BigQuery は、大規模なデータセットに対しパフォーマンスの高いクエリを実行できるクラウドデータ ウェアハウスです。
すべてのイベントを Google アナリティクス 4 プロパティから BigQuery にエクスポートし、SQL タイプの構文を使ってそのデータにクエリを発行できます。BigQuery では、アナリティクスのデータとの統合を目的に、データを外部ストレージにエクスポートすることや、外部データをインポートすることが可能です。
データを BigQuery にエクスポートすると、そのデータの所有者になり、BigQuery ACL を使用して、プロジェクトやデータセットの権限を管理できます。
1 日 1 回、すべてのデータのエクスポートが行われます。さらに、データのエクスポートは 1 日を通して継続的に実行されます(詳しくは下記の「ストリーミング エクスポート」をご覧ください)。
Google アナリティクス 4 プロパティから BigQuery にデータをエクスポートする際に、料金は発生しません。BigQuery の無料インスタンス(BigQuery サンドボックス)にエクスポートできますが、サンドボックスの制限を超えるエクスポートを行う場合には料金が発生します。
ストリーミング エクスポート
ストリーミング エクスポートについて
BigQuery ストリーミング エクスポートでは、BigQuery Export を介して当日の最新のデータを数分以内に入手できます。
このエクスポート オプションを使用すると、BigQuery に最新のデータを読み込んで、ユーザーとプロパティのトラフィックを分析できます。
ストリーミング エクスポートでは、毎日以下の 2 つのテーブルが新規に作成されます。
events_intraday_YYYYMMDD
: その日に発生した全アクティビティのイベントのレコードがすべて保持されます。データは 1 日を通して継続的にエクスポートされます。イベントが複数のエクスポート周期にまたがっていると、テーブルにはそのイベントのレコードが重複して保存されます。このテーブルは、events_YYYYMMDD
の作成が完了すると削除されます。events_YYYYMMDD
: 1 日に 1 回、すべてのイベントがエクスポートされます。
クエリでは、events_intraday_YYYYMMDD
ではなく events_YYYYMMDD
を使用するようにしてください。
関連資料
次の事項の詳細については、BigQuery のデベロッパー ガイドをご確認ください。