使用する分野用の属性でタグを変更したら、該当の属性をアナリティクスで利用し、リマーケティング ユーザーリストの作成に使用できるようになります。
アナリティクスでは、コンバージョン経路のさまざまな段階のユーザーを識別できるユーザーベースのリマーケティング ユーザーリストを作成できます。すべてのユーザーを含むリストのみを作成して動的リマーケティングを導入することもできますが、よりターゲットを絞ったリストを用意すれば、広告のコンテンツと予算を最も効果の大きい場所に集中させることができます。たとえば既に商品をショッピング カートに追加しているユーザーの場合、購入操作を完了してもらうために必要なのは、それを思い出させるきっかけや動機付けだけです。一方、商品を閲覧しただけのユーザーの場合は、商品の全体的な価値をより強くアピールする必要があります。
リマーケティング リストを作成する際と同じ手順に従うことで、新しいページタイプのディメンションを使用して以下のようなユーザー セグメント別の動的リマーケティング ユーザーリストを作成することができます。
- サイトにアクセスしたユーザー
- 商品を検索したユーザー
- 商品ページを閲覧したユーザー
- コンバージョンから離脱したユーザー
- コンバージョンに至ったことがあるユーザー
ビジネスタイプに合わせて既定のリマーケティング ユーザーリストを Google アナリティクス アカウントにインポートすることができます。
ページタイプの値は分野ごとに異なるため、ユーザーの定義にも若干の違いがあります。たとえばリテールのデータをインポートした場合、そのリマーケティング ユーザーリストは旅行のデータをインポートした場合とは多少異なったものになります。
分野に合わせて既定のユーザーリストをインポートする
- 以下の中から自分の分野をクリックし、適切なユーザーリストをインポートします。
- Google アナリティクスのビューを選択します。データはアカウントのこのレポートビューにインポートされます。
- ユーザーリストを使用する Google 広告アカウントを選択します。
- [作成] をクリックします。
既定のユーザーリストをインポートしたら、アナリティクス アカウント([管理] > [プロパティ] > [リマーケティング] > [ユーザーリスト])と、リストを共有した Google 広告アカウントで確認できるようになります。