注
レスポンシブ検索広告は、広告の組み合わせを自動的にテストします。このフォーマットを最大限に活用する方法をご確認ください。
広告バリエーションを使用してクリエイティブ メッセージを繰り返しテストして最適化する
テストを繰り返すことでユーザーの好みを学習し、それを広告文、特に広告見出しに反映して成果を伸ばすことができます。「広告バリエーション」を使うと、複数のキャンペーンやアカウント全体で使用する広告のバリエーションを簡単に作成し、テストできます。たとえば、行動を促すフレーズを「今すぐ購入」から「本日中にご購入ください」に変更して、広告の効果をテストできます。または、複数のキャンペーンの広告見出しを「無料見積もりを電話で依頼」に変更してテストすることもできます。
テスティングは最も重要な箇所を優先して行いましょう。アカウント内でも得られるボリュームや価値が特に大きい部分を特定し、そこに注力するようにします。また、クリエイティブ メッセージの刷新によって得られるメリットが特に大きいと思われる広告グループに注力してもよいでしょう。
以下に、管理しやすく繰り返し可能なテスティング体制を確立するためのヒントをご紹介します。
- テストは計画的に行いましょう。開始と終了の日時を記録してカレンダー代わりに使用してみると、シンプルにスケジュール管理ができます。
- テストの基準値を決め、それに沿ってテストを行いましょう。十分なインプレッションが発生するまで待たなければ、確実なデータは得られません。
- テストする要素の数が増えすぎないようにしましょう。バリエーション間で違いがありすぎると、結果の差を分析しにくくなります。
キャンペーンに適用する前に変更による影響を把握するには、キャンペーンのテストを使用してテスト結果を測定することをおすすめします。
テスト結果から得られた情報（何がうまくいったかなど）を記録しておき、半年後に同じテストを行うような無駄を避けましょう。また、テストの際は目的をはっきり定めることが重要です。基本的なポイントは高校で習うような科学の実験と同じです。仮説を立て、立証または反証し、結果を記録して、再びテストしましょう。広告グループとキャンペーンで新たに獲得したインプレッション、クリック、コンバージョンの数に基づいて広告のパフォーマンスを評価する
レスポンシブ検索広告を活用すると、より多くのオークションに参加できるようになります。そのため、広告レベルのパフォーマンスと指標（クリック率、コンバージョン率など）では、パフォーマンスの全体像を把握できない場合があります。このことを念頭に置いて、広告グループとキャンペーン全体で獲得したインプレッション、クリック、コンバージョンの数の増分に注目しましょう。これまで該当したことのない、クリック率の低いプレースメントで広告を配信することになる場合が多々あるかもしれませんが、最終目標はクリック率を高めることではなく、ビジネスを拡大することです。
既存のキャンペーンにレスポンシブ検索広告を追加することによる影響を把握するには、キャンペーンのテストの利用をおすすめします。キャンペーンにレスポンシブ検索広告を追加すると、クリック数、クリック単価、コンバージョン数でどのような変化があったのかを全体的に把握できます。
最終的に広告テストの結果を判断する際は、複数のパフォーマンス データを組み合わせて解釈します。クリック率やコンバージョン率だけに着目するのは間違いの元です。たとえば 2 つの広告バリエーションのうち、一方が他方よりも頻繁に掲載されている場合、その広告のほうがオークションでより多くのインプレッションを獲得する可能性が高いということになります。これはどちらの広告が優れているか判断するうえでの重要な根拠となります。
まとめ
広告文は Google で検索するユーザーにブランドを象徴するメッセージを伝えるものです。適切なメッセージを伝えられるよう入念に検討したうえで、検索ユーザーにアピールできる広告を作成しましょう。
