企業または学校の ChromeOS デバイスの管理者を対象としています。
管理者は、Android VPN アプリのバーチャル プライベート ネットワーク(VPN)接続を使用して、職場や学校などのプライベート ネットワークにユーザーを強制的に接続することができます。VPN は Android と Chrome のユーザー トラフィックに適用されます。OS やポリシーの更新などのシステム トラフィックは VPN に送信されません。VPN 接続がに敗すると、VPN 接続が再確立されるまで、すべてのユーザー トラフィックがブロックされます。
始める前に
- Google 管理コンソールを使用して、管理対象の Chrome デバイスに使用する Android VPN アプリを自動的にインストールします。詳しくは、アプリと拡張機能を自動インストールするをご覧ください。
- Android VPN アプリを設定します。詳しくは、アプリや拡張機能を表示、設定するをご覧ください。
Android VPN アプリを設定する
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- 管理コンソールのホームページから、[デバイス] [Chrome] にアクセスします。
- [設定] [ユーザーとブラウザ] をクリックします。
- To apply the setting to all users, leave the top organizational unit selected. Otherwise, select a child organizational unit.
- [ネットワーク] [常時接続 VPN] に移動します。
- [編集] をクリックします。
- 使用する Android VPN アプリを選択します。
- [OK] をクリックします。
- 次のいずれかを行います。
- ユーザーに手動での VPN 接続解除を許可する(ログイン時に再接続する) - ユーザーは一時的に VPN との接続を解除できます。
- ユーザーに手動での VPN 接続解除を許可しない - ユーザーは常に VPN に接続しており、接続を解除することはできません。
- [保存] をクリックします。
ユーザーに伝えるべきこと
[常時接続 VPN] を有効にして VPN 接続に失敗した場合、すべてのユーザー トラフィックがブロックされます。
次の場合は、VPN アプリが動作していることと VPN 接続を使用できることを確認するよう、ユーザーに依頼します。
- インターネットに接続していない場合
- ユーザーがデバイスにログインした後
- デバイスが長時間ロックされた場合
- デバイスがスリープモードから復帰した後
注: Chrome OS は、Android VPN アプリの動作や電源切断後の動作には影響しません。