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「プライバシーとメッセージ」では、IDFA メッセージを作成、編集、公開できます。IDFA メッセージには、ユーザーデータの使用方法と、ユーザーが IDFA の使用を許可する方法についての詳細を含めることをご検討ください。ユーザーを引き付けるために、iOS アプリの文章のスタイルやカラーパターンに合わせるなどして、メッセージをカスタマイズできます。
注: iOS 13 までは、ユーザー自身が iOS デバイスの設定で広告のパーソナライズを制限している場合を除き、IDFA がデフォルトで利用可能でした。
iOS 14.5 以降では、IDFA を使用するにはユーザーの明示的な許可が必要となります。AppTrackingTransparency
権限をアプリに追加すると、ユーザーに IDFA などの識別子へのアクセスと使用を許可するよう求める ATT アラート(「iOS ATT アラート」の略)が追加されます。
メッセージの構造
各 IDFA 説明メッセージには複数の画面(ページ)が含まれており、ユーザーがメッセージを確認するときに表示されます。
IDFA メッセージに含まれる内容は次のとおりです。
- [説明メッセージ] ページ: IDFA 説明メッセージのメイン画面。サイトがユーザーに同意をお願いしている理由と、同意を求める内容を説明する画面です。ユーザーが [続行] をクリックすると、[iOS ATT アラート] 画面が表示されます。
- [iOS ATT アラート] ページ: iOS ATT アラートのダイアログが表示されます。次のいずれかのボタンをクリックすると、選択内容が確定します。
- [アプリによるトラッキングを拒否] ボタン: トラッキングを許可せずにメッセージを閉じることができます。クリックするとメッセージが閉じます。
- [許可] ボタン: トラッキングを許可できます。クリックするとメッセージが閉じます。
前提条件
「プライバシーとメッセージ」を使用して IDFA 説明メッセージを管理および公開するには、GMA SDK とともに、UMP SDK バージョン 1.1.0 以降をアプリに統合する必要があります。こうした作業は、iOS 14 のリリースに向けた準備の際に行っていただけます。AdMob とアド マネージャーでの UMP SDK の使用について詳しくは、developers.google.com
をご覧ください。
ユーザーに表示されるメッセージ
ユーザーに表示されるメッセージは、メッセージの設定や暗黙的なリクエスト パラメータ(ユーザーのデバイス、地域、ユーザーのデバイスの種類など)によって異なります。詳しくは、ユーザーに表示されるメッセージをご覧ください。
レポート
アド マネージャーをご利用の場合は、IDFA の指標を使ってレポートを作成すると、IDFA メッセージおよび iOS アラートに対するユーザーの反応を詳しく把握できます。