Chrome ブラウザのデバッグログ

タブが応答しない、エラー メッセージが表示されたなど、Chrome ブラウザの問題を解決するには、デバッグログが役立ちます。デバッグログは自動的には生成されないため、まずログを有効にしてください。

ログを有効にする

: 以下の手順は Chrome がデフォルトの場所にインストールされていることを前提としています。

Windows

1. 実行中の Chrome のインスタンスをすべて終了します。

2. Chrome のショートカットを右クリックします。

3.[プロパティ] をクリックします。

4.[リンク先] 欄の末尾に、コマンドライン フラグ --enable-logging --v=1 を追加します。

たとえば、chrome.exe --enable-logging --v=1 のようになります。

5. [適用]、[OK] の順にクリックします。

ショートカットから Chrome を起動します。

Linux

1. 実行中の Chrome のインスタンスをすべて終了します。

2. ターミナル エミュレータを実行します。

3.ターミナルで、フラグ --enable-logging --v=1 を指定して Chrome を実行します。

4.Enter キーを押します。

Mac

1. 実行中の Chrome のインスタンスをすべて終了します。

2. ターミナル アプリケーションを起動します。

3.ターミナルで、次のコマンドを実行します。

/Applications/Google\ Chrome.app/Contents/MacOS/Google\ Chrome --enable-logging --v=1

4.Enter キーを押します。

デバッグログは、ユーザーデータ ディレクトリに chrome_debug.log という名前で保存されます。このファイルは Chrome を再起動するたびに上書きされます。したがって、ブラウザに問題がある場合は、Chrome を再起動する前にログを調べてください。ファイルをデスクトップに移動すれば、ファイルが上書きされるのを防げます。

ディレクトリの場所はオペレーティング システムによって異なります。詳しくは、ユーザー データ ディレクトリについてのページをご覧ください。

ログを調べる

Microsoft® Windows®Sawbuck や Apple® Mac® のコンソール([アプリケーション] > [ユーティリティ] > [コンソール])などのツールを使用すると、ログを調べて問題の原因を突きとめることができます。これらのツールではグラフィック ユーザー インターフェースでログが表示され、簡単に表示、フィルタ、検索できます。

ファイルをテキスト エディタで開き、以下の情報を使用して問題を特定することもできます。

調べる箇所

chrome_debug.log ファイルで最初に調べるのは ERROR キーワードです。ただし、問題によっては、これが根本原因ではない場合もあります。たとえば、起動時間が非常に長いことがユーザーから報告されている場合は、デバッグログの先頭に行が繰り返し記録されていることや、プロセス ID(PID)やスレッド ID(TID)の数が大きいことがあります。

ログファイルの各行には、先頭にタイムスタンプと次の要素が記録されています。

[PROCESS_ID:THREAD_ID:MMDD/TIME:LOGGING_LEVEL:SOURCE_CODE_FILE_NAME(LINE_NUMBER)]

例: [7352:11760:0809/012714:VERBOSE1:resource_loader.cc(630)]

  • PROCESS_ID: 現在実行中のプロセスの ID。

  • THREAD_ID: PID 内のプロセス。

  • MMDD: 現在の日付(月と日)。上記の例だと 8 月 9 日です。

  • TIME: 現在の時刻。24 時間形式 HH:MM:SS です。問題の発生時刻を指定して、検索結果を絞り込むのに便利です。

  • LOGGING_LEVEL: 現在のログレベル。これは通常、VERBOSE1です(コマンドラインで設定)。ERROR が複数表示されることもあります。

  • SOURCE_CODE_FILE_NAME(LINE_NUMBER): 記録するイベントをトリガーしたソースコード ファイルの名前。

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