サイトに表示され得る広告の内容をサイト運営者様ご自身にコントロールしていただけるよう、AdSense では広告の審査とブロックに関するさまざまなオプションをご提供しています。
サイトに特定の広告を表示したくない理由としては、コンテンツやビジネス上の理由、思想の違いなど、さまざまなものが考えられます。たとえば、ブログのテーマが完全菜食主義の食生活である場合、ステーキ専門店の広告は望ましくないとお考えになるでしょう。あるいは、Google のポリシーに違反している広告が掲載されていることに気づかれる場合があるかもしれません。
お客様のニーズに合ったブロック設定について詳しくは、適切なブロック設定を選択するをご参照ください。
広告のブロックは慎重に行う必要があります。すべての広告を許可すると、広告オークションの競争率が高まり、インプレッションに対して競合する広告の数を最大限に増やすことができます。
適切なブロック設定を選択する
広告をブロックすると、収益に悪影響が出ることがあるため、適切なブロック設定を選択することが重要です。以下のリストを参照して、広告のブロック要件に合った設定を選択してください。ブロックする広告数が最も少ない設定から開始することをおすすめします。
広告を個別にブロックする
広告レビュー センターでは、お客様のサイトに掲載された広告を審査し、掲載の許可またはブロックを広告ごとに指定できます。詳しくは、広告レビュー センターの概要をご覧ください。
不正な広告を Google に報告する
Google のポリシーに違反している広告を見つけた場合は、次のいずれかの方法で対処してください。
- 広告レビュー センターで広告を報告する
- Google 広告フォームから広告を報告する
特定の広告主にリンクしているすべての広告をブロックする
特定の広告主にリンクしている広告をブロックできます。
詳しくは、広告主の URL を指定して広告をブロックする方法についての記事をご覧ください。
デリケートなトピックに関連する広告をブロックする
宗教、政治、性的表現など、デリケートなトピックのカテゴリを指定して広告をブロックすることもできます。デリケートなカテゴリのブロック機能は、サイトの言語にかかわらず、一部の言語の広告でのみご利用いただけます。
一般的カテゴリの広告をブロックする
アパレル、インターネット、不動産、乗り物など、一般カテゴリを指定して広告をブロックできます。一般カテゴリのブロック機能は、サイトの言語にかかわらず、一部の言語の広告でのみご利用いただけます。
第三者広告ネットワークの広告をブロックする
Google 認定の広告ネットワークの広告は、デフォルトで広告掲載が許可されます。特定の第三者広告ネットワークや、新しく追加されるすべての広告ネットワークを対象に、広告の掲載を許可またはブロックできます。詳しくは、Google 認定の広告ネットワークの許可とブロックをご覧ください。
特定のタイプの広告フォーマットや操作をブロックする
AdSense では、ユーザーベース広告など特定の広告フォーマットやオークションに関連する操作をブロックしたり、広告技術ベンダーをアカウントに追加したりできます。詳しくは、広告配信設定をご覧ください。
すべてのサイトにブロックを適用する方法を選択する
複数のサイトがある場合、すべてのサイトにブロックを適用できます。また、より詳細に管理したい場合はサイトごとにブロックを適用することも可能です。これはサイト単位のブロックと呼ばれます。
サイト単位のブロックを使用すると、管理しているサイトごとに異なるブロック戦略を選択できるため、広告表示のブロック回数を抑えることができます。具体的には、管理しているサイトごとに設定するブロック オプション(広告主の URL、一般的なカテゴリ、デリケートなカテゴリ)をカスタマイズできます。
子供向けサイトとスポーツ関連サイトを運営している場合、子供向けサイトでカテゴリを指定してブロックした広告を、スポーツ関連サイトでは表示することが可能です。
サイト単位のブロックに関する注意事項:
- サイト単位のブロックは、コンテンツ向け AdSense にのみ適用されます。
- サイト単位のブロックで使用できるオプションは、広告主の URL、一般カテゴリ、デリケートなカテゴリのみです。
- サイト単位のブロックは一度に 1 つのサイトのみに適用できます。複数のサイトにまとめて同時にブロックを適用することはできません。
サイト単位のブロックを適用できるようにするには、サイト管理機能を使用します。