SDK 入札の概要

SDK 入札を使用すると、第三者購入者はモバイルアプリ広告枠を購入し、GMA SDK ではなく、その購入者が所有する SDK を使用して、アプリ内でクリエイティブをレンダリングできます。

購入者はデフォルトで「無効」になっています。

パブリッシャーは、収益化を希望する購入者ごとに次のことを行う必要があります。

1. モバイルアプリに購入者の SDK をインストールします。
2. Google アド マネージャーで、SDK 入札を許可して、セキュア シグナルを有効にし、サポートするモバイル広告枠とフォーマットの広告ユニットのマッピングを追加します。

ビッダーから提供される販売者情報を使用して、ads.txt と app-ads.txt ファイルを更新してください。

この手順を完了すると、アド マネージャーから購入者に入札リクエストが送信されます。

パブリッシャーと購入者は直接取引するため、こうした購入者に適用されるデフォルト クリエイティブの要件はプラットフォーム ポリシーのみとなります（ネットワークのポリシーと保護設定は無効になります）。ほとんどの購入者では、広告ユニットのマッピングとセキュア シグナルの受信が必須になります。

ビッダー	ウェブサイト	連絡先
Applovin	support.applovin.com/hc/en-us/articles/4403950488077-I-m-a-Publisher-How-Do-I-Get-Started-with-AppLovin	dash.applovin.com/signup applovin.com/contact
InMobi	https://www.inmobi.com/google-open-bidding	publisher.inmobi.com/signup
Liftoff	https://liftoff.io/publisher/	[e-mail]
Meta	https://www.facebook.com/business/goals/monetize-content/publishers	[e-mail]
Mintegral	https://www.mintegral.com	[e-mail]
Pangle	https://www.pangleglobal.com/	[e-mail]

価格と保護設定

SDK 入札には価格設定ルール（広告主のアド マネージャーなど）が適用されます。

デフォルトでは、保護設定（ブロックルールを含む）は SDK 入札パートナーには適用されません。アド マネージャーでは現在、SDK ビッダーのクリエイティブのスキャンはサポートされていません。

レポートの作成

アド マネージャーのレポートには、SDK 入札を介して発生したインプレッション数と純収益に関する集計情報が表示されます。アド マネージャーの収益に関しては、デマンド チャネル別の内訳として、「SDK 入札」、「Open Bidding」、「メディエーション」のほか、従来の「Ad Exchange」のインプレッション数などを確認できます。レポートで「デマンド チャネル」ディメンションかフィルタを使用します。

また、「入札者（ビッダー）」ディメンションを使用して、SDK 入札パートナーごとの収益の内訳を表示することもできます。

使用できる指標は、「合計 CPM / CPC 収益」などの合計指標です。SDK 入札パートナーは収益グループに含まれていないため、[収益グループ] の指標は使用できません。

入札パートナーのクリック数は表示されません。代わりに、SDK 入札パートナーのレポートでクリック アクティビティを確認できます。