リワード広告ユニットを使用すると、ゲームをプレイしたり、アンケートに答えたり、動画を視聴したりしたユーザーに報酬として、コイン、追加ライフ、ポイントなどのアプリ内アイテムを進呈できます。広告ユニットごとに異なる報酬を設定し、報酬の値やユーザーが受け取るアイテムを指定できます。
リワード広告ユニットでは、ディスプレイ広告、動画広告、インタラクティブ広告を表示できます。リワード広告がスキップ可能となるまでの最長時間は 30 秒です。高エンゲージメント広告が有効になっている場合、スキップ可能となるまでの最長時間は 60 秒になります。この時間が経過すると、報酬が付与されます。
AdMob リワード広告のポリシー
アプリにリワード広告ユニットを実装する際には、AdMob ヘルプセンターのリワード インベントリに関するポリシーをご確認ください。
リワード広告ユニットを作成するには:
- https://admob.google.com から AdMob アカウントにログインします。
- サイドバーの [アプリ] をクリックします。
- 広告ユニットを作成するアプリの名前を選択します。最近使ったアプリのリストにこのアプリが表示されない場合は、[アプリを追加] をクリックして新しいアプリを追加するか、[すべてのアプリを表示] をクリックして AdMob に追加されているすべてのアプリのリストを検索します。
- サイドバーで [広告ユニット] をクリックします。
- [スタート] をクリックします。このアプリの広告ユニットをすでに作成している場合は、[広告ユニットを追加] をクリックします。
- リワード広告フォーマットの [選択] をクリックします。
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この広告ユニットの名前を入力します。ヒント: 広告フォーマットやアプリ内での掲載場所など、関連する情報を名前に含めておくと、後で特定しやすくなります。
- 広告ユニットの報酬の設定を行います。
- 報酬の数: ユーザーが獲得する報酬アイテムの数を入力します。必ず整数で指定してください。
- 報酬アイテム: ユーザーが獲得する報酬アイテムの名前を入力します(例: コインや追加ライフ)。
- チェックボックス: 第三者広告ネットワーク提供の報酬設定を上書きします。デフォルトでオンになっています。
- (省略可)この広告ユニットの詳細を指定します。
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広告の種類: この広告ユニットでの表示を許可する広告の種類(複数可)を選択します。チェックボックスをオンにすることで、広告の種類を自由に組み合わせることができます。チェックボックスをすべてオフにするとエラーが発生します。各広告ユニットで広告の種類を少なくとも 1 つ選択してください。ヒント: この広告ユニットの収益を最大化するには、チェックボックスをすべてオンにすることをおすすめします。
- サーバーサイド認証機能: 動画リワード広告の視聴が完了するたびに検証を行って、アプリ内で実際に動画広告の視聴を完了したユーザーだけに報酬を付与することができます。詳しくは、SSV の設定とテストに関する記事をご覧ください。
- フリークエンシー キャップ: 1 人のユーザーに対して、広告ユニットに広告を表示する回数の上限を指定します。1 分、1 時間、または 1 日あたりの上限を指定してください。表示回数を制限しないように設定することもできます。
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eCPM Floor: 作成する広告ユニットごとに eCPM Floor(最低 eCPM)を設定できます。eCPM Floor を設定すると、設定した最低 eCPM を下回る eCPM ではこの広告ユニットに AdMob ネットワークの広告は掲載されなくなります。eCPM Floor の設定方法を選択します。
- Google による最適化: ユーザーの地域、広告ユニットのトラフィック、過去のデータに基づいて、Google がお客様の eCPM Floor を動的に設定します。Google により最適化された eCPM Floor を使用することで、収益全体を最大化できます。次の中から Google が eCPM Floor を最適化する方法を選択できます。
- 高 Floor(ベータ版): Google は高額な広告を最大化します。
- 中間 Floor(ベータ版): Google は広告の価格と広告掲載率とのバランスをとります。
- すべての価格: Google は価格に関わりなく広告掲載率を最大化します。
- 手動 Floor: 各広告ユニットの最低 eCPM の値を手動で設定します。設定した最低 eCPM を下回る eCPM では、この広告ユニットに AdMob ネットワークの広告は配信されなくなります。
- 無効: この広告ユニットには eCPM Floor がありません。
注: この eCPM Floor は、AdMob ネットワークにのみ適用されます。メディエーション グループの広告ソースとして設定された第三者広告ネットワークやカスタム イベントには適用されません。 - Google による最適化: ユーザーの地域、広告ユニットのトラフィック、過去のデータに基づいて、Google がお客様の eCPM Floor を動的に設定します。Google により最適化された eCPM Floor を使用することで、収益全体を最大化できます。次の中から Google が eCPM Floor を最適化する方法を選択できます。
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(省略可)国別の Floor: 前の手順で eCPM Floor として手動 Floor を選択した場合、[国別の Floor を追加] をクリックして、この広告ユニットに国別の eCPM Floor を追加できます。国別の eCPM Floor は、広告リクエストが選択した国から発生した場合にのみ、この広告ユニットの eCPM グローバル値よりも優先されます。
- Floor を設定する国を選択して、選択済みの国のリストに追加します。地域全体を選択するか、各セクションを展開して地域内の個々の国を表示することができます。
- 選択した国または地域の横にある [編集] をクリックし、eCPM Floor 値を入力します。
- [設定] をクリックして、eCPM 値を保存します。
- 必要に応じて、同じ操作を繰り返します。
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- [広告ユニットを作成] をクリックします。
- Google Developers の手順に沿って、Android、iOS、Unity のリワード広告ユニットをアプリのコードに実装してください。コードを実装する際には、アプリ ID と広告ユニット ID が必要になります。
この広告ユニットに広告を表示するには、この手順を完了していただく必要があります。広告ユニットを実装する準備ができていない場合は、[メールで送信] をクリックして、この手順をメールで送信してください。[完了] をクリックすると、このページが閉じます。
サーバー側の検証機能
サーバー側の検証機能は、アプリ内でのリワード広告の視聴が報酬の対象となるものかどうかを追加で調べる機能で、クライアント側の標準のコールバックに加えて実施されます。サーバー側の検証機能を使うと、動画リワード広告の視聴が完了するたびに検証を行って、アプリ内で実際に動画広告の視聴を完了したユーザーだけに報酬を付与することができます。
ユーザーが動画リワード広告の視聴を終えると、指定されたポストバック URL を使って視聴が検証されます。サーバー側の検証コールバックは、ポストバック URL にクエリ パラメータを追加します。このパラメータには、動画リワード広告のインタラクションに関する情報が含まれています。詳しくは、Google Developers でリワード SSV に関するガイドをご覧ください。