これらの種類のユーザー向けメッセージは、「プライバシーとメッセージ」で作成できます。このリストには、今後の更新によって他のメッセージ タイプも追加される予定です。
GDPR メッセージ
このメッセージ タイプは、広告配信を目的とした一般データ保護規則に関する同意取得のため、欧州経済領域(EEA)と英国内の対象ユーザーに表示されます。
一般データ保護規則(GDPR)について
- 対象地域: EEA、英国
- 説明: GDPR は、2018 年 5 月に施行された欧州のデータ保護法です。EEA のユーザーの個人データを保護することを目的としており、EEA または英国のユーザーによる操作で発生したすべての広告リクエストとページビューに適用されます。対象地域のユーザーから同意を得るには、アド マネージャーの「プライバシーとメッセージ」を使用するなど、いくつかの方法があります。
- 関連情報:
CCPA メッセージ
このメッセージ タイプは、広告配信を目的としたカリフォルニア州消費者プライバシー法に関する同意取得のため、米国内の対象ユーザーに表示されます。
カリフォルニア州消費者プライバシー法(CCPA)について
- 影響を受ける地域: 米国カリフォルニア州
- 説明: カリフォルニア州消費者プライバシー法(CCPA)は、カリフォルニア州在住ユーザーのためのさまざまな権利を確立する新しいデータ プライバシー法です。カリフォルニア州でビジネスを行う企業が収益、データ処理、その他の要素に関連する基準のいずれかを満たす場合に適用されます。CCPA は、カリフォルニア州在住のユーザーが「個人情報」の「販売」を拒否する権利を法律で定めたものです。「販売者」パーティのホームページにある「個人情報を販売しない」リンクから販売を拒否することができます。ただし、CCPA では「販売」の定義にいくつかの例外があります。たとえば個人情報の転送すべてが販売に当てはまるわけではなく、「サービス プロバイダ」に個人情報を転送することは法律上販売とは見なされません。
- 関連情報:
IDFA メッセージ
IDFA メッセージは、Apple の App Tracking Transparency(ATT)ガイドラインで定められているとおり、IDFA の使用について許可を得る必要がある iOS ユーザーに表示されます。
IDFA と ATT について
- 対象ユーザー: Apple デバイスに iOS 14 以降をインストールしている iOS ユーザー
- 説明: Apple の iOS には、ユーザーのモバイル デバイスを識別する IDFA(Identifier for Advertisers: 広告主向け識別子)という機能が用意されています。IDFA を使用するにはユーザーの明示的な許可が必要となります。
AppTrackingTransparency
権限をアプリに追加すると、ユーザーに IDFA などの識別子へのアクセスと使用を許可するよう求める ATT アラート(「iOS ATT アラート」の略)が追加されます。「プライバシーとメッセージ」を使用すると、この iOS ATT アラートの直前に IDFA メッセージを表示できます。IDFA 説明メッセージは、ユーザーに状況を説明して、ユーザーデータの用途を理解してもらうのに役立ちます。 - 関連情報: