Google 管理コンソールから Chrome ポリシーを設定する管理者を対象としています。
ChromeOS 114 以降でサポートされています
管理者は、ChromeOS キオスク デバイスのトラブルシューティング ツールを有効にできます。ツールが有効になると、ユーザーは自分のデバイス上でショートカットを使用してツールを開いたり、Chrome リモート デスクトップを使用してリモートでツールを開いたりできます。Chrome リモート デスクトップでは、Chrome リモート デスクトップのオプションのパネルの [トラブルシューティング ツール] からツールを使用できます。詳しくは、ChromeOS デバイスにリモートでアクセスするをご覧ください。
トラブルシューティング ツールのショートカットは、次のとおりです。
- デベロッパー ツール(Shift+Ctrl+i)
- タスク マネージャー(Esc+Search)
- 新しい Chrome ウィンドウを開く(Ctrl+n)
- 開いているウィンドウを切り替える(Alt+Tab、Alt+Shift+Tab)
セキュリティ上の理由により、キオスクのトラブルシューティング ツールはデフォルトで無効になっています。このツールを有効にする場合は、以下の留意事項をご確認のうえ行ってください。
留意事項
- 最上位の組織部門、または本番環境の組織部門では、キオスクのトラブルシューティング ツールを有効にしないでください。これらの組織部門で有効にすると、キオスクのエンドユーザーが、すべてのトラブルシューティング ツールにアクセスできるようになります。
- 試験で使用するように設定された組織部門では、キオスクのトラブルシューティング ツールを有効にしないでください。教育機関が重要な試験に ChromeOS キオスクを使用していて、このツールを有効にすると、生徒が不正行為を行える状態になり、試験の正当性が損なわれる可能性があります。
- 同じ組織部門内の他のデバイスに影響を与えずに、特定のデバイスのトラブルシューティングを行うには:
- 子組織部門を作成します。
- その組織部門でキオスクのトラブルシューティング ツールを有効にします。
- デバイスを子組織部門に移動し、デバイスのデータと設定を保存します。
- デバイスを本番環境にデプロイする前に、デバイスを親組織部門に戻します。
- キオスクのトラブルシューティング ツールを無効にすると、キオスク セッションが自動的に再起動されます。
キオスクのトラブルシューティング ツールを有効にする
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管理コンソールで、メニュー アイコン [デバイス] [Chrome] [設定] [デバイスの設定] に移動します。
- 左側で、トラブルシューティングまたは開発の目的で使用する組織部門を選択します。本番環境用の組織部門は選択しないでください。
- [キオスクの設定] に移動します。
- [キオスクのトラブルシューティング ツール] をクリックします。
- [トラブルシューティング ツールを有効にする] を選択します。
- [保存] をクリックします。