ビジネス拠点グループを使用すると、複数のユーザーと共同でビジネス情報を安全に管理できます。ビジネス拠点グループはビジネス情報の共有フォルダのようなもので、同じビジネス情報へのアクセス権を同僚と共有する方法です。
ユーザー名とパスワードを他のユーザーと共有している場合は、より安全に共同作業を行うため、ビジネス拠点グループに移行してください。
Google アカウント | ビジネス拠点グループ | |
用途 | 該当のビジネスを Google で管理しているのが自分一人である場合。 | 複数のメンバーでビジネス情報を追加、編集したい場合。 |
アクセスできる人 | 自分だけがアカウントにアクセスできます。 | オーナー権限または管理者権限を持つユーザーがアクセスできます。ビジネス拠点グループ名の下にアクセス権が表示されます(例: 「オーナー: 自分」、「管理: 自分」)。管理者もオーナーも、ビジネス拠点グループ内でビジネス情報を作成、編集、削除できます。詳細 |
作成方法 | ご自身で作成します。ログインが必要なすべての Google サービスで利用できます。 | こちらの手順で作成します。 |
確認マーク | 追加されたすべてのビジネス情報でユーザーがオーナーとして確認済みであることを表します。 | ビジネス拠点グループのオーナーが確認済みであることを表します。 |
ビジネス拠点グループご利用のヒント
ビジネス拠点グループの作成が効果的なケース
ビジネス拠点グループは次のような場合に便利です。
- 同僚、各ブランドや地域のマネージャー、代理店と共同でビジネス情報を管理したい場合
- 住所情報を利用して広告を運用したい場合
同僚やマネージャー、代理店にビジネス情報へのアクセス権を付与するには:
- ビジネス拠点グループを作成します。
- すべてのビジネス情報をそのアカウントに移動します。
- 同僚または代理店の従業員をビジネス拠点グループの管理者またはオーナーとして追加します。すると、既存のビジネス情報と、今後作成されるすべてのビジネス情報にアクセスできるようになります。
ビジネス拠点グループの数
作成するビジネス拠点グループは、ビジネスやブランドごとに 1 つに留めることをおすすめします。1 つのスプレッドシートを複数のビジネス拠点グループにインポートしたり、複数のビジネス拠点グループからビジネス情報をダウンロードして 1 つのスプレッドシートにまとめたりすることはできません。
組織内に複数のブランドや部署があり、それぞれ担当者が異なる場合は、ビジネス拠点グループを複数作成します。
メリット | デメリット | |
1 つのビジネス拠点グループを使用 | すべてのビジネス情報を 1 つのダッシュボードで確認し、1 つのスプレッドシートで管理できます。 | 自分が管理しているアカウント内にあるすべてのビジネス情報を、他のオーナーと管理者も確認、編集できます。 |
複数のビジネス拠点グループを使用 | オーナーと管理者が表示、編集できるのは、各アカウント内のビジネス情報のみです。 | 各アカウントで個別にスプレッドシートの読み込みが必要になり、1 つのダッシュボードですべてのビジネス情報を確認できません。 |
ビジネス拠点グループ内で、それぞれのビジネス情報に手動でオーナーと管理者を追加することはできます。
その他の留意事項
- それぞれのビジネス拠点グループには、場所を読み込むための専用のスプレッドシートが必要になります。
- ビジネス拠点グループごとに管理者とオーナーが設定されます。ビジネス拠点グループのオーナーと管理者の追加についての詳細
- ビジネス拠点グループは、他のビジネス拠点グループの管理者として使用することはできません。
ビジネス拠点グループ内で、それぞれのビジネス情報に手動でオーナーと管理者を追加することはできます。
Google マイビジネスを初めて利用される方
ビジネス プロフィールを初めてご利用になる場合は、ビジネス拠点グループを作成し、そのアカウントでビジネス情報を追加、確認、管理することをおすすめします。そうすることで、後日他の人とアクセスを共有することにした場合でも、改めてアカウントを作り直す必要がなくなります。