 分以内にデバイスにユーザー アクティビティがなかった場合:
- プライバシーに関する警告は表示されません。
- デバイスに接続中に新たなユーザー アクティビティがあった場合、リモート セッションは自動的に停止され、デバイスへの接続が解除されます。
- 過去 5 分以内にデバイスにユーザー アクティビティがあった場合:
- ユーザー セッションおよび管理対象ゲスト セッションのデバイスの場合、管理者がデバイスにリモートで接続すると、リモート接続をリクエストするメッセージが表示されます。ユーザーがこのリクエストを承諾した場合に限り、リモート セッションを開始できます。
- リモート接続セッションは、[管理の監査ログ] の [ChromeOS デバイスのコマンド] セクションにすべて記録されます。
- [リモート デスクトップの開始] 権限を持つ委任管理者はユーザーのデバイスにリモートでアクセスできますが、デバイスの詳細に変更を加えることはできません。詳しくは、Chrome で管理者ロールを委任するをご覧ください。
デバイスへのリモート セッションを開始する
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管理コンソールのホームページから、メニュー アイコン [デバイス] [Chrome] [デバイス] に移動します。
- リモートでアクセスするデバイスのシリアル番号をクリックします。
- 左側の [リモート デスクトップ] をクリックします。
注: ユーザー セッションまたは管理対象ゲスト セッションのデバイスの場合、エンドユーザーが接続リクエストを承諾する必要があります。 - (キオスク デバイスの場合のみ)デバイスが使用中か、過去 5 分以内に使用された場合は、プライバシー上の理由により警告が表示されます。次のいずれかを行います。
- リモート セッションをキャンセルして Chrome デバイスのページに戻るには、[キャンセル] をクリックします。
- 新しいページでリモート セッションを開始するには、[このまま接続] をクリックします。
リモート セッションが接続されると、画面の下部に「接続済み」と表示されます。
- リモート セッションを新しいウィンドウで開くには、[開く] をクリックします。