Google アナリティクスのアカウントでは、ウェブサイトとアプリのデータの分析に使用できるレポートが、あらかじめ作成されます。このように自動的に作成されるレポートに加え、気になる情報を参照するためにレポートを独自に作成することもできます。
デフォルトでは、レポートのスナップショット、リアルタイム レポート、以下のレポート コレクションおよびトピックが表示されます。データをより詳しく分析する場合は、データ探索ツールと BigQuery を使用できます。
ライフサイクル コレクション
ライフサイクル コレクションには、ユーザー獲得からコンバージョンまでのユーザー アクションの把握に役立つ、以下のレポートが含まれます。
- 集客: 主に、新規ユーザーとリピーター、および集客の経路(メディア、ソース、キャンペーンなど)に関する情報を確認できます。
- エンゲージメント: 発生イベント数、ユーザーがサイトまたはアプリを利用した時間数、サイトまたはアプリへの再訪問回数を通して、ユーザー アクションを確認できます。
- 収益化: e コマースでの購入、アプリ内購入、定期購入、モバイル広告から獲得した収益を把握できます。
- 維持率: 新規ユーザーのリピートを促す施策はどの程度効果的か、およびどれくらいの割合のユーザーがリピートしているかを確認できます。
[業種] が [ゲーム] に設定されている場合、あるいは「ゲーム」に分類されているアプリにアプリ ストリームの 50% 以上が関連付けられている場合、アナリティクスにはライフサイクル コレクションではなく ゲームレポート コレクションが表示されます。
ユーザー コレクション
ユーザー コレクションには、サイトまたはアプリを利用しているユーザーの情報を確認できる以下のトピックが含まれます。
- ユーザー属性: 年齢、地域、興味や関心などでユーザーが分類されています。
- ユーザー環境: ユーザーがどのような環境でコンテンツにアクセスしているか、およびどのようなバージョンを使用しているかを確認できます。
アプリ デベロッパー コレクション
アプリケーションで Firebase 向け Google アナリティクス(GA4F)SDK を使用すると、左側のナビゲーションに アプリ デベロッパー コレクションが追加されます。このコレクションでは、接続されているアプリに関する情報が提供されます。
期間を変更する
デフォルトでは、レポートには過去 28 日間のデータが表示されます。期間を変更するには、レポートの右上にあるプルダウンを使用します。1 つのレポートの期間を変更すると、お使いのアカウントで表示されている他のレポートの期間も変更されます。リアルタイム レポートでは期間を変更できません。