入稿を開始する

キャンペーンを設定する

ここでは、キャンペーンの作成方法やキャンペーン プロパティの設定方法について説明します。キャンペーン プロパティはキャンペーン自体のプロパティです。キャンペーン マネージャー 360 でキャンペーンを開いて [プロパティ] をクリックすると表示されます。キャンペーン内のすべての行と列の使用方法については、入稿ワークフローをご覧ください。

はじめに

キャンペーンとは

アカウント内の各広告主には、独自の広告とプレースメントからなる固有のキャンペーンを割り当てます。キャンペーン プロパティを使用することで、広告の配信期間、デフォルトで使用するランディング ページ、レポートの対象とするクリエイティブのグループや広告掲載結果の種類などを設定できます。

キャンペーンを作成する

まったく新しいキャンペーンを作成することも、広告主の既存のキャンペーンをコピーすることもできます。

作成する: 広告主レベルに移動して、左メニューで [キャンペーン] を選択し、[新規作成] をクリックします。キャンペーンのプロパティを編集します。

コピーする: 広告主レベルに移動して、左メニューで [キャンペーン] を選択します。リストからコピー元となるキャンペーンを開きます。[プロパティ] をクリックして、[コピー] をクリックします。これで、元のキャンペーンと同じプロパティを持つ新しいキャンペーンが作成されます。保存すると、元のキャンペーンとは別に、コピーしたキャンペーンが保存されます(合計で 2 つのキャンペーンになります)。コピーを作成した場合も、クリエイティブ、広告、プレースメントを追加する必要があります(コピーされるのはプロパティのみです)。新しいキャンペーンの名前は、元のキャンペーンの名前の末尾に「(コピー 1)」が追加されたものとなります。

キャンペーンの開始日は現在の日付以降にする必要があります。コピー元のキャンペーンの開始日が過去の日付になっている場合、コピー先の新しいキャンペーンでは作成当日の日付が使用されます。終了日も過去の日付である場合、新しいキャンペーンの終了日は作成当日から 30 日後に設定されます。
キャンペーン マネージャー 360 で既存のキャンペーンを見つける

キャンペーン マネージャー 360 の入稿画面でナビゲーション バーにある [キャンペーン] をクリックすると、キャンペーン リストが表示されます。

  • 検索バーをクリックすると、キャンペーンをフィルタリングできます。たとえば、広告主フィルタを追加すると、特定の広告主のキャンペーンを表示できます。また、特定の開始日以降に始まるキャンペーンを探すこともできます。

  • キャンペーンにスターを付けると、そのキャンペーンがキャンペーン リストの上部に表示されるようになります(スターアイコン をクリックします)。これにより、よく使うキャンペーンを見つけやすくなります。詳細

キャンペーンのプロパティを設定する

キャンペーンのプロパティでは、スケジュール設定やデフォルト ランディング ページなど、キャンペーンに関する基本情報を指定します。

キャンペーンのプロパティを編集するには、キャンペーン マネージャー 360 のナビゲーション バーで [キャンペーン] をクリックし、キャンペーン リストで目的のキャンペーンを選択します。

識別情報

広告主: 新しいキャンペーンを作成する際、使用する広告主をここで選択します。広告主はキャンペーン マネージャー 360 内で事前に作成しておく必要があります。

キャンペーン名: キャンペーンに名前を付けます。この名前によって、キャンペーン マネージャー 360 やレポートでキャンペーンが識別されます。キャンペーン名にはセミコロンを使用しないことをおすすめします。

請求コード: 請求コードの値を入力します。入力した値は、このキャンペーンに関連付けられたキャンペーン マネージャー 360 請求の中で、広告主名やキャンペーン名と一緒に記載されます。請求コードを利用することで、独自の請求システムやトラッキング システムのデータをキャンペーン マネージャー 360 請求と関連付けやすくなります。たとえば、第三者製の課金システムで自社のキャンペーンを識別するコードを使用している場合は、ここにその値を入力できます。値は 64 文字以内で指定してください。数字、全言語の文字、特殊文字を使用できますが、半角の山かっこ(<>)は使用できません。

請求コードは毎月初日に処理され、前月分の請求に追加されます。たとえば、1 月分の請求書用の請求コードは 2 月 1 日に処理されます(1 月分の請求書は 2 月に発行されます)。所定の月の請求に正しいコードが適用されるようにするため、月末以前にコードを入力してください。

外部 ID: 社内レポートなどの項目を識別するために、キャンペーン マネージャー 360 の外部で使用する ID 全般を指します(この ID はキャンペーン マネージャー 360 が生成するものではありません)。

    外部 ID の命名規則:

  • 最大文字数: 50 文字
  • エンコーディング: UTF-8
  • 使用できる文字:
    • 0~9 の数字
    • a~z、A~Z のアルファベット
    • ダッシュ(「-」)
    • アンダースコア(「_」)
  • 使用できない文字:
    • カンマ(「,」)
    • セミコロン(「;」)
    • パイプ(「|」)
  • キャンペーンやプレースメントの任意の組み合わせに対して同じ外部 ID を使用することも、キャンペーンやプレースメントごとに固有の ID を使用することもできます。

  • 外部 ID に関連付けられているすべてのキャンペーンとプレースメントを探すには、キャンペーン マネージャー 360 の検索ボックスにその外部 ID を入力します。

  • すべてのアカウントで外部 ID を使用できるとは限りません。このセクションに外部 ID フィールドが表示されていない場合は、外部 ID 機能を有効にするよう、アカウント マネージャーにご依頼ください。

 

コメント: コメントがある場合はここに入力します。

スケジュール

キャンペーンの開始日と終了日を [スケジュール] で設定します。キャンペーンの開始日 / 終了日は、キャンペーン レポートに反映される期間を指定するものです。キャンペーン レポートには、キャンペーンの開始日 / 終了日で設定した期間内のキャンペーン広告の掲載結果だけが表示されます。

キャンペーン期間の変更が広告の配信に与える影響

キャンペーンの開始日と終了日は、広告が配信されるタイミングには直接影響しません。キャンペーン内の広告は、キャンペーン期間の前後にも配信されることがあります。

キャンペーン期間がプレースメント期間に与える影響

プレースメント期間をキャンペーン期間の枠外に設定することはできません。キャンペーン期間を変更する際は、必ずプレースメント期間が新しいキャンペーン期間の枠内に収まるようにする必要があります。これを行うには、キャンペーン期間の変更をプレースメントに適用するのが簡単です。変更を適用しないと、キャンペーン期間を変更しても、プレースメント期間には反映されません。

キャンペーン期間の枠内に収まっていない場合、プレースメント期間の変更を保存することはできません。たとえば、キャンペーン期間を 4 月 5 日~5 月 5 日に変更した場合、次の条件が適用されます。

  • 新しいプレースメントを作成する場合は、4 月 5 日~5 月 5 日の期間内に収まっている必要があります。

  • 既存のプレースメント期間を変更する場合は、4 月 5 日~5 月 5 日の期間内に収まっている必要があります。

  • 5 月 5 日以降に終了するプレースメントは、自動的には変更されません。広告は 5 月 5 日以降も配信されます。ただし、5 月 5 日以降の広告の掲載結果についてはキャンペーン レポートには記録されません。変更を保存するには、プレースメント期間をキャンペーン期間の枠内に収める必要があります。

ランディング ページ

ランディング ページは、ユーザーが広告をクリックまたはタップしたときに移動する最終的なページです。キャンペーン マネージャー 360 では、[ランディング ページ] タブで広告主レベルのランディング ページを管理できます。広告主レベルのランディング ページを作成しておけば、その広告主のキャンペーン、広告、クリエイティブのすべてでこれを再利用できます。

キャンペーンのプロパティから行える操作は次のとおりです。

  • 広告主のランディング ページのリストから選択する。
  • 新しいランディングページを作成する、または既存のランディングページを編集する。作成したランディング ページは、広告主のランディング ページのリストに保存されます。
  • URL ランディング ページを一括アップロードする。アップロードしたランディング ページは、広告主のランディング ページのリストに保存されます。
  • 該当するキャンペーン内でのみ使用するカスタムのランディング ページを設定する。カスタムのランディング ページは、広告主のランディング ページ リストには保存されません。

広告やクリエイティブに他のランディング ページが指定されていない場合にキャンペーンでデフォルトを使用できるよう、少なくとも 1 つのランディング ページを追加する必要があります。

請求

新しいキャンペーンのデフォルトの請求プロフィールは、広告主が選択した請求プロフィールに設定されます。別の請求プロフィールを広告主に割り当てるには、[請求プロフィールを変更] をクリックして、使用可能なプロフィールのリストから 1 つ選択します。どのプロフィールを選択すればよいかわからない場合は、SDF をダウンロードして、会社の請求担当(経理支払い担当、メディア購入担当など)の方と情報を共有できます。

請求プロフィールを選択したら、[再割り当て]、[保存] の順にクリックします。選択した請求プロフィールに割り当てられている広告主の一覧を表示するには、プレビュー カードで [+_その他…] をクリックします。

請求プロフィールを選択、編集できるのは、「アカウントの管理: フルアクセス」と「キャンペーン: フルアクセス」のユーザー役割のみです。これらの権限がないユーザーは、請求プロフィールを表示することはできますが、選択または編集することはできません。

不適切な請求プロフィールを選択すると、請求に大幅な遅延が生じる可能性があります。正しいプロフィールがわからない場合は、会社の請求担当の方に確認してから手順を進めてください。
ランディング ページ URL の接尾辞

ここでは、キャンペーンで広告のランディング ページ URL に追加する接尾辞を入力できます。キャンペーンに含まれる特定の広告の接尾辞を変更するには、広告プロパティを編集します。広告主の階層で設定された接尾辞を使用するには、接尾辞をロックされたままにしておきます。詳細

イベントタグ

イベントタグを使用すると、広告のクリックやインプレッションに関する情報をキャンペーン マネージャー 360 の外部で記録できます。広告主またはキャンペーンでイベントタグを作成し、広告に自動的に適用するか、手動で追加するかを選択できます。詳細

ベリフィケーションの設定

チェックボックスを使用して、キャンペーンでの広告のブロックの設定をオンまたはオフにします。広告のブロックの設定に関する詳しい手順については、こちらをご覧ください。

広告のブロックを使用すると、掲載を希望しない広告枠への広告配信をブロックできます。これにより、広告主のブランドが不適切なコンテンツに表示されるのを防ぐことができます。広告のブロックを有効にすると、広告のブロック条件に一致する広告枠には、透明ピクセルまたは独自のノーブランド クリエイティブのいずれかが配信されます。

広告のブロック条件全般はベリフィケーションで管理します。入稿画面で、特定のキャンペーン、サイト、プレースメントでの広告のブロックを有効にします。

クリエイティブ グループ

クリエイティブ グループは、レポートでクリエイティブを分類するラベルとして使用できます。この方法で、クリエイティブ グループごとの掲載結果データを表示するレポートを作成できます。

  1. 広告主のプロパティにクリエイティブ グループを追加し、クリエイティブ グループを共有するキャンペーンを選択します。

    新しいクリエイティブ グループを作成するには、[クリエイティブ グループを管理] をクリックします。クリエイティブ グループは広告主の階層で追加する必要があるため、広告主のページが表示されます。[クリエイティブ グループ] で [新しいクリエイティブ グループ] をクリックします。

  2. キャンペーンで、広告のクリエイティブに使用するクリエイティブ グループを選択します。ここで選択するグループは、広告を分類するラベルとして使用できます。クリエイティブは最大 2 つのグループに所属させることができます。

    キャンペーン マネージャー 360 では、クリエイティブ グループが別々のカテゴリ(グループ 1 とグループ 2)に分割されます。これにより、各クリエイティブ グループの掲載結果を容易に比較できます。

注: クリエイティブ グループはクリエイティブ フィールドとは異なります。どちらもクリエイティブのグループを分類するものですが、クリエイティブ フィールドには値(各ラベル内のサブカテゴリ)も設定できます。

クリエイティブの最適化

クリエイティブの最適化とは、掲載結果に基づいて広告のクリエイティブをローテーションで表示する方法です。ここで選択する指標は、すべての広告で最適化の指標として使用できるようになります。キャンペーンの任意の期間で 1 つの指標のみを選択できます。詳細

警告: 最適化の指標を変更すると、最適化ローテーションを行うように設定されたキャンペーンのすべての広告に影響します。つまり、最適化を使用する各広告で、変更後の指標が使用されるようになります。

Floodlight の計測期間

デフォルトでは、広告主の階層で設定した計測期間がキャンペーンにも適用されます。キャンペーン レベルで計測期間を設定した後に、新しく作成するプレースメントでこれらの値を上書きできます。

キャンペーン レベルでの変更は、既存のプレースメントに影響しません。計測期間についての詳細

クリックやインプレッションの計測期間を上書きするには、対応する [上書き] チェックボックスをオンにして、新しい日数を入力します。ここでは、広告主の [Floodlight 設定] タブで設定した計測期間の日数以下の日数を指定できます。

オーディエンス セグメンテーション

オーディエンス セグメンテーションでは、キャンペーンのオーディエンスを異なる複数のユーザー グループに分類します。これらのグループをセグメントと呼びます。セグメントごとに別の広告をターゲティングして、成果を比較できます。オーディエンス セグメンテーションの設定に関する記事をご覧ください。

第三者による測定

キャンペーンで第三者ベリフィケーションを有効にします。詳細

この情報は役に立ちましたか?

改善できる点がありましたらお聞かせください。

さらにサポートが必要な場合

次の手順をお試しください。

検索
検索をクリア
検索を終了
メインメニュー
8129437094465478810
true
ヘルプセンターを検索
true
true
true
true
true
69192
false
false