企業または学校の ChromeOS デバイスと ChromeOS Flex デバイスを管理している管理者を対象としています。
デフォルトでは、ワイプした ChromeOS デバイスは自動的にアカウントに再登録されます。ユーザーがユーザー名とパスワードを入力する必要はありません。再登録されると、管理者は従来どおり ChromeOS デバイスを管理できます。また、管理者が設定したポリシーも ChromeOS デバイスに適用されます。再登録されなかったデバイスでは、ユーザーがログインしたり、ゲストモードでブラウジングしたりできません。また、一般ユーザー向けのログイン画面は表示されません。
ChromeOS バージョン 131 以降では、ChromeOS Flex デバイスの自動再登録がサポートされています。これらのデバイスをワイプした後は、選択した自動再登録のオプションに関係なく、ユーザーのユーザー名またはパスワードを使用して必ず再登録されます。
考慮事項
- デベロッパー モードで使用される ChromeOS デバイスは、強制的に再登録しないようにしてください。デバイスをデベロッパー モードで使用する場合は、そのデバイスを別の組織部門に移動し、その組織の自動再登録をオフにしてください。ChromeOS Flex デバイスではデベロッパー モードを利用できません。
- 管理者のアカウントで ChromeOS デバイスを管理する必要がなくなった場合は、デバイスをデプロビジョニングする必要があります。
自動再登録をオンまたオフにする
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管理コンソールで、メニュー アイコン [デバイス] [Chrome] [設定] [デバイスの設定] に移動します。
- すべてのユーザーと登録済みブラウザに設定を適用する場合は、最上位の組織部門を選択したままにします。それ以外の場合は、子組織部門を選択します。
- [登録とアクセス] に移動します。
- [自動的に再登録] の設定を行います。
- ワイプ後にデバイスを自動再登録 - ワイプされた ChromeOS デバイスはお使いのアカウントに自動的に再登録されます。ユーザーがユーザー名とパスワードを入力する必要はありません。このオプションは ChromeOS Flex デバイスには適用されません。
- ワイプ後にユーザー認証情報を使用してデバイスを再登録 - ユーザーは ChromeOS デバイスまたは ChromeOS Flex デバイスを手動でアカウントに再登録する必要があります。
- ワイプ後にデバイスを自動再登録しない - ユーザーは ChromeOS デバイスまたは ChromeOS Flex デバイスをアカウントに再登録しなくてもデバイスを使用できます。
- [保存] をクリックします。
設定は通常数分で有効になりますが、組織全体に反映されるまで 1 時間ほどかかる場合もあります。
ChromeOS デバイスを自動再登録できない場合があります。自動再登録中にエラーが発生すると、ユーザーに通知が届きます。このとき、[手動で登録] をクリックすると手動で再登録できます。自動再登録に対応していない ChromeOS デバイスと ChromeOS Flex デバイスでは、ユーザーに手動での再登録を求める画面が表示されます。
盗難防止のためのセキュリティ設定の管理
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