収益の伸びに関する指標は、優先取引の掲載結果を評価するときに役立ちます。プロポーザルを開いて優先取引のプロポーザル広告申込情報の表を表示すると、「7 日間の収益の伸び」列があることがわかります。
収益の伸びに関する指標は、有効な取引で実際に獲得している収益(推定値)が、その取引を行わなかった場合に同じ広告枠で獲得できた可能性のある収益と比べてどれだけあるかを示します。
優先取引の掲載結果を理解すれば、キャンペーンの価値を正しく把握したうえで購入者との次回の交渉にあたることができます。
- プラスの伸び: この優先取引を行わなかった場合と比べて、現状のほうがより多くの収益を獲得できていることを示します。
- マイナスの伸び: この優先取引を行わなかった場合のほうが、現状と比べてより多くの収益を獲得できたことを示します。購入者に連絡し、その優先取引に入札しているかどうかと、入札している場合は合意済みの価格を使用しているかを確認することをおすすめします。
- ごくわずか: 伸びの値が 1 週間にプラスまたはマイナス 10 米ドル以内で、伸びがほとんどないことを示します。
- データが不十分: この取引のトラフィックが十分にないため、収益の大幅な伸びは見込めません。
パフォーマンスは、取引の対象となるすべてのクエリで異なります。そのため、伸びに関する指標の算出に必要なトラフィック量は、取引によって異なります。
収益の伸びに関する指標は、トランザクション中のどの優先取引についても参照でき、動的に更新されます。指標の値は、7 日間の推定値として正規化され、その優先取引の対象となっているすべてのクエリを含みます。該当の優先取引が終了すると指標は表示されなくなり、代わりに「該当なし」と表示されます。