ユニークリーチ
[新しいレポート] > [リーチ] > [ユニークリーチ] に移動すると、ユニークリーチ指標に関するレポートを作成できます。ユニークリーチは、広告を操作したユーザーを、環境やデバイスをまたいで計測したものです。Google では、集計したログインデータを使用してモバイル デバイス ID と Cookie を結び付け、デバイスや環境をまたいで同じユーザーを計測します。ユーザーを識別可能な情報が明らかになることはなく、またユーザーはいつでも Cookie やデバイス ID を無効化またはリセットできます。
指標:
- ユニークリーチ: クリックリーチ
- ユニークリーチ: インプレッション リーチ
- ユニークリーチ: 視認範囲のインプレッション リーチ
- ユニークリーチ: 総リーチ
- ユニークリーチ: インプレッションの平均発生頻度
- ユニークリーチ: 視認範囲のインプレッションの平均発生頻度
共視聴
ユニークリーチの指標では、共視聴(複数の視聴者がコネクテッド テレビ デバイスで一緒に広告を見ること)が考慮されます。複数のユーザーが広告を一緒に見た場合、キャンペーンの実際のインプレッションやリーチは多くなる可能性があります。Google における共視聴の測定方法について
表示できる指標は次のとおりです。
- ユニークリーチ: インプレッション リーチ(共視聴)
- ユニークリーチ: 視認範囲のインプレッション リーチ(共視聴)
- ユニークリーチ: 総リーチ(共視聴)
- ユニークリーチ: インプレッションの平均発生頻度(共視聴)
- ユニークリーチ: 視認範囲のインプレッションの平均発生頻度(共視聴)
フリークエンシー別リーチ
フリークエンシー別リーチのディメンションでは、広告に対して N 回以上の操作を行ったユーザーの数の内訳を確認できます。レポート内では、各フリークエンシーが列で表され、内訳の分布がわかるようになっています。
たとえば、[1+: ユニークリーチ: インプレッション リーチ] の値が 70 で、[2+: ユニークリーチ: インプレッション リーチ] の値が 50 の場合、70 人のユーザーが 1 回以上広告を閲覧し、50 人のユーザーが 2 回以上広告を閲覧したことになります。広告を 1 回だけ見たユーザーの数は、70 - 50 で 20 人と計算できます。
表示できるディメンションは次のとおりです。
- ユニークリーチ: クリックリーチ
- ユニークリーチ: インプレッション リーチ
- ユニークリーチ: インプレッション リーチ(共視聴)
- ユニークリーチ: 総リーチ
- ユニークリーチ: 総リーチ(共視聴)
- ユニークリーチ: 視認範囲のインプレッション リーチ
ユニークリーチ オーディエンス
[新しいレポート] > [ユニークリーチ オーディエンス] に移動すると、ユニークリーチ オーディエンス指標に関するレポートを作成できます。このレポートでは、ユニークリーチ データを母集団やオーディエンスとの関係に広げて確認できます。
指標:
- 構成単位のインプレッション数の割合(%)
- 構成単位のインプレッション数の割合(共視聴)
- 視認可能な構成インプレッション率
- 構成単位のリーチの割合(%)
- 構成単位のリーチの割合(共視聴)
- 視認可能な構成リーチ率
- 母集団
- 母集団のリーチ率
- 視認可能な母集団のリーチ率
- ターゲット視聴率
- ターゲット視聴率
- ターゲット視聴率(共視聴)
- 視認可能なターゲット視聴率
リーチの増分
リーチの増分では、通常のリーチと異なり、各期間(日、週、月)にリーチしたユーザーのうち、前回の期間に広告が配信されておらず新たにリーチしたユーザーの数のみを測定できます。
表示できる指標は次のとおりです。
たとえば、レポートに 1 日ごとの内訳を表示する場合、クリックリーチの増分では、1 日目に広告をクリックしたユニーク ユーザー数、2 日目に新たにクリックしたユーザー数、というようにデータが表示されます。各ユーザーは 1 度しかカウントされず、特定の日に関連付けられます。すべての増分を合計すると、レポートの全期間の増分(クリック、インプレッション、または総)リーチになります。
増分リーチを正しく表示するには、レポートで期間を指定する必要があります。期間を指定しないと、増分リーチの値は、通常のリーチの値と同じになります。
ディメンション
リーチレポートには、必須(デフォルトで含まれていて削除不可)のディメンション(国など)もあれば、使用できないディメンションもあります。ユニークリーチ オーディエンスはユーザー属性に焦点を当てたものであるため、性別と年齢のディメンションも必須です。ディメンションが使用可能かどうかについては、オフライン レポート内で確認できます。
各ディメンションの説明については、レポートで使用できるディメンションをご覧ください。
制限事項
- ユニークリーチ レポート内のダッシュ(-)は、モデルによって正確な計算が行われなかったことを示しています。これは、Google のプライバシーと品質の要件を満たすための十分なデータがなかった場合に発生します。モデルのインプレッション数を増やすには、使用するデータを増やすか、レポートのセグメントを少なくしてみてください。
- ユニークリーチは一部の国ではご利用いただけません。これらの国からのインプレッションが含まれることで、ユニークリーチ レポートにダッシュ(-)が表示されることがあります。
- リーチデータを合計することや、レポート間で比較することはできません。たとえば、広告申込情報と広告掲載オーダーのリーチを合計してキャンペーンのリーチを特定することはできません。
-
2018 年 11 月 1 日時点で、累積リーチデータの使用可能期間は 93 日間です。リーチ情報は(最大で)93 日のブロックで取得できますが、ブロック同士を正確に合計することはできません。この日付より前の累積リーチデータの使用可能期間は 42 日間です。
- リーチデータには制限があり、集計できないため、リーチレポートで使用できるディメンションも制限されます。