この記事では、Google アナリティクス 4 プロパティについて説明します。ユニバーサル アナリティクス プロパティを使用している場合は、ユニバーサル アナリティクスのセクションをご覧ください。ユニバーサル アナリティクスは、2023 年 7 月 1 日(アナリティクス 360 プロパティの場合は 2023 年 10 月 1 日)をもってデータ処理が停止されます。

[GA4] e コマース アクティビティの測定

販売している商品に対するユーザーの操作を把握する

おすすめの e コマース イベントをウェブサイトまたはアプリに追加すると、オンラインで販売している商品やサービスに関するデータを収集し、事前に設定したレポート、ディメンション、指標に取り込むことができます。この記事では、e コマース イベントの種類と e コマース データのレポート方法について説明します。

この記事の内容:

販売している商品に関するデータの収集

商品やサービスなど、販売しているアイテムに関するデータを items 配列に追加することで、各 e コマース イベントと関連付けできます。たとえば、ジーンズに関するデータを含む items 配列を作成し、ユーザーがジーンズを表示したときに送信されるイベントに items を関連付けることができます。

items のパラメータに関連付けるデータによって、e コマースのディメンション(例: アイテムのブランド、アイテムのカテゴリ、送料)、e コマースの指標(例: アイテムの数量)が入力されます。ディメンションと指標を使用すると、より詳細なレポートとデータ探索が可能になります。

データの利用

Google アナリティクスでは、推奨イベントとイベント パラメータが認識され、それらのデータが事前に設定したディメンションと指標に自動的に追加されます。

収益化レポートでは e コマースのディメンションと指標に加えて、e コマースのデータを確認できます。また、アナリティクスでカスタム レポートおよびデータ探索を作成できるほか、アナリティクス以外では BigQuery および Google Analytics 4 Data API を介してデータを確認できます。

サイトまたはアプリでイベントをテストする際はデバッグモードを使用し、アナリティクスでイベントとイベント パラメータのデータが収集されていることを確認してください。

プロモーションの操作

プロモーションは、サイトまたはアプリの一部を別の部分から宣伝する方法です。たとえば、ホームページにシャツの 5% 割引を宣伝するバナーを配置するとします。次のイベントを使用して、プロモーションが閲覧された日時、選択された日時、およびプロモーションによる収益を測定できます。

promotion_id パラメータと promotion_name パラメータは、サイトまたはアプリに表示するプロモーションを識別するのに役立ちます。表示するプロモーションではなく、販売するアイテム(商品やサービス)を識別するには、item_id パラメータと item_name パラメータを使用します。

購入をプロモーションに関連付けるには、promotion_id パラメータまたは promotion_name パラメータをすべての e コマース イベントに(イベントレベルまたはアイテムレベルで)追加します。

データの確認

アナリティクスでプロモーションに関するデータを確認するには、次のディメンションを適用します。

  • アイテム プロモーションのクリエイティブ名
  • アイテムのプロモーション(クリエイティブのスロット)
  • アイテム プロモーション ID
  • アイテム プロモーション名

次の指標を使用して、各イベントの収集頻度に関するデータを確認することもできます。

  • アイテム プロモーションの表示回数
  • アイテム プロモーションのクリック数

たとえば、次の折れ線グラフでは、最も閲覧回数の多いプロモーションを時系列で確認できます。

アイテムの操作

次のイベントを使用すると、販売している商品アイテムをユーザーが閲覧する頻度、およびアイテムリストの順序が商品のクリック、閲覧、購入に与える影響を測定できます。表示またはクリックされたアイテムのデータをイベントに関連付けるには、items 配列を使用します。

たとえば、順序が異なる 2 つのアイテムリストを使って A/B テストを行い、その後これらの 3 つのイベントを同時に使用すると、アイテムの順序が購入に与える影響を確認できます。

データの確認

次の指標を使用すると、イベントの収集頻度に関するデータを確認できます。

  • アイテムリストのクリック数
  • アイテムリストの閲覧回数
  • アイテムの表示回数

たとえば、次の自由形式のデータ探索では、Google Merchandise Store で販売されている一連のアイテムについて、アイテムリストのクリック数、アイテムリストの表示回数、アイテムの表示回数に関するデータを確認できます。

カートの操作

ショッピング カートにユーザーがアイテムを追加して、それらを表示、削除する頻度を測定することで、ユーザーが関心を持っている商品を把握し、平均注文数量を増やすことができます。ショッピング カートの操作を測定するには、次のイベントを使用します。

サイトまたはアプリに「ほしいものリスト」がある場合は、add_to_wishlist イベントを使用すると、関心はあっても購入は意図していないアイテムをユーザーがほしいものリストに追加する頻度を測定できます。

データの確認

「カートに追加」指標を使用すると、イベントの収集頻度に関するデータを確認できます。たとえば、次の棒グラフでは、ユーザーがカートに商品アイテムを追加した回数がアイテムのカテゴリ別に表示されています。

決済手続き

決済手続きを進めるユーザーは、そのサイトまたはアプリで購入することに関心を持っています。以下のイベントを追加することで、ショッピング カートでの操作を把握して、長所と短所を特定できます。これらのイベントを使用して、決済プロセスの各ステップを測定します。

: Google アナリティクスのレポートとデータ探索では、discount パラメータは表示されません。また、Google Analytics Data API を介してパラメータ値を表示することもできません。

データの確認

アナリティクスでデータを確認するには、データ探索に次のディメンションを追加します。

  • 初回購入日
  • 前回の購入日

収集したイベントに関するデータを確認するための指標には以下のようなものがあります。

  • 購入による平均収益
  • 1 日の平均購入者数
  • 決済回数
  • e コマース購入数

たとえば、次の目標到達プロセスデータ探索(クローズド型)では、決済プロセスのステップを完了したユーザーの割合(プロセス内の前のステップを完了したユーザーと比較して)と、プロセスを放棄したユーザーの割合が表示されています。

決済プロセス内の前のステップを完了せずに決済プロセスのステップを完了したユーザーの数を測定するには、オープン型の目標到達プロセスデータ探索を作成します。たとえば、ユーザーが 1 回のセッション中にカートに何かを追加してから、その後のセッションで購入を完了するために戻ってきた場合、目標到達プロセスでは、ユーザーが決済手続きに再度入ったとカウントされます。

value パラメータを割り当てる

value パラメータを purchase イベントに割り当てる場合は、各アイテムの価格と割引のみを指定し、税金と送料の価格は除外します。たとえば、9.99 ドルの「Stan and Friends」の T シャツを 2.22 ドルの割引で販売し、20.99 ドルの「Google Grey」の女性用 T シャツを 3.33 ドルの割引で販売した場合、25.43 ドルを value パラメータに割り当てます。

value = (アイテム 1 の価格 - アイテム 1 の割引額) + (アイテム 2 の価格 - アイテム 2 の割引額)

          = (9.99 - 2.22) + (20.99 - 3.33)

払い戻し

refund イベントを使うと、サイトまたはアプリから購入したユーザーが最終的に払い戻しをリクエストする頻度を測定できます。払い戻しには次の種類があります。

  • 全額払い戻し。refund イベントに、ユーザーが購入したすべての商品アイテムが含まれます。
  • 一部払い戻し。refund イベントに、ユーザーが購入した商品の一部のみが含まれます。
この情報は役に立ちましたか?
改善できる点がありましたらお聞かせください。
検索
検索をクリア
検索を終了
Google アプリ
メインメニュー
ヘルプセンターを検索
true
69256
false