この記事では、下記の次のステップ セクションに一覧表示されたデータ インポート例の活用方法について解説します。それぞれの例では、Google アナリティクスに各インポート タイプをインポートする際の詳しい手順と共に、特定のインポートに関するシナリオについて説明します。各記事は、次のセクションと共に、同じような形で記されています。
この記事の内容:シナリオ
このセクションでは、この例に使用されるシナリオを説明します。各シナリオでは、データ インポートによって解決できるシンプルで現実的な問題について説明しています。状況に合わせてこれらのシナリオを調整してください。
インポートするデータを決定する
最初のステップは、インポートするデータと、既存のヒットデータとの結合方法を決定することです。
必要に応じてカスタム ディメンションまたは指標を作成する
キーまたはインポートしたデータのいずれかにカスタム ディメンションや指標を使用する場合は、データをアップロードする前にこれらを作成する必要があります。
データ セットを作成する
このステップでは、データセット(インポートしたデータを含み、そのデータを収集したヒットデータに結合する構造)を作成する過程が説明されます。
データをアップロードする
このステップでは、CSV 形式のアップロード ファイルを作成し、それを Google アナリティクスにアップロードする過程が説明されます。
レポートにデータを表示する
各シナリオの最後のステップは、アップロードしたデータをレポートに表示することです(インポートしたデータを処理し、そのデータをレポートで使用できるようになるには時間がかかる場合があります)。
次のステップ
関係するインポート シナリオを以下から選択してください。
シナリオ | データの結合先 | 代表的なインポート ディメンション / 指標 | インポート |
---|---|---|---|
CRM データを使って、顧客の関心事、リピート回数率、ライフタイム バリューごとに利用状況を分析する。 | User ID | セグメント、評価、値などのカスタム ディメンションや指標 | ユーザーデータの例 |
Google 以外の参照元からのトラフィックをトラッキングするためにタグが付けられたキャンペーンを再利用および拡張する。 | キャンペーン ID | 参照元、メディア | キャンペーン データの例 |
CMS データを使用して、サイトで最も人気がある作成者を特定する。 | 記事 ID | 作成者、カテゴリなどのカスタム ディメンション | コンテンツ データの例 |
最も人気のある製品を価格、色、サイズなどによって分類して、レポートを生成する。 | 商品 ID(SKU) | 価格、色、サイズなどのカスタム ディメンション | 製品データの例 |
一括で払い戻しを処理する。 | トランザクション ID | 商品価格、払い戻された商品数、収益 | 払い戻しデータの例 |
サードパーティ製(Google 以外の)広告ネットワークのクリックと費用のパフォーマンスを分析する。 | 参照元、メディア、キーワード | 表示回数、クリック数、費用 | 費用データの例 |
上記のどれにも当てはまらないデータを追加する。 | * | * | カスタムデータの例 |
* カスタムデータには、多くのディメンションや指標(カスタムのディメンションや指標を含む)を使用できますが、すべて使用できるわけではありません。詳しくは、データ インポートの制限をご覧ください。