広告を審査してブロックする

この記事は、Google アド マネージャーのユーザーのみを対象としています。アド マネージャーは、パブリッシャー向けの広告管理プラットフォームです。アド マネージャー アカウントをお持ちでない場合は、次のことをおすすめします。

広告枠に配信された個々の Ad Exchange 広告を審査し、対処できます。

次の手順で広告レビュー センターにアクセスしたうえで、後の説明を参考に操作してください。

  1. Google アド マネージャーにログインします。
  2. [配信]、[クリエイティブ]、[広告レビュー センター] をクリックします。
  3. [動画とオーディオ]、[モバイルアプリ]、[ディスプレイ] などの広告枠タイプをクリックします。

広告の審査

ステータスを選択

広告レビュー センターで、[ステータス] フィルタが [許可] に設定されていることを確認します。過去 30 日間にサイトに掲載された審査前の広告のリストが表示されます。なお、審査できるのは一定回数以上表示された広告のみです。

検索結果を並べ替える

未審査の広告は、さまざまな方法で並べ替えることができます。[並べ替え] をクリックして、次のいずれかのオプションを選択します。

  • 表示回数が最も多い: 広告は表示回数の多い順に表示されます。このオプションを使用すると、最初に審査する広告が最も頻繁に表示された広告になります。
  • 優先的に審査: 広告は、デリケートである可能性のあるコンテンツや、今後高いインプレッション数が見込まれると予測されたものから優先順位付けされます。このオプションを使用すると、最も重要な広告を最初に確認できます。

広告を審査する

広告に目を通し、各広告のインプレッション数を確認して、広告をブロックした場合の影響を把握します。

広告をクリックすると、詳細が表示されます。詳細ビューでは、広告のほか、広告のサイズやタイプ、リンク先 URL、Google 広告アカウントや広告ネットワークなどの情報を確認できます。

審査済みの広告は、[審査済み] または [ブロック] の [審査済み] セクションに表示されます([ブロック] については、サイトに表示された、ブロック設定している広告が表示されます)。

特定の広告を検索する

広告レビュー センターで広告を検索するには、検索バーに入力するか、フィルタ オプションを使用します。

広告は、広告文、リンク先 URL、画像、掲載先ドメインを指定して検索できます。

広告を審査済みとする

ページに引き続き表示したい広告は、「審査済み」として指定することができます。広告の審査のステータスが [審査済み] に変更されるため、再度審査する必要はありません。

個別の広告を審査済みとする手順は次のとおりです。

  • 広告にカーソルを合わせ、[広告を選択] のチェックボックスをオンにして、[審査済みとしてマーク] をクリックします。

ページ上の広告をすべて審査済みとする手順は次のとおりです。

  • [すべて選択]、[すべて審査済みとしてマーク] をクリックします。

広告をブロックする

ページに今後表示したくない広告は、ブロックすることができます。広告をブロックすると、そのステータスは [ブロック] に変わります。広告に加えた変更は、数時間以内にウェブページに反映されます。

メモ: 広告レビュー センターでは、Google 広告アカウント以外からの広告をブロックすることはできません。こうした広告をブロックするには、保護機能を使用します。

アカウントをブロックするオプションは、Google 広告から配信されるクリエイティブにのみ適用されます。リアルタイム ビッダー(RTB)のクリエイティブには、アカウントをブロックするオプションは使用できません。

1 つの広告をブロックするには:

  • 広告で [広告をブロック] ブロック をクリックします。

    : ブロックする広告と同じ他の広告を探す手間を省くため、広告レビュー センターでは、広告をブロックするたびに、見た目が同じ広告が自動的にブロックされるよう試みられます。
  • 広告が Google のポリシーに違反していると思われる場合は、その他アイコン その他、[広告をブロックして報告] をクリックします。
    ご報告いただいたすべての広告を審査することはできませんが、ご意見は審査プロセスに反映させていただきます。

広告のページをブロックする手順は次のとおりです。

  1. [すべて選択] をクリックします。

  2. いずれかの方法を使用できます。

    • [ブロック] ブロック をクリックします。
      広告の数、推定収益額、表示回数に関する情報を確認して、広告をブロックした場合の影響を把握します。
    •  [ブロックして報告] 報告してブロック をクリックします。
      Google 広告ポリシーへの違反も報告する場合は、このチェックボックスをオンにします。
  3. [広告をブロック] をクリックします。

Google 広告アカウントの広告をすべてブロックする手順は次のとおりです。

Google 広告アカウントの広告をブロックすると、その広告主とのすべての取引に適用されます。ブロックされる取引には、ディスプレイ&ビデオ 360 のプログラマティック保証型取引、優先取引、プライベート オークション取引が含まれます。ブロックによって、収益が減少する可能性があります。
  1. 広告をクリックして、詳細ビューで、広告ネットワーク名の横にある [ブロック] ブロック をクリックします。

  2. [広告主をコピーして保護設定を表示] をクリックします。

  3. 保護設定で広告主に対するブロックを作成します。

この Google 広告アカウントの広告は今後常にブロックされるようになります。これはすべてのターゲティング タイプに当てはまります。

変更を元に戻す

広告に対する操作を行った後、表示される通知で [元に戻す] をクリックして、変更を元に戻すこともできます。変更を後で元に戻すこともできます。

ブロックした広告を許可する手順は次のとおりです。

  • [ステータス] フィルタを [ブロック] に設定すると、ブロックした広告のリストが表示されます。許可する広告を見つけて、[広告を許可] 許可 をクリックします。

ブロックした広告のページを許可する手順は次のとおりです。

  • [ステータス] フィルタを [ブロック] に設定すると、ブロックした広告のリストが表示されます。[すべて選択]、[許可] 許可 をクリックします。

広告や Google 広告アカウントに対して行った設定変更が、実際にサイトでの広告掲載に反映されるまでには最大で丸 1 日かかります。

クリエイティブの手動審査を使用する

This feature is in beta
Manual creative review is meant for publishers who have the ability to review creatives at scale in a continuous manner. Often, these publishers have FTEs or vendor teams that review hundreds or thousands of creatives daily. Delay in reviewing creatives may impact auction performance and lead to buyer throttling.
 
If you’re interested in having this feature activated for your account, please reach out to your account manager.

クリエイティブの手動審査の保護を設定すると、広告レビュー センターで審査されるまで、審査前のクリエイティブがプライベート オークション、マーケットプレイス パッケージ、公開オークションの広告枠に配信されないように設定できます。

アカウントでクリエイティブの手動審査の保護を有効にした場合、広告レビュー センターでのクリエイティブのステータスは少し異なります。

ステータス 説明
配信 これらのクリエイティブは暗黙的に許可されます。保護の対象になっていないクリエイティブにはこのステータスが適用され、ブロックされない限り広告枠に配信できます。
保留中 これらのクリエイティブはデフォルトでブロックされます。保護の対象で、手動での審査が必要です。これらのクリエイティブは、広告レビュー センターで審査待ちの状態になります。
許可 これらのクリエイティブは審査され、許可されました。これらのクリエイティブはネットワーク全体で許可されます。
ブロック これらのクリエイティブは審査され、ブロックされました。これらのクリエイティブはネットワーク全体でブロックされます。
アーカイブ済み クリエイティブはデフォルトでブロックされます。審査済みとしてマークされ、ブロック済みのままになっています。クリエイティブは、対象となっている広告枠の部分には配信できませんが、他の部分には配信できます。

クリエイティブの手動審査を開く

アカウント マネージャーに連絡して、アカウントのクリエイティブの手動審査を有効にしたら、次の手順を行います。

ステップ 1: 保護を設定する

  1. Google アド マネージャーにログインします。
  2. [保護]、[保護]、[新しい保護]、[クリエイティブの手動審査] をクリックします。
  3. クリエイティブの手動審査で保護された広告枠に入札している配信クリエイティブは、配信前に広告レビュー センターに表示され、承認を受ける必要があります。

ステップ 2: 広告レビュー センターでクリエイティブを審査する

  1. 広告レビュー センターにアクセスするには、[配信]、[クリエイティブ]、[広告レビュー センター] をクリックします。
    手動審査待ちのクリエイティブのステータスは「保留中」になります。クリエイティブは、審査してステータスを変更するまで、デフォルトでブロックされます。
  2. ステータスが [保留中] のクリエイティブに対して、以下の操作を行うことができます。操作を行うと、クリエイティブはキューから削除されます。
    • 許可: クリエイティブのステータスを [許可] に変更します。クリエイティブはネットワーク全体で配信されます。
    • ブロック: クリエイティブのステータスを [ブロック] に変更します。クリエイティブはネットワーク全体でブロックされます。
    • 審査済みとしてマーク: クリエイティブのステータスを「アーカイブ済み」に変更します。クリエイティブの審査の保護が設定された広告枠では、クリエイティブがブロックされたままとなります。クリエイティブは、広告枠の他の部分には配信されます。

クリエイティブの手動審査に関するヒントとおすすめの方法

クリエイティブの手動審査について、次の点をご確認ください。

  • 「保留中」としてマークされたクリエイティブは、審査する必要があります。クリエイティブの承認が早いほど、オークションへの影響は小さくなります。たとえば、平均的なクリエイティブがキャンペーンで 2 週間配信される場合、クリエイティブの審査と承認に 1 週間かかると、そのクリエイティブの収益が 50% 減少する可能性があります。複数のクリエイティブを選択すると、クリエイティブの審査と操作をまとめて行うことができます。
  • クリエイティブのステータスは、「配信中」と「保留中」、または「配信中」と「アーカイブ済み」のいずれかになります。 この場合、クリエイティブの手動審査の保護の対象となっている広告枠ではクリエイティブの配信はブロックされますが、保護の対象外の広告枠には配信できます。広告枠にクリエイティブを配信しない場合は、クリエイティブをブロックできます。
  • クリエイティブで [許可] または [ブロック] を選択した場合、クリエイティブ ネットワーク全体で許可またはブロックが適用されます。保護の設定に関係なく、クリエイティブを許可またはブロックすると、クリエイティブから他のステータスが削除されます。
  • [審査済みとしてマーク] をクリックすると、クリエイティブのステータスが [保留中] から [アーカイブ済み] に変更されます。この操作を行うと、クリエイティブは [保留中] キューから削除されますが、2 つのステータスで配信動作は変わりません。[保留中] または [アーカイブ済み] のクリエイティブは、保護設定が適用される広告枠には配信されなくなりますが、保護設定の適用範囲外の広告枠には配信可能です。

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