この記事では、Google アナリティクス 4 プロパティについて説明します。現在もユニバーサル アナリティクス プロパティをご利用の場合は、ユニバーサル アナリティクスのセクションをご覧ください。ユニバーサル アナリティクスは、2023 年 7 月 1 日にデータの処理が停止されます(アナリティクス 360 プロパティの場合は 2024 年 7 月 1 日)。

[GA4] エンゲージメント率と直帰率

エンゲージメント率と直帰率の指標を使用して、ウェブサイトまたはアプリのエンゲージメントを測定します

指標について

エンゲージメント率は、エンゲージメントのあったセッションの割合です。直帰率は、エンゲージメントがなかったセッションの割合です。直帰率はエンゲージメント率の逆数です。

たとえば、ユーザーがウェブサイトにアクセスしてホームページのコンテンツを確認した時間が 10 秒以内で、その後イベントをトリガーしたり他のページまたは画面に移動したりしないままサイトを離れた場合、そのセッションはアナリティクスでは直帰として集計されるため、直帰率のパーセンテージが上昇します。

指標に関するレポート

編集者または管理者の場合は、すべてのレポートに指標を追加できます。

  1. Google アナリティクスにログインします。
  2. 左側のメニューから [レポート] レポート を選択します。
  3. カスタマイズするレポートを開きます。
  4. レポートの右上にある [レポートをカスタマイズ] アイコン レポートをカスタマイズ をクリックします。
    重要: このボタンが表示されない場合は、編集者または管理者のロールを持っていないことを意味します。
  5. [レポートデータ] で [指標] をクリックします。[指標] オプションがハイライト表示された [レポートをカスタマイズ] メニューのスクリーンショット
  6. [エンゲージメント率] と [直帰率] を追加して、[適用] をクリックします。
    2 つの指標がハイライト表示された [指標] メニューのスクリーンショット
  7. 現在のレポートに変更を保存します。

ユニバーサル アナリティクスから移行する

ユニバーサル アナリティクスから移行する場合、Google アナリティクス 4 での直帰率の計算方法の違いを理解するには、[UA→GA4] 指標の比較: Google アナリティクス 4 とユニバーサル アナリティクスをご覧ください。

エンゲージメント率を高める

エンゲージメント率が低い場合は、アナリティクスでレポートとデータ探索ツールを使用することを検討してください。これらを使用することで、エンゲージメント率の低さが全体的なものなのか、または特定のチャネル、参照元とメディアのペア、ページもしくはスクリーンで発生しているものなのかを詳しく確認できます。

たとえば、一部のページまたはスクリーンのエンゲージメント率が低い場合は、広告の内容が適切にページまたはスクリーンへのアクセスをユーザーに促しているか、そのページまたはスクリーンにユーザーが次の適切な行動を起こすためのわかりやすい経路が用意されているかを確認します。

特定のチャネルのエンゲージメント率が低い場合は、そのチャネルに使用している広告を確認します。たとえば、ディスプレイ広告経由のユーザーの直帰率が高い場合は、広告の内容がサイト コンテンツに対して適切かどうかを確認します。

問題の範囲が広い場合は、測定コードを確認して、必要なすべてのページが適切にタグ付けされていることを確認します。アプリからデータを収集する場合は、Firebase 向け Google アナリティクス SDK が適切に設定されていることを確認してください。

また、サイト全体のデザインを見直して、言語、画像、色彩、カスタム外部リンクや行動を促すフレーズ、重要なページ要素の可視性について検証することもおすすめします。Google オプティマイズを使うと、サイトのページをさまざまなテストパターンでテストし、ユーザーが利用しやすいデザインを確認できます。

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