追加の広告枠指標を使用して過去のレポートを作成し、広告掲載率を確認できます。
- Google アド マネージャーにログインします。
- [レポート] [レポート] をクリックします。
- [新しいレポート] をクリックします。デフォルトでは「過去」レポートタイプが選択されています。
- わかりやすいレポート名を入力します。
- 期間を設定します。
-
(省略可)[フィルタを追加] をクリックしてフィルタを選択し、レポートの結果を絞り込みます。
動画広告枠の場合は、[動画広告ブレークタイプ] を [単体の広告に対する動画リクエスト] または [最適化された連続配信広告に対する動画リクエスト] に指定して結果を絞り込むことができます。
詳しくは、動画固有の販売率についての説明をご覧ください。
- ディメンションと指標を選択します。販売率の確認に使用できる指標と、それらの指標に対応しているディメンションをご確認ください。
- (省略可)レポートのスケジュールを設定して、結果を共有します。
- [実行] をクリックします。
販売率の確認に使用できる指標
販売率レポートの指標でサポートされているディメンションディメンションのカテゴリ | ディメンション |
---|---|
単位時間 |
|
広告枠 |
|
プラットフォーム |
|
動画 |
|
地域 |
|
「配信」ディメンションがレポートに追加されている場合、販売率の確認用の指標は使用できません。
指標カテゴリ | 指標 |
---|---|
合計 |
広告リクエスト数の合計 最適化された広告連続配信の場合:
全体の広告掲載率 合計応答配信数 未配信の広告リクエスト数の合計 |
広告サーバー |
広告サーバーの応答配信数 |
AdSense |
AdSense の応答配信数 |
Ad Exchange |
Ad Exchange の応答配信数 |
動画ソリューション
特に動画の広告掲載率について確認する場合は、販売率レポートを作成します。このレポートは、ディスプレイ広告、単一の動画広告、動画の連続配信広告など、あらゆる動画広告枠で使用できます。最適化された連続配信広告のレポートには、広告が配信されなかった時間を基に計算された広告リクエスト数の合計と未配信の広告リクエスト数が含められます。
アド マネージャーでは、未配信の広告リクエスト数に関するレポートで使用される、広告が配信されなかった時間として 30 秒がデフォルトで使用されます。たとえば、ネットワークのデフォルトの 30 秒を使用していて、最適化された連続配信広告で広告配信のない時間が 2 分間あった場合、未配信の広告リクエスト数は 4 件とレポートでカウントされます。
この設定は、[管理者] ❯ [動画とオーディオ] ❯ [広告配信予想期間] で調整できます。
動画の販売率に関する指標の計算方法
動画の販売率に関する指標の値は、最適化された連続配信広告ごとに、配信された広告の数と広告が配信されなかった時間に基づいて計算されます。最適化された連続配信広告で配信される各広告は「広告サーバーの応答配信数」としてカウントされ、「未配信の広告リクエスト数の合計」は、一致したリクエストで広告が配信されなかった時間をネットワーク定数のデフォルト値 30 秒で割って計算されます。
- 120 秒の最適化された連続配信広告に対して広告がリクエストされる
- 最適化された連続配信広告に 3 つの広告が配信される:
[30 秒の広告] + [20 秒の広告] + [20 秒の広告] = [70 秒の掲載]
計算
未配信の広告リクエスト数の合計
[広告が配信されなかった時間 ÷「広告配信予想期間」の値
]
*
[120 - 70] ÷ [30]
= 未配信の広告リクエスト数 1**
広告リクエスト数の合計
[合計応答配信数 + 未配信の広告リクエスト数]
[3 + 1]
= 広告リクエスト数の合計 4
* [管理者] ❯ [動画とオーディオ] ❯ [広告配信予想期間] で設定されたネットワーク レベルの値です。この例では、デフォルトの 30 秒を使用しています。
** 整数値のみがカウントされます。小数値以下はレポートに記載されません。