収益を最大化できるように、第三者広告ソースまたは AdMob ネットワークの最適化を有効にすることをご検討ください。
最適化とは
最適化を行うと、より正確な eCPM が取得され、メディエーションの順次処理で広告ソースを手動で順序付けする必要がなくなります。
最適化を有効にすると、eCPM を調整することで、メディエーションの順次処理における広告ソースの順序を管理できるようになります。AdMob では、広告ソースの過去のデータに見られる傾向や変化に基づいて eCPM が更新されます。
最適化の仕組み
AdMob は、第三者広告ソースの API を呼び出して、広告ユニットの過去の eCPM データを収集します。
AdMob で十分なデータが収集されると、広告ソースの eCPM とそのウォーターフォールでの処理順位が定期的に更新されます。メディエーションの順次処理は国ごとに最適化されています。
第三者広告ソースを最適化する
ウォーターフォールの広告ソースを最適化するには、広告ソースの認証情報を入力する必要があります。これにより、第三者広告ソースから過去の eCPM データとレポートデータを AdMob で収集できるようになります。
また、各広告ユニットのマッピングの詳細も入力する必要があります。この情報は通常、該当広告ソースのアカウントでご確認いただけます。
広告ソースの最適化は、メディエーション グループに追加する際に設定できます。最適化の設定は後から変更することもできます。
広告ソースの最適化設定をメディエーション グループへの追加後に更新するには:
- https://admob.google.com から AdMob アカウントにログインします。
- サイドバーで [メディエーション] をクリックします。
- 最適化する広告ソース インスタンスを含むメディエーション グループを選択します。
- [ウォーターフォールの広告ソース] の表で、広告ソースの eCPM の横にある をクリックします。
- [eCPM の最適化] の横にある切り替えボタンをオンにします。
- eCPM 値を入力します。この値は、最適化に十分な過去のデータを収集している間、広告ソースを並べ替える場合に使用します。
- 広告ソースの認証情報を入力します。
- [確認] をクリックします。
最適化が進行中
最適化を有効にすると、広告ソースの eCPM を最適化する最善の方法を割り出すために、アプリのトラフィック分析が始まります。この分析期間中、広告ソースの表に「最適化が進行中」ステータスが表示されることがあります。このステータスは、最大 3 日間表示されます。
詳しくは、考えられるすべての最適化のステータスについての説明をご覧ください。
AdMob ネットワークを最適化する
AdMob ネットワークでリアルタイム eCPM(入札)を有効にすると、AdMob ネットワークは入札広告ソースに変換されます。AdMob では入札単価がリアルタイムで算出されます。つまり、AdMob ネットワークが追加されたメディエーション グループに合致した広告リクエストごとにその AdMob ネットワークが評価し直され、メディエーションの順次処理での処理順位が決まります。
AdMob ネットワークの最適化は、メディエーション グループに追加する際に設定できます。最適化の設定は後から変更することもできます。
最適化に関するよくある質問
実際の eCPM と最適化された平均 eCPM の違いは何ですか?
実際の eCPM
実際の eCPM 指標は、レポートで確認できます。実際の eCPM は、獲得した平均 eCPM です。第三者広告ソースの場合、この値はそれぞれの第三者広告ソースから提供されます。実際の eCPM は、最適化が有効になっている広告ソースについてのみ表示されます。
最適化された平均 eCPM
最適化された平均 eCPM は、[メディエーション グループ] ページで確認できます。この eCPM により、メディエーションの順次処理での処理順位が決定されます。AdMob では、過去のデータに基づいて、最適化された平均 eCPM が 1 日 2 回更新されます。
最適化を有効にした場合
AdMob で以下を実施できるようになります。
- メディエーションの順次処理での広告ソースの処理順位を管理する。
- その広告ソースに関連付けられた eCPM を、アプリのトラフィック、過去のデータ、広告ソース自体から取得した情報に基づいて自動的に調整する。