これらの種類のユーザー向けメッセージは、「プライバシーとメッセージ」で作成できます。このリストには、今後の更新によって他のメッセージ タイプも追加される予定です。
メッセージのタイプ | 影響を受けるユーザー | 使用場面 |
---|---|---|
欧州の規制 | EEA、英国、スイスのアプリユーザー |
欧州の規制への同意を収集する |
IDFA 説明メッセージ | iOS ユーザー | オプトインして IDFA の使用を許可するように iOS ユーザーに求める |
広告のパーソナライズ設定 (ベータ版) |
プライバシー法(GDPR や CPRA など)の影響を受けない地域のアプリユーザー | ユーザーがパーソナライズド広告をオプトインまたはオプトアウトできるようにする |
その他の設定:
- LGPD: [プライバシーとメッセージ] では、一般個人データ保護法(LGPD)に関するメッセージを作成することはできません。[プライバシーとメッセージ] タブの [LGPD] をクリックすると、LGPD に関する Google の取り組みが表示されます。
- 米国の州規制: [プライバシーとメッセージ] では、アプリ向けに米国の州規制に関するメッセージを作成することはできません。[プライバシーとメッセージ] タブで [米国の州規制] をクリックすると、州固有のプライバシー法が適用される州から送信される広告リクエストの設定を管理できます。
ユーザーに表示されるメッセージ
アプリ起動時
アプリの起動時に requestConsentInfoUpdate
が呼び出されると、メッセージ設定と暗黙的なリクエスト パラメータ(ユーザーのデバイス、地域、デバイスタイプなど)に基づいてユーザーにメッセージが表示されます。
- 「プライバシーとメッセージ」を、欧州の規制への同意を収集するためには使用していないものの、IDFA への同意については使用している場合、ユーザーには iOS ATT アラートの直前に必ず IDFA 説明メッセージが表示されます。
- 「プライバシーとメッセージ」を、欧州の規制と IDFA への同意を収集するために使用している場合は、以下のようになります。
ユーザーの状況 | iOS ATT アラートの直前に表示される内容 |
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EEA 内に居住していない | IDFA 説明メッセージ |
EEA 内に居住しており、以前に欧州の規制に同意している | IDFA 説明メッセージ |
EEA 内に居住しており、欧州の規制への同意に関する決断をまだ下していない | 欧州の規制に関するメッセージ |
IDFA の同意の収集に「プライバシーとメッセージ」を使用していない場合、またはユーザーが iOS デバイスを使用していない場合:
ユーザーの状況 | アプリの起動時に表示される内容 |
---|---|
EEA 内に居住していない |
同意を収集する必要がないため、表示するメッセージはない |
EEA 内に居住しており、以前に欧州の規制に同意している |
同意を収集する必要がないため、表示するメッセージはない |
EEA 内に居住しており、欧州の規制への同意に関する決断をまだ下していない | 欧州の規制に関するメッセージ |
プライバシー オプションのエントリ ポイント
同意の取り消しとオプトアウトの同意メッセージは、showPrivacyOptionsForm
が呼び出されたときに、アプリ内に表示されるプライバシー オプションのエントリ ポイントに表示されます(該当する場合)。
ユーザーの状況 |
プライバシー オプションのエントリ ポイントに表示される内容 |
---|---|
EEA 内に居住している* | 「プライバシーとメッセージ」で使用している場合は、欧州の規制に関するメッセージ |
規制対象の米国の州内に居住している** | メッセージなし(プライバシー オプションのエントリ ポイントを表示する必要なし) |
上のどちらの条件にも該当しない | 「プライバシーとメッセージ」で使用している場合は、広告のパーソナライズ設定に関するメッセージ |
*または、現在の居住地にかかわらず、以前に欧州の規制への同意に関する決断を下したことがある。
**または、現在の居住地にかかわらず、以前に米国の州への同意に関する決断を下したことがある。