Chrome ブラウザ バージョン 74 以降
企業や学校の Chrome ブラウザ(Windows ベース)の管理者を対象としています。
管理者は、Chrome ブラウザと別のブラウザが用途に応じて自動的に切り替わるようにすることができます。従来のブラウザのサポート(LBS)をデプロイし、ポリシーを使用して代替ブラウザで開く URL を指定します。たとえば、インターネットにアクセスするブラウザに Chrome ブラウザを使用し、組織のイントラネットにアクセスするブラウザに Internet Explorer を使用するように設定できます。
Chrome ブラウザ バージョン 74 以降では、LBS 機能が Chrome ブラウザ MSI に統合されています。LBS をオンにすると、LBS を管理するためのポリシーを Chrome グループ ポリシー テンプレートで設定できます。
考慮事項
- 以前に LBS 拡張機能を組織にデプロイ済みで、統合 LBS に切り替える場合は、ユーザーのデバイスを調べて LBS が正しく機能していることを確認してください。
- Chrome ブラウザの最新のリリースで LBS を使用してください。
- LBS は Internet Explorer のバージョン 6~11 でご利用いただけます。
- Microsoft Windows デバイスで、Internet Explorer の設定が次のようになっていることを確認するようユーザーに伝えてください。
- [拡張保護モードを有効にする] チェックボックスがオフになっている
- [サードパーティ製のブラウザー拡張を有効にする] チェックボックスがオンになっている
手順の概要
- 組織に統合 LBS をデプロイするために必要なコンポーネントをダウンロードしてください。
- BrowserSwitcherEnabled ポリシーを設定して統合 LBS を有効にします。代替ブラウザで開く URL を指定してください。追加のポリシーを設定して、組織に合わせて統合 LBS をカスタマイズできます。
- 以前に Chrome の従来のブラウザのサポート拡張機能を Windows パソコンにデプロイ済みの管理者は、自動インストールされた拡張機能の一覧から LBS 拡張機能を削除してください。
- 統合 LBS とポリシーをテストしてすべてのユーザーにデプロイします。
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