サイトに広告を掲載する際には、ユーザー エクスペリエンスと AdSense のプログラム ポリシーを考慮することが重要です。ヒントをいくつかご紹介します。
ユーザーについて考える
サイトのコンテンツを組み立てて、サイトを閲覧しやすく、また操作しやすいようにします。広告の配置を決める際には、次の点を考慮してください。
- ユーザーがサイトにアクセスする目的
- 個々のページを閲覧する際のユーザー行動
- ユーザーが注目しそうな場所
- ユーザーの邪魔にならないように広告を掲載する方法
- すっきりとして読みやすく魅力的なページにする方法
ユーザーの立場で考えると、ご自分のページや広告の配置が別の見方で見えてきます。探しているものをユーザーが簡単に見つけることができれば、そのユーザーはお客様のサイトに戻ってきます。
広告掲載の自動化
サイトで自動広告を有効にする方法もあります。自動広告では広告の掲載と最適化が自動的に行われるため、手作業にかかる時間を節約できます。詳しくは、自動広告についてをご覧ください。
独自の広告を掲載している場合
コンテンツを引き立たせる
ユーザーが関心を持つと思われるコンテンツの近くに広告を配置します。また、探しているコンテンツをユーザーがすぐに見つけられるようにしてください。たとえば、サイトでダウンロードを提供している場合は、ダウンロードのリンクの配置先をページをスクロールしなくても見える位置にして、簡単に見つけられるようにします。
広告らしいデザインを維持する
画像と広告を並べるのは避け、広告付近のコンテンツを広告フォーマットに似せることのないようにしてください。このような方法で広告を表示することはプログラム ポリシーで認められていません。
広告であることをはっきり示す
ユーザーに誤解を与えるようなラベルや見出しは避けるようにしてください。広告ユニットは、「広告」または「スポンサーリンク」としてのみラベルを付けることができます。また、メニュー、ナビゲーション、ダウンロード用のリンクと間違えるような場所に広告を掲載しないでください。
広告サイズを最適化する
Google によりモバイルに表示される広告のサイズが自動的に最適化されます。有効なモバイル トラフィックで最大限の成果が得られる広告ユニットサイズが選択されます。ページの広告コードの変更は不要です。詳しくは、「広告サイズ」の最適化設定についてをご覧ください。
掲載過多に注意する
ページ内の広告数がコンテンツ数を超えなければ、広告ユニット、リンクユニット、検索ボックスを組み合わせてサイトの各ページに配置できます。詳しくは、広告枠の価値に関するポリシーをご覧ください。ただし、ページ内の広告が多すぎると、コンテンツが読みづらくなることがありますのでご注意ください。ユーザーは探している情報を見つけることができなければ、サイトを離れてしまう可能性があります。
サイトを見直す
サイトを調べ、そのサイトを初めて訪問したユーザーの利便性を検討してください。テンプレート ビルダーを使用している場合は、「Ads by Google」や「AdChoices」のラベルも含め、広告が正しく表示されていることを確認します。
次の 2 つの点について考えてみてください。
- コンテンツは見つけやすいか?
- コンテンツと広告を簡単に区別できるか?
両方とも問題がなければ、サイトのレイアウトは適切といえます。