ショッピング行動および購入行動
ショッピング解析レポートでは、商品ページの閲覧、ショッピング カートへの商品の追加と削除、トランザクションの開始、放棄、完了の件数といったショッピング アクティビティのインサイトを参照できます。
経済動向
サマリーと商品の販売状況の両レポートには、商品から発生した収益やコンバージョン率、平均的なトランザクションで追加される商品の数、平均注文額、発生した払い戻しの回数、商品の詳細情報ページを閲覧したユーザーが商品をカートに追加し、購入した割合といったデータが表示されます。
拡張 e コマースのタグの標準的な設定により、個々の商品のデータを確認することができますが、カテゴリやブランドのプロパティを容易に追加して、これらの点からデータを評価することも可能です。こうしたプロパティでは文字列値が使用されるため、ご自身のビジネスに関連するカテゴリとブランドの分類方法を策定できます。
マーケティングの成果
商品の販売状況の測定に加え、商品をサポートする社内外のマーケティング活動についても測定する必要があるでしょう。
アフィリエイト コード レポートは、サイトに顧客を誘導するアフィリエイト サイトに関連付けられているため、収益、トランザクション数、平均注文額をトラッキングできます。
オーダー レベルのクーポンについて同じ指標をトラッキングする場合は、オーダー クーポン レポートを参照します。
商品クーポン レポートでは、収益、固有の購入数、商品の収益(購入平均)の点から、商品レベルのクーポンの有効性を確認できます。
サイトの別のセクションで販売を宣伝する内部バナーなど、内部プロモーションを使用している場合は、内部プロモーション レポートで、該当のプロモーションの表示回数、クリック数、クリック率をトラッキングできます。
商品のアトリビューション
拡張 e コマースの「商品リストの販売状況」レポートには、有用な商品アトリビューション データが表示されます。レポートには「ラスト アクション」属性が含まれ、ユーザーがコンバージョン イベント達成前に接触した最後の商品リストが、商品単位で貢献を評価されるようになっています(そのリストから商品をカートに追加した、商品の決済に至った、購入に至った、などのアクションがカウントされます)。
商品アトリビューション データを通して、コンバージョン促進に貢献している商品リストを把握することで、販売促進のさまざまな取り組みを最適化し、売上を伸ばすことができます。たとえば、さまざまな形態の商品リスト(ブロック型の商品展示枠、カテゴリページ、検索結果ページなど)の中で、ユーザーが商品購入に至る入口として実際に効果を上げているのはどの形態なのか、商品ごとに調べることが可能です。
商品アトリビューションを利用するには、あらかじめ e コマースのアクション データで list 属性を指定しておく必要があります。この list フィールドの情報をもとに、「商品リストの販売状況」レポートの「商品がカートに追加された回数」「商品の決済回数」「固有の購入数」「商品の収益」のアトリビューションが行われます。
サイトから取得した e コマース データのアナリティクスへの表示
このデータをレポートに表示するには、以下の操作を行う必要があります。
必要に応じて、次の処理を行うこともできます。
パートナー ギャラリー
Google アナリティクスは、e コマース プラットフォームを提供する企業と提携し、両社の顧客向けに事前構築済みの統合機能をご提供しています。提携パートナーのプラットフォームをご利用の場合は、これらの統合機能をインストールすることで、拡張 e コマースをご活用いただけます。拡張 e コマースの主要パートナー企業について詳しくは、パートナー ギャラリーをご覧ください。