MSI から Chrome ブラウザをインストールすると、ユーザーがインストールした Chrome ブラウザのバージョンは上書きされます。2 種類のインストーラで Chrome がインストールされリンクされる場所は以下のとおりです。
- ユーザーレベル: "%USER DATA%\Google\Chrome\Application\"
- システムレベル: "Program Files\Google\Chrome\Application\"
注: Chrome では、古いバージョンを新しいバージョンに上書きしてインストールすることはできません。Chrome の MSI は、すでに展開されているバージョンよりも新しいバージョンである必要があります(たとえば、Chrome 62 で Chrome 63 を上書きすることはできません)。
ステップ 1: MSI パッケージをプッシュする
以下の複数の方法で、.msi ファイルを管理対象の Windows パソコンに配布できます。
- Active Directory のグループポリシー管理
- HP のクライアント オートメーション
- Microsoft System Center Configuration Manager
SMS などのツールを使用してソフトウェアを導入する場合は、他の .msi インストールの場合と同様に、Chrome ブラウザの MSI パッケージをプッシュする必要があります。あるいは、msiexec /q /l GoogleChrome.msi コマンドを使用して対象のパソコン上でファイルを直接実行し、サイレント インストールすることもできます。
ステップ 2: インストールをテストする
導入するシナリオやポリシー設定の種類ごとに、次の手順でテストします。
- テストグループ内の各パソコンで、chrome://policy に移動します。
- 正しいポリシーが有効になっていることを確認します。詳しくは、端末の現在の Chrome ポリシーを表示するをご覧ください。
- 正しいポリシーや設定が確認できない場合は、コマンドラインに gpupdate /force と入力して、グループポリシー管理エディタを強制的に更新します。
次のステップ