Google 管理コンソールから Chrome ポリシーを設定する管理者を対象としています。
管理者は、Chrome ブラウザの設定とデータを管理対象の Google アカウントに保存し同期させることができるユーザーを指定できます。Chrome の同期をオンまたはオフにするには、管理コンソールを使用します。同期がオンになっているユーザーは、ブックマーク、履歴、ブラウザのテーマなどの設定を管理対象の Google アカウントに同期して、複数のデバイスで同じ設定を使用できます。同期がオフになっているユーザーは、デバイスにローカルで保存されている情報にのみアクセスできます。
留意事項
- 組織の ChromeOS デバイスで Android アプリが使用されている場合は、Chrome 同期をオンにする必要があります。オンにしないと、Android アプリデータのバックアップと復元が正しく行われません。
- Chrome 同期をオフにすると、ユーザーは管理対象アカウントの同期設定にアクセスできなくなります。アクセスが制限されると業務に支障をきたすおそれがあるため、Chrome 同期をオフにする場合はユーザーに通知することをおすすめします。
情報を同期できるユーザーを管理する
-
-
管理コンソールで、メニュー アイコン [アプリ] [その他の Google サービス] [Google Chrome 同期] にアクセスします。
Google Workspace for Education アカウントをご利用の場合は、メニュー アイコン [アプリ] [Google Workspace] [Google Chrome 同期] にアクセスします。
- 右上の [サービスを編集] をクリックします。
- 組織内のすべてのユーザーに対して Chrome 同期をオンまたはオフにする場合は、[オン(すべてのユーザー)] または [オフ(すべてのユーザー)] を選択して [保存] をクリックします。
- 特定の組織部門のユーザーに対して Chrome 同期をオンまたはオフにする方法は次のとおりです。
- 左側で、[特定の組織部門の設定] をオンにして組織を選択します。
- [オン] または [オフ] を選択します。
初期設定では、組織の設定は親組織から継承されます。 - 組織のステータスが継承されている場合は、[オーバーライド] をクリックします。
- 組織のステータスがオーバーライドされている場合は、次のいずれかを選択します。
- オーバーライドされた設定を親組織の値に戻すには、[継承] をクリックします。
- 設定の変更を保存する(親組織の設定が変更された場合でも現在の設定を維持する)には、[保存] をクリックします。
- Chrome 同期をオンにしたら、該当するユーザーに対して、管理対象の Google アカウント(末尾が [会社名].com)で ChromeOS デバイスにログインし、同期する情報を選択するよう依頼します。