Windows 向けの従来のブラウザのサポート

1)従来のブラウザのサポート

この記事は、企業の管理対象 Windows パソコンの Chrome ユーザーを管理する、情報システム管理者を対象としています。

Legacy Browser Support icon

組織で Chrome ブラウザを利用するにあたり、ユーザーがアクセスするウェブサイトやアプリが旧式で Internet Explorer が必要な場合、Chrome の「従来のブラウザのサポート(LBS)」拡張機能を使用すれば、Chrome と代替ブラウザを自動的に切り替えることができます。従来のブラウザでの表示が必要なリンク(ActiveX を必要とするサイトなど)をユーザーがクリックして開くと、その URL は自動的に Chrome に指定されている代替ブラウザで開きます。

管理者は、代替ブラウザで起動する URL を指定して、この Chrome ポリシーを組織に導入できます。組織の既存の Internet Explorer サイトの一覧を使用して、Chrome で開く URL と Internet Explorer で開く URL を指定することもできます。両方を指定すると、Internet Explorer のサイト一覧よりもポリシーで指定した URL が優先されます。LBS は、Chrome の最新の Stable 版でご利用ください。

さらに、ユーザー側では、従来のブラウザのサポート - ネイティブ ホスト アドオンをインストールします。LBS 拡張機能で代替ブラウザを開くには、このパッケージが必要です。ユーザーが IE でクリックしたリンクが従来のソフトウェアに依存しないものである場合は、LBS 拡張機能により、リンク先が Chrome で開かれます。このネイティブ ホスト アドオンをインストールしておくと、アクセス先のウェブサイトやアプリに応じて、Chrome と IE のどちらか最適なブラウザに自動的に切り替わります。

このアドオンは Internet Explorer 6、7、8、9、10、11 で動作します。なお、LBS を使用する場合は、Windows の拡張保護モードをオフにする必要があります。

導入のヒント

  • LBS が正常に動作するには、ネイティブ ホスト アプリケーションをインストールする必要があります。以前は、このアドオンのインストールは任意でしたが、LBS v3.0 以上では必須となります。
  • Stable チャンネルにリリースされる前に新しいバージョンをテストするには、LBS テスト チャンネルでテスト用のパソコンを設定できます。

反対に、Internet Explorer をデフォルトのブラウザに設定し、Chrome を代替ブラウザに設定することもできます。この設定の手順については、ステップ 3 をご覧ください。

ステップ 1: Chrome のテストグループを作成する(省略可)

Chrome に不慣れなユーザーがいる場合は、LBS を早期導入グループで試験運用します(大規模な組織に推奨)。

  1. ユーザーが従来のブラウザで使用しているアプリケーションやウェブサイト(ActiveX や Silverlight などに依存するもの)を洗い出し、どのウェブサイトやウェブアプリを従来のブラウザのホワイトリストに登録する必要があるか調べます。

  2. ユーザーが IE でアクセスできるウェブサイトを示す、IE 用のホームページを作成します。

  3. ドメイン コントローラ上のグループ ポリシー エディタで、この IE ホームページと、実行に Internet Explorer を必要とするその他のサイトをホワイトリストに登録します。

省略可: Chrome では、限定公開の Chrome ブックマーク アプリを提供する新しいタブページを作成し、このブックマークから、ユーザーが IE で開く従来のウェブサイトやアプリを起動するようにできます。

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