学校の年度終了時に Chromebook をどのように保管すればよいでしょうか。翌年度の授業で端末が想定どおり動作するように、おすすめの保管方法をご紹介します。
推奨事項
バッテリーに関するおすすめの方法- 休みの間に Chromebook のバッテリー残量がゼロにならないようにしてください。Chromebook がオフになっていても、バッテリー残量は少しずつ減っていきます。長時間そのままにしておくと、バッテリーが機能しなくなり、充電できなくなる場合があります。
- 一方で、数か月間保管する際は、Chromebook を端末保管用カートや充電器に接続したままにしないでください。接続したままにすると、バッテリーの寿命が短くなったり、その他の問題が発生したりする可能性があります。Chromebook を長期間保管する場合は、下記の手順に沿って、バッテリー残量が 80% 以上になるまで充電した状態で電源から外してください。
Chromebook を長期間保管する予定の場合は、以下の手順に沿って対応してください。
- 複数の Chromebook の重さで画面が損傷する可能性があるため、端末を重ねる場合は最大で 7 台までにしてください。Chromebook が誤って倒れないように、キャビネットやカートなどの安全な場所に配置してください。
- Chromebook は涼しく乾燥した場所に保管し、直射日光が当たらないようにしてください。
- 以下の手順に沿って対応してください。
Chromebook を長期間保管するための準備をする
- バッテリー残量が 80% 以上になるまで Chromebook を充電します。
こうすることで、休み中に電源に接続していない状態でバッテリーが放電しても、残量がゼロになることはありません。 - 保管中にバッテリーの放電を抑えるには、Chromebook からバッテリーを物理的に取り外さないようにしてください。代わりに、次の手順を行います。
- デバイスを充電器に接続し、電源をオンにします。
注: USB-C コネクタを使用してデバイスを充電する場合は、充電ライトと同じ側にある USB-C ポートに充電器を接続する必要があります。充電器を接続した後、充電器と同じ側でオレンジ色の充電ライトが点灯しているかどうかでこれを確認できます。 - 更新ボタン と電源ボタン を同時に長押しします。
- これらのボタンを押したままデバイスから電源ケーブルを取り外し、その後ボタンを離します。
デバイスはシャットダウンされ、電源はオフのままになります。 - 電源ボタンを押して、バッテリーが接続されていない状態になっていることを確認します。
バッテリーの残量があっても、デバイスの電源はオンになりません。デバイスをもう一度電源に接続するまで、電源ボタンを押したりフタを開けたりしても Chromebook の電源はオンになりません。
- デバイスを充電器に接続し、電源をオンにします。
これは端末を保管するための理想的な方法です。バッテリー残量が減るのを最小限に抑え、何度も充電を繰り返してバッテリー寿命が短くなるのを防ぎます。また、Chromebook を安定した電源オフの状態に維持できます。
注: ご使用の Chromebook のモデルで、上記のようなバッテリーが接続されていない状態にできない場合は、バッテリー残量が 80% 以上になるまで充電してください。その後、Chromebook をオフにして電源から取り外し、涼しく乾燥した場所に保管してください。
Chromebook を学校で使用するための準備をする
授業が再開される 1 週間前に、生徒が使用できるように Chromebook の準備を行います。
- Chromebook を充電器や電源に接続します。
こうすることで、バッテリーが接続された状態に戻ります。 - デバイスの電源をオンにします。
- Chromebook を Wi-Fi に接続し、ChromeOS の最新リリースに更新します。
デバイスが最後に更新されてから ChromeOS の複数のバージョンがリリースされている可能性があるため、この処理には時間がかかることがあります。詳しくは、Chrome Enterprise および Chrome Education リリース ノートをご覧ください。