再生時間に基づいて動画広告の要件を制御

プログラマティック動画リクエストに動画広告の最大再生時間を設定する

プログラマティック動画広告が配信可能かどうかを再生時間に基づいて制御できます。この設定は、動画広告タグ、Ad Exchange 広告申込情報のクリエイティブ設定、プログラマティック プロポーザル広告申込情報の設定、ネットワーク全体のプログラマティック動画設定のいずれかを使って行います。

以下に、それぞれの設定で特定の種類のプログラマティック広告枠を制御する方法と、これらの設定が他の設定との関係でどのように適用されるかを示します。

設定項目 設定方法 適用の仕組み

動画広告タグ

標準(単一)連続配信広告のリクエストの場合は、広告タグ内に max_ad_duration を設定します。

最適化された連続配信広告の場合は、pmnd および pmxd 広告タグ パラメータを使用して、連続配信広告の最小再生時間と最大再生時間をそれぞれ指定します。最適化された連続配信広告で動画広告ルールを使用する場合、pmnd および pmxd 広告タグ パラメータは、広告ルールの各広告ブレークの設定に基づいて自動的に入力されます。

pmnd および pmxd 広告タグ パラメータは連続配信広告全体に適用されますが、max_ad_duration は個々の広告に適用されます。

これらの広告タグ パラメータが設定されている場合、広告申込情報ではこの条件を満たすクリエイティブのみを配信できます。

たとえば、プログラマティック保証型の動画広告申込情報のクリエイティブが 60 秒で、広告リクエストの max_ad_duration が 30 秒に設定されている場合、その広告申込情報は配信できません。

クリエイティブ設定

動画広告の広告枠ルールで、スキップ可能な動画または標準動画の [広告の最大再生時間] を設定します。

この設定が適用される場合、公開オークションの動画広告リクエストでは、この条件を満たすクリエイティブのみを配信できます。

優先交渉権の対象となるリクエストが公開オークションの対象にもなる場合は、ここで設定された広告の最大再生時間が優先交渉権のすべての入札レスポンスに適用されます。

プログラマティック取引設定

アド マネージャーでプログラマティック プロポーザル広告申込情報の [最大再生時間] を設定します。

この設定が適用される場合、プログラマティック保証型取引の購入者は、この条件を満たす取引にのみクリエイティブを割り当てることができます。

アド マネージャーの優先取引の場合は、ここで設定された広告の最大再生時間によって配信可能なクリエイティブの長さが決まります。

同じ広告枠について、同じ取引タイプで再生時間の値が異なる取引が複数ある場合(30 秒と 35 秒の 2 つの優先取引がある場合など)、入札リクエストには最も大きい値が設定されます。これにより、再生時間の値が短い方の取引で扱っているクリエイティブに、長い方の取引の再生時間が適用される可能性があります。

ネットワーク設定

アド マネージャーの [管理者]、[動画]、[プログラマティックの設定] で、[標準の再生時間] または [スキップ可能な動画の再生時間] を設定します。

これらのネットワーク レベルの設定が適用される場合、プログラマティック動画広告リクエストでは条件を満たすクリエイティブのみを配信できます。これらの設定は、広告申込情報またはクリエイティブ レベルでの設定がない広告リクエストに適用されます。

たとえば、優先交渉権Open Bidding で広告の最大再生時間を個別に設定している場合、これらの設定はネットワーク設定よりも優先的に適用されます。

 
インストリーム対応の動画フォーマットに推奨される値は、スキップ不可の動画広告の場合は 30 秒です。

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