Google アド マネージャーの広告枠とは、ウェブサイトやアプリの広告スペース（広告を表示する場所）を指します。広告枠は、広告主や購入者に販売できます。アド マネージャーの広告スペースは、広告ユニットで表されます。プレースメントを使用して広告ユニットをグループ化することもできます。
広告ユニットを作成すると、コードも生成されます。このコードがウェブサイトのページに挿入され、ユーザーがウェブサイトやアプリにアクセスすると、このコードによってアド マネージャーに広告のリクエストがなされます。アド マネージャー ネットワーク内に有効な広告キャンペーンがある場合、ウェブサイトやアプリに広告が表示されます。
一般に使用される「広告枠」の意味
通常、広告枠という用語は、他のアド マネージャー ユーザーやデジタル広告業界の間ではより広い意味で使用されます。多くの場合、広告枠にはウェブサイトやアプリの広告スペースだけではなく、ターゲティングの意味も含まれます。
- 場所: ターゲティングを使用すると、ウェブサイトやアプリのどこに広告を表示するかを制限できます。たとえば、広告をウェブサイトのホームページにのみ表示し、それ以外のページには表示しない場合などに便利です。
広告の表示場所を決める際に使用する重要な機能に、Key-Value があります。Key-Value は汎用性が高く、アド マネージャーでさまざまな用途に使用されます。その中で、特定の広告スペースをウェブサイトやアプリのどこに置くかを定義することは、重要な用途の一つです。詳しくは、広告枠の構造を決めるをご覧ください。
- 対象者: ターゲティングにより、広告の表示対象者の制限が可能となります。たとえば、ウェブサイトやアプリのユーザーのうち、ニューヨーク市の 18～32 歳のユーザーにリーチする場合などに便利です。
広告枠を販売する場合、それはデジタル プロパティ上の広告スペースを販売するだけでなく、広告表示の場所や対象者を指定できるターゲティングも販売することになります。
ターゲティングは Google アド マネージャーの重要かつ安定した機能です。詳しくは、ターゲティングについてをご覧ください。
ネットワークの広告枠の構造は、アド マネージャー ネットワークの [広告枠] で定義します。
