地域別の掲載結果の測定について

ビジネスは、一部の地域で特に大きな成功を収める場合があります。たとえば、スノーブーツを販売している会社では、海沿いよりも山間部にいるユーザーのほうが在庫品の売れ行きがよいはずです。どの地域での宣伝に力を入れて予算を割り当てるべきかを判断するにあたり、AdWords の掲載結果データをご活用ください。

この記事では、さまざまな地域での広告の掲載結果を把握するのに役立つ AdWords の 3 種類のレポートについて説明します。

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地域レポートと所在地レポート

すでに地域によるターゲティング設定を適用していて、キャンペーンを一定期間にわたって配信している場合は、[地域] の [設定] タブで地域別の掲載結果を確認できます。

地域レポートで確認できるデータには次の 2 種類があります。

  • 広告表示につながった地域名: 見込み顧客の実際の所在地、またはその見込み顧客が関心を示した地域が表示されます。
  • ユーザーの所在地: ユーザーが関心を示している地域があるかどうかに関係なく、そのユーザーの実際の所在地のみが表示されます。

地域レポートでは、アカウントで設定できる最も細かいターゲットの単位で掲載結果を表示できます。たとえば、アメリカをターゲットにしている場合、郵便番号、大学名、空港単位でデータを確認し、どの地域で成果が出ているかを把握できます。

地域レポートには、その国で設定できるターゲット地域のタイプに関するデータのみが表示されることにご注意ください。

詳しくは、広告の表示対象とする地域を決定する方法と、地域レポートを閲覧する方法をご覧ください。

地域レポートの活用方法

広告表示につながった地域のレポートとユーザーの所在地を示すレポートを別々に作成し、それらを重ね合わせることで、関心を示していた地域と実際の所在地が異なる場合でも、ユーザーの所在地に関するデータを収集できます。

鎌倉で書店を経営しているとします。ユーザーの実際の所在地と、関心を持っている地域に関するデータを含む地域レポートを作成したところ、以下の成果が得られました。
  • 鎌倉(鎌倉にいるユーザー、またはいずれかの地域にいて鎌倉に関心を示しているユーザー)に対する 70 回の広告インプレッション
  • 横浜(いずれかの地域にいて横浜に関心を示しているユーザー)に対する 30 回の広告インプレッション
続いて、ユーザーの所在地レポート(実際の所在地に関するデータのみを含む)を作成したところ、鎌倉にいるユーザーに対する広告インプレッションは、100 回中 10 回にとどまり、残りの 90 回は横浜にいるユーザーに対して発生していることがわかりました。
お客様の書店を検索している大半のユーザーについては、実際の所在地が横浜であるという結果になったため、横浜をターゲットとする広告に予算をより多く割り当てることができます。

距離レポート

住所表示オプションを追加済みの場合は、住所表示オプションを使用している広告の掲載結果データを表示できます。このデータは、広告表示につながった地域と、最寄りのお店やサービスの所在地との距離に応じて表示することができます。広告表示につながった地域は、ユーザーの実際の所在地か、そのユーザーが関心を示した地域の可能性があります。距離レポートには、2013 年 11 月 17 日の時点の掲載結果データが表示されます。検索ネットワーク キャンペーンとショッピング キャンペーンに関する距離レポートを表示する方法をご覧ください。

距離レポートの活用方法

従来型の店舗を運営していて、すでに住所表示オプションを配信している場合は、その店舗の付近または遠方のいずれかの見込み顧客に表示された広告の掲載結果を確認することもできます。距離レポートでは、実店舗から一定範囲内(半径 0.7~65 km 以内)のキャンペーンの掲載結果を確認することができます。

運営している書店に関する距離レポートを作成したところ、店舗から 8 km 以内の距離にいるユーザーに表示された広告でコンバージョン率が高くなっていることがわかったとします。これらのユーザーは広告により高い関心を示しているため、半径を指定したターゲット設定と地域による入札単価調整を使用して、半径 8 km 圏内にいるユーザーの入札単価を引き上げることができます。

地域別掲載結果の表示項目と値

掲載結果の表で地域別データを確認する際、他に次の表示項目(列)や詳細情報が表示されることがあります。

最も詳細な地域

[最も詳細な地域] 列には、広告表示に使用された最も細かい地域に関する情報が表示されます。この地域は、ユーザーの実際の所在地か、そのユーザーが関心を示した地域のいずれかであると考えられます。最も詳細な地域は、その国で利用できる地域ターゲティングの単位に応じて異なります。

たとえば、地方または都道府県単位のターゲット設定のみ可能な国では、地域別レポートには地域単位よりも細かい単位のデータは表示されません。米国では、最も詳細な地域は郵便番号の単位で表示可能です。

最も詳細な地域のデータは、2011 年 11 月 15 日以前には利用できず、レポートで「--」と表示されます。

不明な地域について

レポートに「不明」な地域のデータが表示される場合があります。広告が表示された地域が不明となった場合は、さまざまな原因が考えられます。

  • IP アドレスまたは検索語句: IP アドレスから地域を割り出すことができず、検索語句からも関心のある地域を特定できなかったケースです。
  • Google マップの複数の市町村や地域: Google マップで複数の市町村や地域を含む広い区域内で検索が実行されたケースです。

地域別レポートでの数値の差異

AdWords の掲載結果の表に表示される地域データは、アカウント内の他のデータや、第三者によるトラッキングまたはウェブログなどのデータと、少し異なることがあります。考えられる理由については下記のセクションをクリックしてください。

データに差異が生じる理由
  • キャンペーンの概略または料金概略: キャンペーンの概略や料金概略のデータは、データ収集方法の違いにより、若干異なる可能性があります。請求額や明細を確認する場合は、[料金概略] タブのレポートを参照してください。
  • IP アドレス: IP アドレスは定期的に割り当て直されます。そうした変更に対応するため、AdWords の IP データも定期的に更新されます。サードパーティのトラッキング ツールでは、IP データの更新スケジュールが AdWords と異なる場合があります。
  • 無効なクリック: AdWords では無効なクリックが除外されます。そのため、地域ごとのクリック数がその他のデータソースのクリック数と異なる可能性があります。
  • 関心のある地域(対象地域): AdWords では、ユーザーが関心のある地域が表示されますが、他のデータ ソースでは検出できない場合があります。
  • 他のトラフィック ソース: サードパーティのトラッキング ツールでは、AdWords のトラフィックだけでなく、あらゆるソースのトラフィックがカウントされる可能性があります。たとえば、AdWords 経由のアクセスが 50 回発生し、他のソースを合わせれば全体で 100 回のアクセスがあった場合、AdWords では AdWords トラフィックで獲得した 50 回のクリックに関するレポートのみが作成されます。
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