AdSense の一部の広告フォーマットとオークションの動作をご自身でコントロールできます。たとえば、ユーザーベース広告をブロックしたり、アカウントで追加の広告技術ベンダーを許可したりできます。
この記事の内容:
パーソナライズド広告
ユーザーベース広告
ユーザーの興味、属性、Google アカウント情報に基づいて広告を表示するかどうかを指定し、許可されている広告プラットフォーム(Google 広告、ディスプレイ&ビデオ 360、認定バイヤー)でサイトからアクセス情報が収集され、インタレスト カテゴリが構築されるようになります。
広告技術ベンダーの追加
Google は、広告主が利用している第三者広告技術ベンダーが広告スロットを購入することを許可しています。広告技術ベンダーを増やすと、より多くの広告がユーザーに表示されるようになり、収益の増加につながる可能性があります。
制限付き広告
無効なトラフィック検出用の Cookie を使用した制限付き広告を許可するかどうかを選択します。この設定では、制限付き広告リクエストに対して Google デマンドと認定バイヤーからのデマンドを有効にできます。プログラマティック デマンドでは、制限付き広告リクエストで渡されたユーザーの同意シグナルに関係なく、無効なトラフィック検出専用の Cookie とローカル ストレージを使用する必要があります。
ユーザーの同意なしに無効なトラフィック検出専用の Cookie とローカル ストレージを使用したくない場合は、この機能をオフにする必要があります。プログラマティック制限付き広告について
ファーストパーティの Cookie
Cookie とはユーザーのブラウザにダウンロードされる小さなテキスト ファイルで、ユーザー情報やユーザー設定を保存する目的などで使われます。Cookie には、ファーストパーティの Cookie(ユーザーがアクセスしているドメインに関連付けられたもの)と、サードパーティの Cookie(ユーザーがアクセスしているドメインとは別のドメインに関連付けられたもの)があります。Google ではサードパーティの Cookie が利用できない場合に、ファーストパーティの Cookie を使うことがあります。
ファーストパーティの Cookie を許可する
サイト上で Google のファーストパーティ Cookie を許可するかどうかを選択します。Google のファーストパーティ Cookie を許可すると広告表示のフリークエンシー キャップなどの機能が有効になるため、フリークエンシー キャップが設定された広告をサイトに配信できるようになり、増収が見込めます。
ファーストパーティの Cookie をパーソナライズ目的で使用する
ファーストパーティの Cookie によるパーソナライズをサイトで許可するかどうかを選択します。ファーストパーティの Cookie によるパーソナライズを利用すると、サードパーティの Cookie を利用できない場合でもパーソナライズド広告をユーザーに表示できるため、増収が見込めます。ファーストパーティの Cookie によるパーソナライズを使用できるのは、[ファーストパーティの Cookie を許可する] をオンにしている場合のみです。
ディスプレイ広告
類似したサイズのディスプレイ広告
広告ユニットとサイズが若干違っても、高い成果が見込めるディスプレイ広告を表示するかどうかを指定します。一部の広告サイズの競争率を上げるため、類似したサイズのディスプレイ広告を広告ユニットのサイズに合うように調整して掲載する場合があります。その場合、サイズを変更した広告は広告ユニットの上端に寄せて掲載されます。たとえば、320×50 の広告ユニットに 468×60 の広告が表示されます。
アニメーション ディスプレイ広告
Adobe Flash やアニメーション GIF 形式を使用して作成された広告クリエイティブなど、非静的なディスプレイ広告(イメージ広告など)を表示するかどうかを指定します。
VPAID 広告
インタラクティブ VPAID 動画広告を表示するかどうかを選択してください。VPAID はインタラクティブ動画広告(オーバーレイやギャラリーなど)の作成を可能にする標準規格です。
広告配信設定を選択する
- AdSense アカウントにログインします。
- [ブランド保護] をクリックします。
- [コンテンツ] をクリックし、[ブロックのコントロール] をクリックします。
- [広告配信を管理] をクリックします。
- コントロールを使用して、許可する広告の種類 またはブロックする広告の種類 を選択します。