詳細設定を使って広告のパーソナライズを許可する([プロパティ設定])と、サポートされているすべての国や米国の州からアクセスしてくるユーザーに対して、広告のパーソナライズを有効または無効にできます。この設定は今後のデータ収集に適用され、以前に収集されたデータにさかのぼって適用されることはありません。広告のパーソナライズを無効にしても、そのプロパティの分析データを使用した測定やコンテンツのパーソナライズの機能に影響はありません(例: オプティマイズや Firebase での A/B テスト)。
特定の地域で広告のパーソナライズを無効にすると、その場所から収集されたすべてのイベントは、広告のパーソナライズの対象外(パーソナライズされていない広告)としてマークが付けられます。つまり、これらの地域からのコンバージョンは、リンクされた広告アカウントにエクスポートされた場合でも、広告のパーソナライズの対象外としてマークされるということです。また、無効な地域からエンドユーザーがアクセスした場合、すでにエクスポートされているリストには影響しませんが、リンク済みの広告アカウントにエクスポートされている可能性があるリストには追加されません。
プロパティで収集されたすべてのイベントと、そのデータに基づくユーザーリストを、アナリティクス内でのレポート、分析、ユーザーリスト作成に使用したり、オプティマイズなどの非広告向けのサービスにエクスポートしたりすることはできます。
この設定は、以下を設定している場合でも有効です。
- ユーザーリストやコンバージョンのインポートやエクスポートを容易にする、広告サービスやその他のサービスとの統合
- 広告のパーソナライズに関するイベントとユーザー プロパティの追加や除外
- 収集時に、パーソナライズされていない広告として特定のイベントを手動(またはこの管理機能の影響を除く)で識別
プロパティ データを広告のパーソナライズでの使用から除外するには
Google アナリティクス プロパティ 4 の場合
- Google アナリティクスにログインします。
- [管理] をクリックします。
- [プロパティ] 列で [データ設定] > [データ収集] をクリックします。
- [広告のパーソナライズを許可する詳細設定] で、パネルを展開します。
をクリックします。
- 除外する地域ごとにスイッチをオフにし、[適用] をクリックします。
ユニバーサル アナリティクス プロパティの場合
- Google アナリティクスにログインします。
- [管理] をクリックします。
- [プロパティ] 列で [トラッキング情報] > [データ収集] の順にクリックします。
- [広告のパーソナライズを許可する詳細設定] で、パネルを展開します。
をクリックします。
- 除外する地域ごとにスイッチをオフにし、[適用] をクリックします。
プロパティ データを広告のパーソナライズに使用することを許可するには
上記の手順に従い、スイッチをオンにします。
広告のパーソナライズに関するその他の管理機能
プロジェクト内のすべてのイベントではなく、単一のイベントやユーザー プロパティに対して広告のパーソナライズを無効にする場合は、以下の管理機能を利用することをおすすめします。