予測は、調査広告申込情報で獲得できるインプレッション数を把握するのに役立ちます。獲得できるインプレッション数は、ウェブサイトやアプリへのトラフィック量、つまりウェブサイトのページにアクセスするユーザー数や、アプリを使用するユーザー数によって異なります。
利用可能な広告枠を確認するには:
- 調査広告申込情報の予測を実行します。ターゲティングなどの配信設定は、獲得できるインプレッション数に影響します。
- 予約するインプレッション数の目安として、予測画面の最初のページに表示される結果をご覧ください。
- 競合する広告申込情報を表示して、調査広告申込情報を予約した場合の影響を分析、調整します。
調査広告申込情報で予約できるインプレッション数は、優先度が同じまたは低い競合する広告申込情報をどのように外すかによって変わります。獲得可能なインプレッションよりも多くのインプレッションを予約すると、これらの広告申込情報は配信不足になる可能性があります。
費用は予測で考慮される条件ではありませんが、競合する広告申込情報による収益への影響を確認することができます。調査広告申込情報でより多くの収益が得られると予測される場合は、競合する広告申込情報の配信を変更できます。
予測で入稿条件がどのように考慮されるかについて
予測では、利用可能な広告枠を決定するときに、ターゲティングなどのほとんどの配信設定が考慮されます。予測でこれらの詳細がどのように考慮されるかについては、以下をご覧ください。
| 配信設定 | 考慮される項目 |
|---|---|
フリークエンシー キャップ |
フリークエンシー キャップは考慮されますが、月間または全期間のフリークエンシー キャップはデータに反映されません。その結果、月間または全期間のフリークエンシー キャップが設定されている場合、空き状況が多めに予測される可能性があります。 |
優先度 |
予測では、優先度を考慮して、[優先度が同じまたは低い広告申込情報で予約済み] の数（優先度が同じまたは低い広告申込情報からインプレッションを奪う場合に広告申込情報で獲得可能なインプレッション数）が決まります。また、配信が見込まれるインプレッション数の計算でも優先度が考慮されます。 |
カウントとクリエイティブの詳細 |
一部の広告申込情報では、同じ広告枠サイズに複数のクリエイティブが必要です。 [クリエイティブの詳細] の [回数] フィールドに値を入力すると、同じサイズで複数あるクリエイティブを考慮でき、数を使用してより適切な予測が可能になります。数を指定しない場合、サイズごとに 1 つのクリエイティブのみとする予測となり、正確な予測を行うことができません。 たとえば、300x250 のクリエイティブを 2 つ必要とする広告申込情報があるとします。ターゲット広告枠は、そのサイズの広告スロットが 2 つあるウェブページです。予測では、ページを 1 回訪問すると、300x250 の 1 つの広告スロットにつき 1 インプレッションとしてカウントされます。ただし、実際には各広告スロットに 2 つのクリエイティブが配信されることが前提であるため、2 インプレッションとして予測する必要があります。 |
広告の配信 |
実際の「広告の配信」の設定に関係なく、すべての広告申込情報が均等ペースで配信されるものとしてシミュレーションが行われます。 |
ロードブロッキング広告 |
ロードブロッキング広告に関する予測を実行すると、アド マネージャーでは 1 回のページビューで同時に発生するインプレッションが記録されます（これをページ認識といいます）。また、予測では、予約を検討しているロードブロッキングのタイプ（広告申込情報内のすべのクリエイティブに対して動作するロードブロッキング、またはマスターとコンパニオンのクリエイティブ セットに対して動作するロードブロッキング）が考慮されます。 たとえば、728x90 のクリエイティブと 300x250 のクリエイティブを 1 つずつ含む広告申込情報について、ページビューが次の内訳で予測されたとします。
この場合、ページ C でのみ両方のクリエイティブを使用したロードブロッキングを配信できると認識されるため、使用可能なロードブロッキング インプレッション数は 4 と判定されます。 |
